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今日は、7月29日に永眠した愛犬チワワ

｢風太くん｣の四十九日法要のために

岐阜県土岐市の動物観音 三千院に行って来ました。




風太は、平成16年1月

抱っこできる室内犬を欲しがっていた家内への

スイートテンのプレゼントの意味も含めて

我が家にやって来ました。

以来、家族にとって

特に家内にとっては最高の癒し犬として

家族同然に暮らして来ました。




しかし、今年7月のある日

突然 足元がふらついて歩行が困難になり

病院での診察の結果、腹部に多数の腫瘍が見つかり

余命1ヶ月と宣告されました。

青天の霹靂・・・

突然の出来事ににわかには信じられませんでした。

風太は帰宅後も全く元気が無く、食欲も無くて

常に横になっていました。

発熱のため息が荒く呼吸が早くなり、苦しそうでした。

今年の夏は酷暑だったのでさぞや辛かったと思います。

自宅では一日中冷房をつけ、身体にアイスノンを巻き付けたりして

少しでも楽になるよう世話をし続けました。




在りし日の風太↓










寝てるトコロばかりですが…(^-^ゞ

もちろん普通のもあります (*^^*)





コレ↓は亡くなる10日前

いつもはリビングで寝そべっているのに

夜に出掛けた家内の帰りを待ちわびて

玄関につながる廊下で横たわる風太です。

この頃は腹部がパンパンに張り、真っ赤に充血して

廊下まで歩いていくのも辛かったはず…

ゲートの向こう側が玄関です。

一時でも早く家内に会いたかったのでしょう。






この時の様子は家内には伝えていません。

家内はきっと涙するに違いないから…








風太はよく噛む犬でした。

爪切りが嫌いで、無理やり切ろうものなら

容赦なく噛んできました。

ワタシなどどれだけ噛まれたか数知れません。

でも憎めない…わが子も同然な所以ですね(^.^)




風太が来てまだ間もない頃

家族一緒に外出した際に立ち寄った某サービスエリアで

子犬の風太を可愛いと思って近寄って来た見知らぬ4～5歳の女の子の足を

風太は不覚(？）にもガブッ!!っと噛んでしまいました。

身体の小さなチワワは本来警戒心が強く

自分の身を守るため不用意に近づくものには噛み付いてしまうんですよね。

でも、それ以来 ワタシたちは風太を

外出御法度の完全室内犬にしてしまいました。

不器用な飼い主でごめんなさいね。








具合が悪くなってからは

毎週末 病院に通いました。

腹部内出血を止める薬も飲み続けました。

その甲斐あってか、腹部の赤みは徐々にひき

7月30日朝、ワタシが出勤する時には

それまでの様子が嘘のように

食欲旺盛になって朝御飯をペロリと平らげ

元気に走り回っていました。

この調子なら1ヶ月といわず

まだまだ生きてくれるよなと思い

｢今日も一日元気でな｣ と頭を撫でて家を出て…



でもそれが、彼との最後の挨拶となりました。

ワタシの出勤後、容体が急変し

急ぎ病院へと向かう家内のクルマの助手席で

最愛の家内に看取られながら

静かに息をひきとりました。



家内から携帯に電話があり

｢風太が死んだ…｣ と泣きながら告げられた時

信じられないのと同時に、頭てっぺんから足の先まで

何かがドーンと突き抜けた様な衝撃を感じました。





8年余りの 決して永くはない生涯でしたが、

彼は我が家族にかけがけのないたくさんの

思い出を残していってくれました。




心にぽっかり空いた穴は

やがて消えてなくなってゆくでしょうが

風太と過ごした記憶は

一生消えることはありません。





今日ばかりは

彼のことを思い返し

心静かに冥福を祈って

彼の旅立ちを見届けてあげようと思います。



バイバイ 風太 (^_^)/~~

いつかワタシたちがいくときまで元気でね。

そしてその時には

また一緒になれたらいいね。