shogairのブログ一覧

まず、東北地方太平洋沖地震の被災者の皆様方にたいしてお祈りを致します。
ご家族、ご友人と連絡の取れない方々も1秒も早く連絡の取れることをお祈りいたします。
また、1秒でも早い救出や物資の到着を願っております。

長文になりますことをご了承ください。

うつ病になって久しぶりの更新です。
薬を飲んでいる時は比較的、調子がよくなってきました。

地震当時は体調がよかった為、エボで運転中でした。
何かがおかしいと思い止まったら、周りの車がバウンドしていました。
自分も危ないと思って近くの大きな駐車場に入ったのですが
駐車場の車もバウンドしている状態でした。

周りのお店も停電しているみたいで、どうしようかと携帯を見たら
大地震が起きたことをそこで知りました。

実家に急いで帰ることにしましたが、停電で信号は点いていなく交通も混乱していました。
車のナビのワンセグ中継で見た津波には絶句し、事の重大さを認識しました。

親、兄弟にはメールでの連絡が付いたのでひと安心しました。
実家に帰る途中も周りが真っ暗で本当にゴーストタウンでした。

実家ではロウソクと反射式の灯油ストーブが1台あったので
母親と爺さんと自分の3人で一晩を過ごしました。
電気、水道が止まっていたので冷蔵庫の残り物や缶詰で食事を済ませました。

本当に現代が電気で支えられている事を再実感されました。
電気がないと水もでない。トイレも流せない。
自分は庭にある雪を鍋に集めて溶かし、トイレを流せるようにしていきました。
親を守ることで必死になっていたと思います。
繰り返される余震に怯え、情報を得るにも携帯の電池が無くなりそうで
さらには電波がなくなってしまいました。

たまにエボに行ってラジオ、テレビを見て情報を得ていましたが
ガソリンもこの先手に入るか不安だった為、あまりエンジンはかけないようにしました。

眠れぬまま一夜を明かし、周りの家に水が出る家があるということなので
水をもらいに行きました。おかげて朝食を作ることができました。

その後、電気、水が復旧しました。
自分の地域は秋田県でもかなり早めに復旧した地域でした。

近くのスーパーに行くと、人がたくさんカップラーメンや缶詰、電池を買っていました。
自分も同じように購入して家に戻りました。

弟、妹の家ではまだ電気が復旧しておらず、
さらに周りで食料が手に入らないとの事だったので届けに行きました。
弟、妹共に看護師なのでそこを離れるわけにはいかないので、
とりあえずの差し入れをしてきました。

そして、携帯もメールなら使えそうになってきたので各地の友達と連絡を取り合いました。
なかなか返事が帰って来ませんでしたがそれでも全員無事だということが確認できました。

ただ、弟、妹の部屋から実家に戻ってきて、福島原発の事を知り、
そして1号の爆発を見て自分はパニックに陥りました。
自分の最も親しい、親友がそれ程離れていないところに住んでいるので
頭はパニック状態で、体も動かせない状態でした。
病気のせいもあるのか自分じゃないと思うくらい動揺していました。

夜、政府の格納炉の無事という会見を見るまでは涙が止まりませんでした。
その友達とも電話が繋がり、被爆は大丈夫だよと伝えました。
友達のいるところはまだ電気もなく、ガソリンも手に入らないとのことです。
自分も友達の周りにあるガソリンスタンド20軒くらいに電話してみましたが
電話は通じず、あまり役には立てませんでした。

でも友達が「生きているだけでもありがたい。」と思っています。
先ほどその友達とまた連絡がとれて、必死に水と食料を買い求めているみたいです。
何もしてあげられないのがもどかしいです。

本当の被災した方々の事を思うととても胸が苦しくなります。
テレビの映像を見ていても、いたたまれない思いになります。

これから復興にあたり、いろいろな障害があるとはおもいます。
東北電力でも計画停電をするかもしれないといっています。
自分はいくらでも協力するつもりです。節電もします。
東京電力では停電するのかしないのかで混乱していますが
仕方のないことだと思います。
正直使われる電力量なんて、その時にならないとわからないと思います。
鉄道会社や各企業も協力していますし、多くの家庭でも節電に協力しているから
計画停電実施に至っていないのだと思います。
東京電力も福島原発はじめ多くの復旧に努めているので
あまりマスコミなども責めないでもらいたいです。
東京電力も企業として出来ることを今、頑張って行っているのです。

被災した方々の為になるなら協力します。
先ほど僅かではありますが、募金もしてきました。
本当にこれから「日本人」として「人」としてどうするかを問われてくると思います。
直接協力することはできないと思いますが
間接的にでも協力出来ることをしていきたいと思います。

救援には日本国内だけでなく海外からも多くの方が参加してくださっています。
正直、ありがたくて涙が出る思いです。
今まで沢山支援してきたお返しだとか、義理立てとかそういう考えをする方も
いらっしゃるかもしれません。
それでもその支援が被災者にどれだけ勇気を与えることかを考えてみてください。
大変お疲れだとは思いますが、救援活動を行っている方々、本当にありがとうございます。

被災された方々はこれから精神的にも辛くなると思います。
話を聞いてあげるだけでも、被災した方は楽になります。
連絡が出来る方は、それも協力になると思ってください。
本当に胸につっかえてた事を言葉として出すことが
どれだけ重要かということをうつ病から学びました。
本当に安心するのです。

ここまで読んでくださった方ありがとうございます。
久々に長く書きましたが、誤字や文、脈絡がおかしい等あると思います。
自分もまだ病気が完治していません。
また当分ブログは書けないと思いますが、
復帰したときにはまた皆さんよろしくお願い致しますね。

最後に、1日でも早い復興を願っております。