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Kentさんのブログ一覧

2011年07月17日 イイね!

車検:3年・36,000km超・・・しかし魂を、僕はどこにおいてきたのやら。

2年目の定期点検について書いてなかったですが、335iクーペも3年経過、車検時期となりました。今後のための備忘録として、車検記録。

まずBMW24ヶ月点検項目として、車検代行、2年点検、総合検査、エンジン、シャーシ/スチーム洗浄を含むなどの整備費用と、保険料・自動車重量税などがかかります。今回は、ナビの地図のバージョンアップと、ドアのエッジのtouch-upを含めて総額16万円ほどとなりました。

実は今回、気になっていたのが足回り。2009年夏頃に、納車時についていたもともとのタイヤ(BRIDGESTONE RE-050A LFT)の右フロントのサイドウォールの一部に膨張部分が見つかり、窒素充填で訪れたタイヤ屋さんから、即交換せよと宣告されました。で、倉庫からタイヤ搬入に半日またされ左右交換しましたが、一方で外したタイヤをみたタイヤ屋さんが、左右フロントタイヤの内側が異常に摩耗していると指摘しました(彼曰く、アクティブステアリングのせいだろうと)。どうもFR車にしては前が減るような印象があったわけですが、1ヶ月ほど前に雨の首都高のタイトなコーナーで、継ぎ目にリアをすべらせて、カウンターを充てる経験をしてしまうと、車の制動をいち早く取り戻せるのも、カウンターを充てた後のフロントのグリップ力頼みと痛感します。

そんなこんなで、足回りは徹底的に見て貰いました。

ブレーキ測定  パッド残量 前:9.5mm/後:6.0mm
       ローター残量 前:0.9mm/後:0.7mm
タイヤ     タイヤ残量 前:7.5mm/後:5.0mm

タイヤ交換から2年たらずで前輪は2.5mm程度摩耗。リアのほうは納車時から3年で5mm。フロント2セット目も、やはり結構減ってます。ブレーキの方は後1年ぐらいはもちそう。

今回点検を行ったメカニックによると、フロントのスラストロッドブッシュに亀裂があり、グリスが漏れていることが判明。ま、ブッシュゴムの問題だけで、フロントタイヤの減りの速さを説明できないでしょうが、やはり多少フロントに負荷はかかっていたって事でしょうか。というわけで、両側トレーリングアームのラバーマウント交換となりました。今日、Dからの帰り道に、ちょっと走り出してみただけでも、フロントのソリッド感というか接地感が今までとは全く違う印象を持ちましたから、今後多少改善されることを望むばかりです。

さらに、ATトランスミッションのコネクタースリーブ部にオイル漏れ発見という事で、こちらも対策が取られておりました。1年目のATオイルパンへのオイル漏れでオイルパン交換に結構入院したわけですが、3年目もやはりATで不具合。335iクーペは燃料高圧ポンプのみならず、AT関係も鬼門なのでしょうか。

それから、クーペ独特のシートベルトエクステンダーのギミックですが、今年に入りベルトを運んでこなくなってました。ここも部品交換。ステアリングホイールの化粧カバーも若干はがれがあったので、カバーも交換。それから、サービスインクルーシブでカバーされないバッテリー交換を提案されましたが、とりあえず今回はパス。

E46にのっていた頃の3年目の車検では、45,000km超走ってましたから、もうちょっとかかりましたが、今回はナビのバージョンや重量税の上昇を考えれば、比較的いい値段でおさまったという感じでしょうか。

さてさて、今回ちょっと考えさせられたことが一つ。

代車で乗った33,000km超のE90初期型ノーマル320i。どうも、ちょっとお疲れ気味なのか、きしみが方々から聞こえるわけですが、それとは別に随分と乗りにくい車に感じました。普段のE92 335iとはアクセルワークが全く違うこともさることながら、どうも車体が重いようで、流れに乗せていくのにかなり苦労しました。以前乗っていたE46 318iは、ほぼ同エンジンのN42でしたが、車体が軽かったお陰でこうした苦痛を全く感じなかったのですが、E90は・・・正直重くて鈍い。そしてなにより、エンジン音が悲しい・・・N42のほうが格段に良かった。

