
今回は964用のRUFホイールのリフレッシュです。
やはりRUFのホイールはクリアーが良くないです、リム部だけ腐食してみんなボロボロです。

腐食は結構深くまで入り込んでいます。
この部分の腐食は完全に取り除かないと再発してエア漏れの原因になります。
リムの腐食を研磨し終わったら全体を研いで塗装に入ります。
まずはアルミ用のプライマーを塗り、それからサフェーサーを全体に吹きます。
しかし、サフェーサーを塗り終えた所でトラブル発生!
1本だけ塗装の際が少しだけめくれているのを発見。
エアガンでそこを吹いてみたらベリっと2センチ角ぐらい剥がれてしまった・・・( ̄ロ ̄lll)

剥がれた所からエアで吹くとどんどん剥がれる、手ではがすとシールみたいに大きく剥がれてきます。
スポーク部分の元々のクリア層ごと全部剥がれてきています。
どうやらこの1本だけ塗り直したものだったみたいです、ベースのシルバーとクリアーの密着不良です。
剥がれるなら剥がれるで全部きれいに取れてくれればいいのにそう上手くはいきません。
所々ちゃんと付いているのでそれを剥がすのが大変でした(T.T )

しかし何とか無事に塗装完了(;-_-) =3
完全つや消しではなく半ツヤのブラックです。ちょうどアロイホイールの黒と同じです。
この色は塗装が難しいです、何しろ後から研いでごまかす事が出来ませんから・・・
そして次の日
丸一日乾かしてタイヤを組みます。
しかしここでまたも問題が・・・

今回組むのはアドバンA-048 新車付けのタイヤです。
このタイヤはサイドがメチャクチャ硬いです。お客様の持ち込みなのですがちょっと古くて余計に硬くなってます。

そして更なる問題はホイールの形状。
このように横から見てくびれたウエストの部分をウェルって言うんですけど、アウターリムからウェルまでの距離が遠いとタイヤを組むのが固くて大変になります。
明らかにこの作りはおかしい!
これはリア用なのですがリムを深くした結果こうなってしまった様です。
でも普通こういうのは裏側から組むような作りになっているのですがこれはなっていません。

因みにフロントはこれです。
普通はこのぐらいです。
うわ〜嫌だな・・・・
いざ組み付け

初めにヒートガンで温めて少しでも柔らかくしておきます。

予想どおりやっぱりメチャ固いです。
ってか予想を遥かに超えた固さ・・・・ランフラットの比ではありません(TOT)
タイヤのビードが変形してしまいそうです。
しかもホイールは塗りたてのマット仕上げ、傷付けたらおしまいです(激汗

な、なんとか組めました・・・(~Д~;)
でももう外せません!(笑

昨日は結局2本組んで燃え尽きました。
このホイール恐ろしいです。
このホイールを持っている方はタイヤは柔らかいタイヤを選びましょう。
あ〜恐ろしやー
Posted at 2011/09/26 05:55:42 | |
トラックバック(0) |
ホイール | 日記