丹賀砲台園地

昭和6年（1931年）に、豊後水道一帯を守る豊予要塞の重要な一角として構築。　巡洋戦艦伊吹の後部砲塔を利用し３０キロもの射程を誇る砲台でしたが太平洋戦争開戦して直ぐの昭和１７年１月、実弾試射の際に最期の一発が砲身内部で暴発、連隊長以下１６名が戦死３０数名が負傷する大惨事となり砲台は壊滅。



その後砲台は鶴見崎へ移転、戦後は屑鉄業者が押し掛け荒れ果てていましたが１９９１年に旧鶴見町が観光のため改修してミュージアムとして見学出来るよになる。



つい最近１４年３月まで再度改修されていたため中は良好、当時の資料や要塞内部を見学出来る。　登り口はケーブルカーによって上がった方が吉。



山頂もよく整備されており見晴らしも良い。　しかし流石に要塞内部は改装されても当時の悲劇を忍ばせ独りでは非常に不気味でもある。


国内要塞としてはきちんと整備されているため訪れる価値はある。


○ 所在地： 大分県佐伯市鶴見丹賀浦
○ 観覧日： 火・水曜日定休
○ 観覧料： 大人 200円、小・中学生 100円
○ 駐車場： 有り
○ トイレ： 有り（駐車場内）
住所: 大分県佐伯市鶴見丹賀浦