また普段アクティブステアリングでかなりスポイルされている身には、アクティブステアリングのない車は、車庫入れから、右左折のひとつひとつのハンドル操作量が格段に多いことに辟易し、ハンドルと曲がるスピードをなかなか合わせられず、アンバランスになりがちです。

Dで自分の車を受け取り、家路に就いた訳ですが、同じ道を帰るのも代車とはまるでちがって楽ちんで、あっという間に自宅の車庫に着いてしまいます・・・E92クーペ、確かに上質で、かっこよくて、速くって、何の不自由なく、期待通りのパワーで答えてくれるわけですが、この車に、いまの僕が見いだしている価値とは、比較的Mercedes的philosophyに近いような、快適な移動手段・・・それ以上のものは、何も求めていないのでした。

かつて、あれほど車を運転することに情熱をかたむけ、操作の一つ一つをなにより楽しんでいた頃から考えると、今の僕は、大切な何かをどこかに忘れてしまったのかな、と思う。電子デバイスが多用されるようになり、安全を優先して重く大きくなる車体と燃費重視の軽量エンジン・・・時代の流れは「走る歓び」をも変化させたのも事実でしょうが・・・。

しかし改めて、僕にとって、BMWの走る歓びとは・・・何だろうか。
Posted at 2011/07/17 00:01:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2011年02月26日 イイね!

トラブル:N54エンジン・高圧ポンプ異常

昨年12月初旬頃のことでしょうか。

その日は、朝から訪問先にむかっておりました。池袋線-外環道を抜けて関越に向かうルートが、中央環状線との接続あたりで事故があったらしく、大渋滞。池袋線を途中で降り、練馬ICにむけてつらつら頑張っていましたが、アポイントメントの時間にはぎりぎり。関越に乗ったら乗ったで、結構な車の数が走っており、(品がないとは重々承知で)追い越し車線が開けたら、急加速して先を急ぎました。その甲斐(?)あって、10〜15分程の遅刻でクライアントとは会えそうな時間になりました。

関越道から圏央道に入り、八王子方面へと走っていたところで、追い越し車線の目の前には大きなトラック。80キロほどで走っている前のトラックが、走行車線に戻るのをみとどけて、ぐっとアクセルを踏み込んだところで、「がっくん!」と結構、大きな衝撃。警告ランプ(i-Driveには「エンジン出力異常」の文字)と警告音が・・・上がり始めていたはずのスピードが、ゆるゆると下がり始めます・・・や、やばい、これではこのまま止まってしまう・・・冷や汗たらたら・・・高速道路上ですから、いろんなことが頭を巡ります。ハザードを点滅させて、安全な場所を探しますが、たった今、出口を過ぎたところで、避難エリアまでは随分遠くな感じ。路肩に止めるかどうかを考えながら、ふとエンジン回転数に目をやると、周期的に変な振動音がしていますが、1200ー1500回転ぐらいで回り続け、速度は60-70km/hを維持しています。もちろん踏み込んでも、回転は上がりませんが、このまま数キロは走れそうな感じでしたので、次の出口まで5km程その状態を維持しました。

出口を出て、とりあえずエンジン停止。訪問先まではまだまだ距離がありますから、タクシー拾って駆けつけなければなりませんが、簡単にタクシーなど見つかりそうもない予感。そこで、ダメもとでもう一度「スタート」ボタンを押して、エンジンスタートさせてみると、普通にエンジンがかかるではないですか!!しかも、先ほどエンジンから聞こえていた振動音がなくなっていました・・・怖いとは思いながらも、約束の時間がありますから、いけるところまで行こうと決心し、とりあえず車を発進させました。

無事たどり着き、クライアントとのミーティングも終えて、駐車場に戻ります。そこで、再度エンジンをかけてみましたが、やはり通常通りだったので、自走可能と判断、Dに電話で即入庫の旨をつたえて一路サービス工場に向かいました。

メカニックの検査結果によると「エンジン内高圧燃料ポンプの異常」とのことで、つまりは、ターボ直噴エンジン内に、必要な高圧燃料が十分噴射されないトラブル。従って、エンジンの高圧ポンプの部品交換の必要があるらしい。サービス担当によれば、珍しいトラブルではないらしく、今朝の出来事を次のように分析してくれました。

