公認DBA-YF15改 リアディスク化
投稿日 : 2012年09月06日
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皆様、ご無沙汰しております。
久しぶりに弄りネタを仕込みましたので、長文になりますがよろしくお願いします。
1.5NA標準のリアドラムブレーキを撤去して、エンドレスキャリパーキットで武装しました。
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今回のドラムブレーキディスク化については、パーツの交換作業に加えて法的な問題のクリアも必要になりました。
当初、Dでディスク化の相談をした所、重要保安部品であるブレーキの形式変更である事から構造変更の申請が必要になり、更に検査終了後車検を取り直す事になるとの説明を受けました。
その後の調査で、いきなりビッグキャリパーに換装する前に、一旦純正(ターボ標準)を装着して検査を受ける事により、記載変更(車検の取り直しが必要無い)にて比較的簡単に受理される事がわかりました。
一度認められさえすれば、目的のビッグキャリパー化は申請する事なく可能になります。
車検証はご覧の通り型式が「DBA-YF15改」となり、型式指定番号・類別区分番号が空欄になります。また備考欄には改造内容である「制動装置」が新たに書き加えられます。
更に車検証とは別に改造内容についての詳細を記録されたA4×6枚のデータファイルが追加され、車検証同様つねに携行する事を義務付けられます。
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公認改造車として車検証に「改」が付くにあたり、懸念していたのは任意保険です。
いくら合法的な改造とはいえ、契約時の車検証とはあきらかに違うわけですので、万が一の場合保険金の支払いが拒否されるリスクもあるわけです。
自分はニッサンを代理店にしている東京海上日動を使っております。
新しい車検証がおりた時点でニッサンのCAさんに連絡し、自筆でのサインのみで「改」についてもOKになりました。
聞くところによると、一部ダイレクト系損保ではいくら合法であろうと「改」は一切断られる所もあるそうです。
しかしそれよりも怖いのは、車検が通った車でも弄りの内容次第では、万が一の時保険金支払いを拒否されるケースもあるとききます。
代理店を持たない損保会社はコストダウンを徹底して安い保険料を実現しておりますので、走行系等を弄っている車両については、少々保険料は高くなりますが国内大手の任意保険に加入した方が安心ではないかと今回つくづく感じました。
(上記については、すべて自己責任にてお願いします)
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本来このブレーキシステムは、CZ4A(300ps以上/ 1.5t 越)を確実に止めるだけの減速性能を備えております。
1500CVTの加速には正直な所不満もありますが、車重1.2t を下回る15RXにこの掟破りのブレーキを組む事により、シャープな足回りに強烈な減速性能がプラスされ、重量級ハイパワー車では味わう事の出来ないホットハッチ特有の楽しさを、ガチでわからしてくれる素敵な仕様に改造できました。
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純正キャリパー&ローターは、バージンのまま廃棄処分になりました・・・
ですが、その神聖なる処女の生贄を捧げたがこそ、前後エンドレスが実現したのです。
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front
ENDLESS 6POT CALIPER
355mm 2piace rotor E-slit
REYS VR.G2
POTENZA S001 225/45-18
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rear
ENDLESS RACING4
332mm 2piace rotor E-slit
REYS VR.G2
POTENZA S001 225/45-18
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車を弄るのは、いくつになってもトキメキますし老いてきた人生に張りを与える点でもとても楽しい趣味だと思います。
しかし、公道で走らせる車を改造するわけですから、法的な絡みや保険についても知っておかないと後で手痛い目にあう危険性もはらんでおります。
今回、公認を取るにあたり今まで知らなかった仕組みやルールを勉強する事ができました。
これからもリスクと隣り合わせの車弄りを、存分に楽しんでいこうと思っております。
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