先週末は2018 SUPER GT第7戦オートポリス300kmレースに行って来ました。
5月の第2戦富士、8月のオートポリスタイヤテストに続き、スーパーGT車両を現地で観るのは今年3回目(笑)
来年以降の備忘録として、また、オートポリスでのスーパーGTに興味がある方のために観戦記を残してみようと思います。
10/19(金)
オートポリスで開催されるスーパーGTレースは、シリーズの中では来場者が少ない方かもしれませんが、オートポリスの年間スケジュールに限っていえば一番来場者が多いレースイベントとなります。
他のサーキットでは随分減ってきましたが、オートポリスには駐車したクルマから直接コースを観戦できる場所がたくさんあり、特にコースを走行しているマシンを間近で観ることができるエリアが人気があるようです。
なので、狙ってる観戦場所がある場合には、前日夜から入場ゲート前にできる待機列に並び車中泊しながら待つ必要があります。
うちはいつもコースやマシンとの近さよりもサーキット全体が見渡せることを優先しているので、あまり人気のない別の場所で観戦していますが、その場所も年々競争率が上がってきている感じがして、念のため金曜日の夜のうちに待機列に並ぶことにしました。
そんな訳で金曜日の21時頃福岡の自宅を出発、オートポリスには23時頃到着しました。

23時頃の時点で待機列には50台ほどのクルマが並んでいて、皆さんクルマの中でお休み中。

この後も待機列はどんどん伸びていきますが、翌土曜日朝6:30のゲートオープンまでは、クルマの中で非日常な時間を楽しみます。
軽キャンパー大活躍(笑)
10/20(土)
朝6:30にゲートオープンとなり、オートポリス場内への入場が始まります。
入場はメインゲートからの1カ所のみで、特別な許可証がない限り場内道路を時計回りに進んで行く感じになります。
皆さん思い思いの観戦ポイントに向かって進んで行くのですが、やはりコースを間近で観ることができる↑の丸で囲んだあたりが人気なようで、続々と向かって行くクルマが多かった気がします。
うちはいつもサーキットの広い部分を見渡せる↓の丸で囲んだあたりで観戦するので、場内道路をほぼ半周しサーキットの1番奥まで進んで行きます。

このあたりはイベント広場やメインスタンドからも遠いので、クルマを止めるだけなら予選日は終日、決勝日でも10時頃までに入場すれば空きがある感じですが、止めたクルマの中から直接観戦できる場所は意外と少なく、うちのように自分のクルマで休憩しながら観戦するスタイルの場合は早めに入場した方が確実かもしれません。

眺めはこんな感じで、コースの手前に見える観戦席がファイルコーナースタンドの最上段になります。
サーキットの広い部分を見渡せるのでレース展開を楽しむ方にはオススメですが、コースからの距離はかなり遠く、GTマシンの迫力を感じたい方は別の場所が良いかも、、、(^^;)
このあたりからAパドックまでは徒歩で10分くらい、イベント広場までは徒歩15分くらいかかるので往復すると結構疲れます(笑)
疲れて歩きたくないときには場内を運行している無料のシャトルバスを利用したりしています。
オートポリスの予選日は観客もそこまで多くないので、イベント広場に出店されている各社ブースもゆっくりと見ることができます。

今回はトヨタ(レクサス)ブースでドライバー実使用のヘルメットを被る体験ができました。
息子はコバライネン選手のヘルメットを装着してみたものの、想像以上にサイズが小さく頭が抜けずに困ってました(笑)

他にもいろんなメーカーのブースがあり、展示されている普段はなかなか見ることのない車両をゆっくりと眺めたりすることができます。
決勝日になるとかなりの人混みになり、長時間の順番待ちも発生したりするので、イベントブースをゆっくり楽しみたい方は予選日の午前中から観戦するのが良いかも?
午後になるとスーパーGTの予選が行われます。

予選開始が近づくにつれ、夏月くんがドライバーを務めるチームマッハのピットにも緊張感が漂ってきます。
今回の予選ではQ1を坂口夏月選手、Q2を平木湧也選手が担当し、なんと今年最高位の予選3番手を獲得!!
明日の決勝レースは表彰台を狙えそうな感じ(^^)

予選終了後、夏月くんと息子で記念撮影(笑)
予選日最後のイベントは中学生以下の子供が無料で参加できるGT kids walkです。
基本的には普通のピットウォークと変わりませんが、キッズウォークには子供(と保護者)しか参加できないため人が少なくチームグッズや選手のサインが比較的もらいやすい感じです。

選手も普通に出てきてファンサービスしてくれるので、息子も持参したBRZのラジコンに井口卓人選手からサインをもらうことができて大満足の様子(^^)
オートポリスでは、予選日から決勝日にかけて場内での車中泊が可能ですが、予選日の18時までに一度サーキットの外へ退場する必要があります。
22時に再びゲートオープンされるので、それまでに近くの温泉に行ったり、買い出しをしたりして戻ってくる感じになりますが、退場後そのまま待機列に並ぶ方も多く、この時点でもかなりの台数が待機列を形成しています。
うちの場合はキッズウォーク終了まで場内にいたので退場したのが18時ギリギリでした。
その後、小国町にある温泉とスーパーマーケットでの買い出しを済ませ、オートポリスに戻ったのが20時30分頃。
再入場のための待機列はかなり長くなっており、300〜400台ほどのクルマがいる感じでしたが、22時にゲートオープンされ無事に元の場所を確保することができました。
場内はさながらオートキャンプ場のような雰囲気で、車中泊する人、テントで寝る人、夜中まで宴会してる人と、それぞれが楽しみながら夜を過ごしています。
10/21(日)
決勝日の夜明けです。