1)トラックを追い抜こうとアクセルを踏み込む際に、急加速に必要な燃料と圧縮値をコンピュータが計算し、エンジン内に高く圧縮したガソリンを送り込んで、回転数を上げようとする。

2)しかし燃料の圧縮が、必要な数値に達しなかった模様。その場合には、それを察知していたセンサーが、エンジンを保護モードに切り替える指令を出して、回転数が上がるのを阻止する。

3)保護モードはスピードリミッターのようなもので、回転数とスピードの上限を維持したまま、しばらく走ることが可能。リミッターが働いている状態は、ちょうどF1やGTレースカーがピートレーンを走る際にスピードリミッターが働く原理と同じで、その際、エンジンからは「ばばばばっ」と振動が出る。警告ランプは「即停止」を示す「赤」ではなく、注意を促す「黄」。

4)エンジンの再始動が出来た件については、高い燃料圧縮が必要がない場合、つまり、コンピュータがはじき出したガソリン量と圧縮値に照らして、実際の燃料噴射がセンサー異常とならない限り、エンジンは通常モードであり、普通に走行が可能とのこと。高速を降りてから、地道を通常のように自力走行可能だったのは、高速道路ほどアクセルを踏み込む必要が無いから。ちなみに、そのトラブルが起こる1ヶ月前ぐらいから、毎朝エンジンの掛かりがとても悪かったことを話すと、エンジン始動時には比較的高い圧縮燃料が必要な場合があり、エンジンがかからないのは、同様に圧縮値が、必要なレベルまで達しなかったからだろうとのこと。

いやぁ、冷静にサービス担当の話を聞くと、納得ですが、しかし朝、相当時間に焦りながら高速を飛ばしているところだったので、最初はエンジンから出火でもして、「死ぬか」と思いました。ということで、そのまま入庫、もちろん保証によって修理、数日で家に戻ってきました。

さて、この件をネットを調べてみると、みんからブログでも、N54エンジン搭載車でトラブルが報告されておりますねぇ。アメリカではリコール対象になっているとのこと・・・いやぁ、こわい、こわい。

しかしBMWジャパンからは何の通知もありませんぜ?
Posted at 2011/02/26 18:55:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2009年09月12日 イイね!

DVD/CDドライブとiPodインターフェイス

DVD/CDドライブとiPodインターフェイス輸入車の電装品はなかなか融通が利かないものですが、その際たるものがオーディオでしょう。とはいえ、iPodというものがこの世に出てから、音質にさえ拘らなければ、自分の所有する全ての音楽を、手軽に車の中に持ち込むことができ、聴きたい曲がいつでも聞けます。

我が家の335iクーペは、納車時にディーラーオプションのiPodインターフェイスを取り付けました。使い勝手はいまいちな部分(ランダムプレー中のスキップが、演奏中アルバムの次の曲に移ってしまうとか、全ての曲を頭からスクロール表示出来ない、遅いなど)はありますが、手持の音楽は全てiPod-iTunesで管理しているので、部屋に持ち帰ったiPodは常に新しい曲にアップデートされ、好きな曲でご機嫌なドライブが出来ます。そして何より、iDriveからアクセスできるスマートさですね(ダッシュボード内にiPodはほったらかしですが・・・)。

妻が独身時代のっていたSLKでは、社外ナビのハードディスクに一生懸命CD突っ込んで、音楽を保存していたらしいのですが、生憎、それらをそのまま335iに引き継ぐことは出来ず、妻はドライブ中、もっぱら私のiPodを鳴らしてドライブしていました。とはいえ、ドライブ中は自分の好きな曲を聴きたいのが人情というもの。妻の手持ちCDは50枚ほどなので、それらを新たに保存するように、余っていたiPod nano (1st generation, 2GB)を差し上げました。

