ＥＧＲバルブ固着洗浄修理

NV350のディーゼルでは、ほぼ固着するＥＧＲバルブ。保証が切れた５年過に、固着し壊れるバルブを洗浄しました。
昨年５月の不良から、見るたびに固着気味。
ベンチで動かし、固着を解除するも数日で戻らなくなる。
開側で固着はいいけど、閉側で固着するとアクチュエータが割れるらしい。
今日は我慢できず分解洗浄しました!

これが洗浄後。アルミの地肌が見えました。
ガスケットの赤いのは、ガスケット再利用なので、耐熱の液ガスケット薄く塗ったから。

最初は下側外したけど、バンドドメ側が外れない。
しかもエキゾーストマニホールド側のボルトが固着すごくて、ナットの山が無くなってしまった。
これも部品無いので、細目タップで復活させました。
上側はかんたんに外れ、固着も無しでした。
ガスケットはメタルガスケットです。
買うと７００円×２個ぐらい。

フレキシブルパイプもカーボンすごかったけど、カーボンクリーナーできれいに!
環境に優しい、水性の燃焼室カーボン落としを使いました。
浸透後にブラシでこすると墨汁なみの黒い液に。
水洗いで新品のように!

使ったケミカルはこれ!
先日、会社の人から譲り受けた物が早速役に立ちました。
持っているものだけで修理でき、０円で絶好調です?

作業部の全体像。ボルト緩めたところ。
メタルガスケットの再利用も問題なく、アイドリングも問題なく絶好調です。
カバー類は錆びないように、オイルを塗り込みました。
アクチュエータのロッドが折れる前なら、数百円で修理できそうです。
ボルトやガスケットは、準備したほうが良さそうです。
外してメタルクリーン漬けしたかったけど、これでもＯＫでした。
しかしあのカーボンが吸気に戻されるとは、エンジンいいわけない。
けど殺すと燃調が崩れそうなので、インジェクション車はノーマルで我慢。ホントは塞ぎたいけど。
では、お疲れ様です。