ロッカーパネル（サイドスカート）修理・交換

ロッカーパネルが負傷したため交換しました。割と簡単に交換できるのでご紹介しておきます。マグナム（2004～2008年モデル）、300C（2004～2011年モデル）共通です。

◆ パーツの発注
わたしの交換したのは右側のロッカーパネルです。今回はネット通販で発注しました。正規ディーラーで注文してもよいと思います。
・商品名： Right Passenger Rocker Panel
・商品No：OWG14TRMAF

◆ 塗装
ロッカーパネルは、艶消しブラックのゲルコートの状態です。これに塗装をします。飛び石等のあたる過酷なパーツなので、近所の板金塗装屋さんに塗装をお願いしました。わたしのクルマの場合は以下のようなカラーです。
・カラー名：Brilliant　Black　Pearl
・カラーコード：PXR

◆ パーツ取り外し
まず、フェンダー内のプラリベットを外します。前2本＋後2本の計4本のプラリベットがあります。このリベットは使い捨てタイプで、一度取り外すと再利用できません。市販のリベット外しの工具でブチ抜くイメージですね。写真のリベットは取り外し後ですが、軸が折れているのをご確認いただけると思います。

次に、前後のドアを開くと、ロッカーパネルに４点の四角いリベットが止まっています。これも外すと破壊され、再利用できません。躊躇せずぶち抜きます。パーツ番号は1BA41AXAA "CLIP CLADDING"です。

リベット類はフェンダー内前後計4本、サイドに4本の計8本です。これらを取り外したら、あとはロッカーパネル本体を手前に引っ張れば、バキバキっと外すことができます。

◆ バーツの取付
ロッパーパネルは長いので、塗装面に傷がつかないように、地面にダンボールや布類を敷いて作業をすることをお勧めします。まずは前後のドアを開けたまま、写真にあるようにロッカーパネルの中心部分のツメをパッチンとハメます。押し込むだけでツメがかかります。そのまま前後のツメもハメれば固定できます。

フェンダー内のプラリベットは再利用できないので、ディーラーで同じものを発注してもよいのですが、純正のプラリベットはやたらと高額です。なので、市販のエーモンで対応します。これは外径6mmのリベットでないと装着できません。わたしが装着したのは以下のようなものです。

・エーモン プラスティリベット No 1658
芯外径×芯長＝6mm×10mm
傘外径14mm
（ダイハツ フェンダー用）

写真はリベット装着後の写真です。手前のリベットは外径6mmのリベットでないと厳しいです。奥に見えるリベットは外径7mm（エーモンNo1933等）でも大丈夫です。

完成です。綺麗に装着できました。この部分だけなら保険を使うほどの修理費用でもないので、できる限り低コストで仕上げたいものです。着脱する必要あるときは、是非やってみてください。