ヒーターコア交換、その2
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) ![](/images/icon_difficult_on.svg) 中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
作業を進めるか、ちょっと悩みましたが、折角ヒーターコアも用意してあったし、何よりもガラスの曇り、そしてヒーターをつけた際の酸っぱい臭いも何とかしたかったので、作業続行を決定。
まず、写真のようにビニールシートを運転席と助手席、そして真ん中にもう一枚広げました。そして、冷却水が流れ出てくると思われる場所の下に500mlのペットボトルを加工して水路を作り、その下に2リットルのペットボトルを用意。500mlのペットボトルはコーヒーや紅茶なんかに使われている四角いタイプの方が収まりが良いと思います。ヒーターコアの下には思ったよりもスペースが無いので、ハサミで水路の深さを調整して、ヒーターコアと配管のつなぎ目の真下にセット。
2
いくつかねじは外しますが、一番最初に外すのがこのねじ。ヒーターコアと2本の配管を繋ぎとめているねじです。まずこのねじを外しますが、何も起きません。外すとドバッと冷却水が溢れる事を予想していたので、この時はちょっと緊張、そしてドキドキしています。
3
配管を束ねている黒い部分とヒーターコアの間に銀色の部分が見えますが、銀色の部分は黒い部品と一体の物です。ですので、この銀色の部分と、ヒーターコアの間に小さなマイナスドライバーを差込みます。するとチョロチョロと冷却液が出て来ました。結構無理な体勢でしたので、このチョロチョロのペースだと疲れてしまいます。思い切ってもっとこじって見ましたら、思っていた以上に勢い良く冷却水が流れ出てきました。
そして2リットルの容器はあっと言う間に一杯になり、広げていたビニールの上に小さな池ができました。写真を撮る余裕はありませんでした。
4
まず2リットルの液体を運び出し、ビニールに溜まった冷却水は浅い入れ物(工具箱のふた)に何とか移し、車外に出すことに成功。恐らく合計3~3.5リットルくらいが流れ出てきたのではないかと思います。
その後ねじを左右それぞれ2本外し、ユニットを取り外します。写真は外したところです。この時点でOリングを取替えてしまいます。
5
写真は外したヒーターコア(右)と、新たに用意した新品(左)です。外したものは目立って傷んでいないようですが、良く観察すると上下のつなぎ目に緑色の液体が漏れ出てきているのが見えました。
6
漏れはかなり微妙な感じですが、確かに臭いは酷くなって来ていたので、今後の悪化の事も考えると交換してよかったと思います。
7
新しいユニットをはめ込む途中の様子です。この時、真ん中にゴムの管がセンターコンソールに刺さっているのですが、それが邪魔になります。外しても問題ないと言う事だったので外しました。
8
最後に冷却水をリザーブタンクから入れます。流れ出た液体を再利用しますが、この時にゴミが沢山入りましたので、ペットボトルを加工して、そこにコーヒーフィルターをセットして簡易のろ過装置を作成。一度に3リットル全ての液体を入れる事は出来ません。途中でエンジンをかけ、水温が上がってから暖房をつけたり消したり繰り返すと、リザーブタンクの液面が下がり、全量を戻すことが出来ました。ただし、この時に途中で“Check Engine”のランプが点きました。恐らく冷却水が極端に減った状態でエンジンをかけたからだと思われます。以前購入してあった“Check Engine”のランプを消す機械を繋いで消灯しました。その後同ランプは点いていませんので問題は無いようです。
ちなみにヒーターを使用した際の悪臭は完全に消えました。色々とネットでやり方を探して自分でやってみましたが、説明が無いところも多く、手探りの部分もありましたが、やってみると何とか最後までできてよかったです。同様の問題で悩んでいる方で、自分でやってみようと思われる方は参考にしてみてください。
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