パソコン不得手を自称する妻のこと。CD50枚分の曲ファイルのパソコン取り込みは、妻が外出中の私のお仕事に・・・泣。

実際、50枚のCDを、AACフォーマット(高音質:128kbps)で取り込むと、全ファイル合計が2.3GB程に。これだと、微妙にiPod nanoの容量には収まらず。帰宅した妻に「iPod nanoに収まるように1.8GB分、好きな曲選んで」と言ったところで、妻の「はぁ?」な反応は目に見えているわけで、nanoに入りきらず溢れた曲をどうするのか、思案のしどころでした。

ふと思いついたのが、ディーラーで言われたDVDドライブの活用。08年モデルの我が家の335iクーペには、CDとDVDドライブの2段構成で、トランク内にCDチェンジャーがついてます。CDチェンジャーはiPodインターフェースで置き換えた関係で、機能としては全く死んでいるわけですが、殆ど使わないセンターコンソールにあるCDとDVDドライブの機能はそのまま活きてます。

納車時に営業さんのナビの説明に、「iDriveのDVDドライブはDVDロゴはついていても、残念ながらDVDビデオはご覧になれません。ただ、DVDディスクにパソコンでMP3ファイルを保存すると、そのまま音楽を演奏できますよ」といわれたのを思い出す・・・ってことは、片面ディスク・4.7GB分のMP3ファイルが保存できるはず・・・50枚分のCDが1枚のDVDに全部入るじゃん。

早速、ネットで調べてみると、E60などでは、それが出来るモデルと出来ないモデルが、製造年で別れているらしく、E92でも出来ないモデルがあるとか。さらにファイルをDVDに上手く保存しないと、iDriveに曲名やアーティスト名が表示されないらしい。いろいろ調べた結果、以下の2点がポイントらしい。

1,パソコンで音楽ファイルの保存先を、(フォルダ:アーティスト名)>(フォルダ:アルバム名)>(それぞれの曲ファイル)という階層にして、生のDVDディスクに焼く。

2.ファイルを保存するディスクは「DVD-Rディスク」でも可だが、「DVD-RWディスク」を使う。そうすると、DVDドライブがディスク内を頻繁にシークすることがなく、動作音が静か。

その他、一旦ディスクを焼き上げてから、後日追記したファイルは階層表示されないとか、最大のフォルダ数は255とか、ディスクのメーカーによっては相性があるとか・・・。ま、何も考えず、取り敢えずチャレンジしました。

CD50枚をiTunesに取り込んだ際、保存されているファイルは「AAC」フォーマットなので、それらを「MP3」フォーマットに変換します。出来上がれば、iTunesを使ってMP3ファイルだけをそのままDVDに焼くこともできますが、この場合、できあがったディスク内の構成が、「1」の様にはならないんです。ならば、「Music」フォルダ>「iTunes music」フォルダにある、アーティスト名のフォルダ・その中のファイルを直接DVDディスクに焼くのが確実。

ただし、iTunesで保存されているファイルを「AAC」フォーマットから「MP3」フォーマットに変換した直後の状態で、「iTunes music」にライブラリとして保存されているフォルダをDVDに保存すると、AACファイルとMP3ファイルが混在したままですから、曲ファイルが2重に存在して、4.7GBの容量オーバーの可能性。

DVDディスクにはAACファイルは要らないので、それらを取り出すために、一旦「iTunes music」フォルダごとデスクトップへコピー。Finder(windowsならエクスプローラー?)からコピーした「iTunes music」フォルダ内のファイル検索=拡張子「.m4a」のファイルを検索=AACファイルをリストアップ、コピーされたフォルダ内から全AACファイルをゴミ箱へ捨ててしまえば、デスクトップに保存された「iTunes music」フォルダ内にはMP3だけが残ります。

デスクトップの「iTunes music」フォルダの名前を好きな名前に置き換えて、「右クリック」から「DVDに焼く」オプションを選択、ディスクが作成され始めて、1時間ほどで完成。あとは出来上がったディスクを、車のコンソールにあるDVDドライブに挿入すれば、勝手に音楽が鳴りだします♪

