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基本性能、各部品の標準品番、規格、関連事項、気になることなど、この場所をメモの代わりに書き込んでゆきたいと思います。 使い方としては… 店舗で用品購入の際、『あの部品の品番はなんだったっけ?それが分かると同等品の品番も分かるんだけど…。』とか『ライトバルブの規格はなんだった?』って時に使えると思います。 また、わからないことがあったときのとりあえずのメモとか…。わかる人が通りすがりに答えてくれるかもしれませんし…。 他にはブログやパーツレビューの中で語られた別のパーツ情報などをここに載せておけば、探しやすい…かもしれませんのでそういった情報を掲載していく予定です。
※ HYBRID は手元に資料がないため除きます。

1.電気系統の作業を行う場合は、ショートによる焼損を防ぐため、事前にバッテリマイナスターミナルを切り離す。

2.バッテリマイナスターミナルを脱着する場合は、IG OFFおよびライティングスイッチをOFFにし、ターミナルのナットを完全にゆるめて、こじらないように行う。

3.バッテリマイナスターミナルを切り離すと、時計およびダイアグコード※1などのメモリーされている情報が消えてしまうので、事前に内容を確認する。

※1 ディーラーなど、整備用端末の接続ができる場合。車の異常や不調でコードが表示されていた場合、その情報も一緒に消えてしまい後で確認できなくなる…ということです。異常や不調がなければ、そもそもダイアグコードは表示されていないはずです。ユーザーの作業ではあまり関係ないですね。

4.バッテリマイナスターミナルの脱着後に設定作業が必要となるシステムがある※ため、確実に実施する。
※2 たとえば、メーターのマルチインフォメーションディスプレイの表示項目などが元に戻ります。

【消去される内容】
・時計
・メーターのマルチインフォメーションディスプレイの表示項目内容
・ディーラーオプションナビやオーディオの一部設定内容 ※ナビやオーディオによる
・後席ディスプレイの電源が入るので電源を切る ※ディスプレイの仕様による。
・バックガイドモニターのガイド線の初期化 ※ナビ、カメラなど関連部分の仕様による。


【バッテリーターミナル脱着時 自動学習する項目】
○ストップアンドスタートシステム ※アイドリングストップ
→手順:約5分から40分間ストップアンドスタート制御が作動するまで車両を走行する。
※バッテリの端子を切り離した場合、リフレッシュ充電が完了するまで、ストップアンドスタート制御が禁止される。


○TOYOTA Safety Sense C - レーンディパーチャーアラートシステム(車線逸脱警報)
→手順:メータ車速35 km/h以上で5秒以上直進走行する。


○TOYOTA Safety Sense C - プリクラッシュセーフティーシステム
→手順:メータ車速35 km/h以上で5秒以上直進走行する。


○電気式ドアロックシステム
└バックドアオープナー
→手順:ドアアンロック操作を行う。


【関連事項】
○パワーウインドウの初期化の要否について。
→バッテリの交換・脱着時は、不揮発性メモリに必要な情報を保持するため、パワーウインドウシステムの初期化は不要。

※仮に初期化をおこなう場合は、任意の状態からいったん全開側操作をおこないウインドウが全開になっても全開操作を1秒以上保持。その後全閉操作をおこない、ウインドウが閉まっても全閉操作を1秒以上おこなう。

※ウインドウが途中で止まる (閉まりきらない) などのその他の症状が発生する場合はディーラーに相談。

○エンジンのアイドリングについて
点火時期などの情報はECU側に保存されているようですが、もし、アイドル不調、始動不良などが発生するようであれば、自動学習が必要です。

→手順:
1.エンジンを始動する。


2.エンジンを暖機する(エンジン水温80℃以上)。
※エンジン水温80℃以上で学習が開始されます。

3.エンジンを暖機後、アイドル(エアコンOFF、電気負荷OFF)で5分間運転する。


4.アイドル回転が、基準値に収まることを確認する。

(基準値)
アイドリング回転数: 680 to 780 rpm (120T:8NR-FTS) ※シフトレバー Pポジション
アイドリング回転数: 700 to 800 rpm (180G,180S:2ZR-FAE)
アイドリング回転数: 580 to 680 rpm (RS:2ZR-FAE)
アイドリング回転数: 680 to 780 rpm (150X:1NZ-FE車)
アイドリング回転数: 550 to 650 rpm (150X:1NZ-FE で 4WD 車)
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