
ネット注文しておいたこの本が届きました。

モーターマガジンムックさんから発刊されているGTメモリーズシリーズのA60系のセリカ/セリカXX です。
この中から気になったポイントについてご紹介したいと思います。多少ネタバレのところもあるので、気になる人は読まれないでください。
私がセリカXXに興味を持ち始めたのは小学校2年生、つまり1982年だったと記憶しています。ちょうどセリカXXに当時の新開発エンジン1G-GEU型2L直6DOHC24バルブエンジンが採用された時だったと思います。なぜなら当時のCMの中で「聴こえる、24ビート。」というキャッチフレーズが印象深かったことを覚えているからです。

その前のコーリン・チャップマンが出演しているCMは記憶がないです。

いわゆる前期モデルですね。
さらにその1年後、エクステリアなどを中心にリファインが図られ、マイナーチェンジをしていったのですが、この本の中では割と前期と後期が入り混じって紹介されている印象です。この辺りは時系列で紹介して欲しかったとこですね・・・。

この後期のブルーのボデーカラーは見たことないですね。というより、純正色でこの色の設定があることすら知りませんでした。海外色かな?
この本を見ていて気付いたことがあります。それは子どもの頃と違って、クルマへの見方や好みも大人になるとかなり変わってくるということです。
例えば、セリカXXのマイナーチェンジが図られた時に、少年だった私は「やっぱり後期モデルの方が前期モデルより断然かっこいい、前期モデルに比べて後期モデルの方がより垢抜けた感じがする。将来買うなら後期だな。」と勝手に思い込んでいました。

特に私が好きだったのは、後期モデルのファイタートーニングのニッパチです。

まさにこのカタログのトップグレードモデルがどストライクでした。
しかし 大人になった今、前期モデルのよさがとても理解できるようになったんです。前期モデルがいわゆるモデル開発の黎明期だった時期に、開発者のみなさんがこれまでの70年代のクルマづくりから脱却しようと工夫を凝らしたり惜しげもなく最新技術を投入したりしてデザインしていたのがエクステリアを通して見えてくるんですよね。

例えば、このリアガーニッシュのステッカーもわざわざDOHCをGTと2段重ねにしてアピールするあたりセンスいいと思いますし、しかもこのブラウンとゴールドのステッカーもニッパチ専用なんですよね。当時は2000GTツインカム24はよく見かけましたが、このニッパチ前期のこのテールはほとんど見ることができませんでしたね。
逆に前期のボデーカラーの中で少年だった私が理解できなかったのがこのボデーカラーです。

「シルエットトーニングのモデルのように、なぜツートーンの塗り分けをサイドラインに合わせてしなかったの?しかもなぜ フロントバンパーもボデーカラー同色なの!?」という感じで、正直イマイチ好きになれませんでした。
しかし大人になった今、このボデーカラーを見ると「めっちゃいいじゃん!!」と思えるようになったのです。
北米輸出も多かった このセリカXX、このボデーカラーはアメリカの方では人気があったのかもしれません。
タミヤから発売されていたセリカスープラロングビーチGT マーシャルカーもまさにこのボデーカラーですもんね。

これです。いやぁ今見るとマジでかっこいいわ。このボデーカラーのセリカXX、今でも乗っておられる方がいますね。私は実車を拝見したことはないのですが、いつか見てみたいです。
さらに細かく読み進めていくと知らなかった情報が・・・。

このインテリアの写真は2000GTツインカム24の写真です。デジパネのタコメーター左側の表示もCHECK ENGINE になっているので間違いないと思います。オーディオの上部にクルーズコンピューターが付いていますね。私は クルーズコンピューターはニッパチだけのオプション設定だと思っていました。

違う角度から。私はこのクルーズコンピューターもニッパチのダッシュボード上に設置される ナビコン(これは確か前期だけの設定でしたかね。ちなみに「太陽にほえろ!」に出ていたセリカXXには搭載されてました(笑))も本物は見たことありません。果たして現存しているのだろうか・・・。
セリカXXだけでなくA60系のセリカについても色々と紹介されていました。

みん友のよっさんの愛機(同機種です)も登場してます(笑)。
2026年の現在にこのような私が憧れたクルマの書籍が発売されること自体すごいことですよね。とてもありがたいことです。ただ、前半は当時の写真やクルマの諸元データが中心で後半はカタログの移植ページなので、もう少しコアな情報も知りたかったな〜と思っちゃいました。それほどセリカXXを愛しているので・・・。しかも オーナーでもないのにギャーギャー言ってる(笑)。
例えば、デザイナーさんやエンジニアさんの開発秘話や当時の苦労話など・・・。セリカスープラについても触れて欲しかったし、先ほどの当時のセリカスープラロングビーチGTマーシャルカーの情報や、コーリン・チャップマンが出ていたCMのプロトタイプの情報などがあれば知りたかったな。

CMに出ていたこの車両ですね。プロトタイプはテールランプのデザインなどが異なってますね。
ちなみにモーターファン別冊の「スープラのすべて」は、当時の開発秘話やブラッシュアップされていくエクステリアデザインが掲載されているなどかなりの変態仕様です。当時の開発者の人たちが「三河侍」と呼ばれていた話や、ホテルを貸し切って発表会を行った時の様子などに見応えや読み応えがありました。
まぁあまりコアな情報ばかりにしてしまうと購買層が偏ってしまうので、あえてのこのスタイルなんでしょうね。先ほども言いましたが、令和のこの時代にセリカXXの書籍が出ることだけでも大感謝ですし、個人的には買ってよかったと思いました。

最後にこの写真。前期モデルのカタログの表紙ですが、こういう見せ方は当時のトヨタらしくて本当にかっこいいですよね。
Posted at 2026/06/14 09:43:39 | |
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