試行錯誤を繰り返し、妻の留守中の時間全部をつかって、ようやく苦労の血漿ディスクが出来あがりました。

ということで、猫も杓子もiPodの時代、愛車にiPodインターフェイスが必須のように言われておりますが、なにぶん純正インターフェイスのオプションはお高いです。700〜1000曲程度が1枚のDVDに保存できますから、ジャンル毎にDVDディスクにファイルを焼いた方が断然安上がり、もちろん、生のDVDディスクは150円程度で売られていますから、お手軽です。シーン毎に曲のジャンルでディスクを選ぶ方が、iDriveからiPodをのろのろと操作・検索するより、効率的ですねー。

妻に差し上げたiPod nanoは役立たず・・・結局、リビングのZeppelinに差し込まれ、自宅オーディオ機になりました。とはいえ、これで妻のドライブがご機嫌になるようで、めでたし、めでたしです。

Posted at 2009/09/12 12:49:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2009年07月23日 イイね!

1年点検(BMW12ヶ月定期点検)

納車から間もなく1年、走行距離は14,000kmに到達。この間、いろんな事がありましたが、総じてこの車で過ごした時間はどれも良いものばかり・・・我が家にとって、「げん」のよい、いい車になりそうです。

さて、点検前からわかっていた不具合といえば、突然エンジンオイル不足の警告が点灯すること。iDriveでオイルレベルをみると、何故かオイルは十分充填されていて、この警告も、数キロ走っているうちに消えるという不可解なもの。最初に警告が出たのは、納車直後2〜3ヶ月ぐらいだったのですが、今年に入って1回、ここ1ヶ月で、妻が乗っているときに2回発生。

それから、妻が乗るようになって最初のリクエストは、UVカットフィルムの施行でした。Dラー営業に問い合わせると、BMWのウィンドウは、クライメイトコンフォートガラス(熱遮断ガラス)でも紫外線カット効果は全くなく、紫外線はほぼ通過しているとのことでした。E92/335iに乗ってから、たしかに日中走っていても肌にじりじりとした暑さを全く感じないようになりましたが、日焼けはあいかわらず(私の肌はジグロですが)。営業さん曰く、フロントガラスにフィルム類は貼れないため、サイドに施行してもあまり効果ないですよ、とのことでしたが、そうは言っても、やはり妻の強い希望で、気休めながらのフロントを除く5面にUVカットフィルムを施行することに。あと、雨の日の視界不良が最近酷いので、レインリペールを施工。

ということで、木曜日夜に入庫、日曜仕上がりにて月曜朝、妻と二人で引き取りにいきました。この間、代車はデモカー・新車の530i、走行距離は400km程度。以前、同じく代車525i・Hi-Lineで2.5リッター・N52B25Aを体験しましたが、3.0リッター・N52B30Aエンジンはお初。余裕の馬力、自然吸気の素直なレスポンス、シルキーシックスのなめらかさ、低回転時の静寂さ・回すときの力強さといい、あらためて、もう一つのBMW至宝エンジンを実感。印象として、2.5リッターとの違いはかなり大きいですね。重量がある5シリーズなら、できるならリッチトルクなエンジンを選びたいところ(が、お値段的には135万円違います。インテリアのHi-Line仕様が530iはそのまま標準装備のようですから、実際にエンジンの違いは100万円。そこに価値を見いだせるかどうかは、実際乗る場面のほか、ドライバビリティの違いを埋められるアクセルワーク・シフト選択等、やはりドライバー次第なんでしょう。但し、エンジン排気量の違いは、325i/330i以上に、悩む選択と思われて・・・)。また、同じBMWであっても、ターボエンジンを載せたE92/335iクーペとは、車としてのパッケージ(=例えば車外・車内に響くエンジン音)が明らかに違います・・・しなやかすぎる足回り設定に、ウッドパネルの雰囲気がじじむさいと、なぜか妻はご不満の様子(汗)。

さて、定期点検結果、
ブレーキパッド: 前/後 12mm/8mm
タイヤ測定:   前/後 エアー:2.2kpa/2.5kpa 残量:7.0mm/6.0mm

ワイパーブレード(両側)交換 (BSI加入)
ロングライフオイル充填 1.0L

エンジンオイルの不具合は、単純にオイルの不足ということで、解決されてしまいましたが、今後様子見ですねぇ。

ということで、点検定期にかかったのは、点検代金¥23,100の他に、部品代エンジンオイル1.0L¥2,200です。それに、フロント、サイドガラスのレインリペールが、¥5,250で、合計¥30,550。5面のUVカットフィルムの施行が¥39,000でした。