日中はそこそこ過ごしやすい気温になりますが、この時期のオートポリスは夜から明け方がかなりの寒さでした(ー ー;)

それでも天気は快晴で決勝日も絶好のレース観戦日和になりそうです!
決勝日にも色々なイベントが開催されますが、今回は予選3番手のチームマッハから坂口夏月選手がトークショーに出演することになったので、イベント広場のメインステージに行ってみました。

GT500、GT300それぞれ予選上位チームのドライバーと一緒にトークしている夏月くんがとても頼もしく見えました(^^)

オートポリスは地元九州ということで、坂口夏月選手後援会の横断幕がたくさん掲示されていました。
端っこにはうちのバナーも掲示しておきましたが、ほかのバナーと比べクオリティが低い(^^;;
でも、応援する気持ちが大切と割り切ることにします(笑)
午後からは、いよいよ決勝レースのスタート。
特別なチケットが必要になりますが、スタート直前のスターティンググリッドにも入場することができます。

ただ、むちゃくちゃ人が多くてお目当てのクルマに近づくのは一苦労、、、(^^;
それでもGTマシンや選手を間近で見ることができる貴重な場面です。
GT500
GT300
そして、チームマッハ!

チームマッハのMC86はいつ見てもカッコいいです!
グリッドウォークの終了間際に夏月くんを激励して家族全員で記念撮影!
決勝レースでは、予選3番手からスタートしたマッハ車検が途中1位を走行するも、セーフティカーやピット戦略の影響もあり、最終的には7位で完走。
それでもGT3車両以外では最上位で今シーズン初のポイント獲得!
もしかしたら自分だけなのかもしれませんが、オートポリスに限らず現地観戦では電光掲示板にGT500の順位だけが表示されているので、GT300はピットインとかが始まるとリアルタイムな順位がわからなくなってきます、、、f^_^;
なので、今回はマッハ号が表彰台圏内を走行してるとゴール直前まで勘違いしていました(^^;;
おかげで相当盛り上がりましたが、、、(笑)
場内放送でレース実況はしてくれているものの、常設スピーカーからの音声はGTマシンの音にかき消されてほとんど聞き取きとることができません。手持ちのFMラジオで受信しようにも電波が弱く一部のエリアでしかうまく受信できない感じ、、、
GT300もリアルタイムで順位が把握できるような仕組みを検討してもらいたいと思いますが、どこに要望を伝えればいいのかはわかりません、、、(^^;)
色々ありましたが、チームマッハは7位完走!
惜しいレースでしたが、最後まで楽しく観戦することができました。
優勝と表彰台は次回以降に期待!
決勝レースも終わり、いよいよ退場の始まりです。
どこのサーキットでも同じだと思いますが、ほとんどの観客が同じタイミングで退場することになるため、場内は出口に向かって恐ろしいほどの渋滞が発生します。
オートポリスも例外ではなく、全く動かない渋滞が場内各所で発生しています。
この渋滞を避けるためにはレースが終わる前に退場を始めるしか方法はないと思われますが、個人的にせっかく現地観戦しているのに最終結果を見ずに退場するのはもったいない気がします(^^;
うちがクルマを止めている最終コーナー付近はサーキット場内の1番奥になり退場渋滞にもかなりの時間ハマることになるので、すぐに退場するのは初めから諦めています(笑)
なので、ゆっくりと片付けをしながら小1時間ほどクルマの中で休憩してから退場を始めることにしています。
それでも渋滞は続いていますが、この頃にはゆっくりとは進む渋滞になっていて人が歩くくらいの速度で場外にたどり着くことができます。
場外に出てからは、熊本方面、大分方面、福岡方面に分散するので、少なくとも福岡方面に関してはほとんど渋滞もなく日田市街地まで行くことができました。
具体的には16時半頃にレースが終了、片付けなどをしながらゆっくり待機して18時頃に退場を開始、19時半頃から20時前頃には日田市街地にって感じです。
その後は名物の日田焼きそばのお店で夕食をとり、

22時前には福岡に帰り着きました。
うちの場合、2泊3日なので日程的にすごく長い感じがしますが、レース観戦だけが目的ではなく、滞在中の食事は基本的に屋外での自炊だったり、夜は車中泊を楽しんだりと、簡単なアウトドアも目的として週末全部を楽しむようにしています。
ご家庭によっては、自動車レースは派手なクルマが同じところをぐるぐると回ってるだけと言われ、家族が付き合ってくれない場合もあると思いますが、レース以外にも楽しみを見つけることができればきっと付き合ってもらえると思います。
うちの家族も子供も半分はキャンプ感覚で付いてきているので、飽きることもなく最後までサーキットでの生活を楽しんでいる感じですし、知り合いが参戦していることもありますが、今ではスーパーGTにどっぷりとハマっています!
ここまでちゃんと読まれた方は、おそらくスーパーGTに興味がある方だと思うので、是非一度サーキットで現地観戦してみてはいかがでしょうか?