さて、点検でわかったほかの不具合が幾つか。まず一つはATオイルパン部に若干のオイルにじみがあるとのこと。重症ではないようですが、今後気になる症状になり得るとのことで、ドイツ本国から部品を取り寄せて、リターンオイルラインを取り替え。納期は1ヶ月後、入庫は1週間ほど、ちょっと厄介です。

あとはCAS デイフェクトメモリーありということで、なにやらソフトウェアが再設定となってます。再設定項目になったのは、アクティブステアリングキャリブレーション、DSC、タイヤパンク表示の初期化、ECUプログラミング/コーディング、サンルーフ/パワーウインドウ初期化、ステアリング舵角センサー調整などとなりました。

ということで、意外にいろいろ不具合ありますね。N54B30Aエンジンを始めて載せたE92がデビューしたのは06年。我が家にやってきたのは08年ですから、車全体の信頼性という意味での熟成は、まだ深化中ということなんでしょうか。

とはいえ、事故もなく無事に1年を過ごしました。この車には感謝してます。これからも大切に乗って、家族の良い思い出を沢山作りたいとおもいます。

Posted at 2009/07/23 11:44:25 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記
2009年05月10日 イイね!

GW惜別ドライブとSLK

GW惜別ドライブとSLK結婚を機に、婚約者の彼女は愛車を手放すことになり、ゴールデンウィーク福島へ、惜別ドライブとなりました。ドライブコースについては「おすすめスポット」のところでまた後日。

さて、彼女の愛車は00年モデルのSLK230(AMGエアロ)。彼女の情熱が相当こもった車で、足回りからシートまで結構手が入ってます。ということで、道中、彼女の代行さんドライブをしたときに感じた幾つかを。

そもそも、ブレーキの効きが全く違う・・・とにかく、優しくスムーズに止まるMercedes。いやぁ、gentle。一方で、最後3~5mぐらい、ブレーキの足の力のいれ具合を全く変えなくても、「かっくん」と、とまるのがBMW。ブレーキパッドがディスクに吸い付くようになって・・・どんなに低速でブレーキングしても・・・いつでも「かっくん」。ブレーキへたくそ~ってかんじなBMW(この吸い付きブレーキのおかげで、もしかしたら、これまで幾つも接触を避けられたのかも知れないとおもうこともあり)。

ハンドルが軽い・・・彼女の車はアラインメント調整が必要な感じですが、気持ちかなり楽な感じがします。一方で、もちろん335iクーペのようなアクティブステアリングが無いわけで、右折や左折、路駐など、普通の車の場合だと日常こんなにもハンドル操作量が多いということには改めてビックリ。普段、アクティブステアリングの恩恵を受けていることを全く感じていなかったため、いまさらの大きな発見でした。

あと、当たり前ですが、ホイールベース短く、小回りがきく車ですね。とはいえエンジンに関しては、エンジン屋のエンジンと車屋のエンジンとは、やはり比較は出来ない感じ。印象としてSLK230のエンジンは必要十分、この車はパッケージそのものが命ですから、エンジン自体には遊び心はない感じ。

このSLK、足回りを相当固めているようで、高速のつなぎ目などをこえると「どしゃ」、路面が悪いと天井に頭打ちそうに「がつん」、といきますが、一方で、キャラクターがいまいち不透明な335iのネガな部分も、改めて見えてきますね。

というわけで、ラフなインプレですが、同じ独車でも、それぞれの設計思想の違いからか、こうもキャラクターがちがうのかと実感しました。たまに他の車にのるとなかなか勉強になりますね、おもしろい休日でした。

彼女が愛情そそいだ車、思い出も何もかもつまってますよね。お別れする日はもう近いのですが、どうか良いオーナーに渡ることを願ってやみません。
Posted at 2009/05/11 00:14:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「月曜日、G05白ハーマンフロントスポイラー装備車とすれ違った@新宿。しぶっ!」
何シテル?   03/16 17:41
いじるより、ドライブが好きです。お勧めスポットなど、皆さんと交歓できればいいなと思っています。
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