タイトル長っ!
誰も副題に突っ込んでくれなかったので…(さすがに無理かw)
自分でネタバレしときました。
『暗闇でドッキリ』はその昔物議を醸したとある曲の邦題ですw
そんな前置きはいいのでしゃかしゃか本題に…
真っ暗闇の車が一台も通らない『圏外』な山道でえんこしたうちのアクセラ…
『とにかくJAFに電話せねば!』
もっかの私達のミッションです。
というかそれだけが命綱です…(TДT)
車を降りて圏外な携帯を天にかざしながら真っ暗な車道を二人してあわあわと歩き回ります。
「ダメだっ!全然繋がらない!」←相方
「こっちも全然繋がらない!」←私 (若干ウザイですが、以下こんな感じで…)
「オレの携帯は全然ダメだ!」
「あっ!こっちは今一瞬一本立った!」
どうやら河沿いに少し下った箇所だと私の携帯ならかろうじて1本アンテナが立つようです。
「繋がりそうか!?」
「ちょっと待って…(プップップップ……プルルル~プルルル~♪)あっ!繋がった!」
「やった!」
『はいJAFロードサービスです』 ←JAFのオペレーターのヒト
「もしもし!パンクしたんですがっ!」
『パンクですね?お車は安全な場所に停めていらっしゃいますか?』
「はい!(そんな事い~から早くっ)場所は土坂峠の…」
『ザザァァァァーーーガガガガ……』
「もしもし!?もしもーーーし!!」
『ガガガッガッ……ブチッ』
「切れたぁ~~」
「もう一回かけるんだ!」
気を取り直してもう一度発信
『はいJAFロードサービスです』 ←さっきとは違うオペレーターのヒト
「もしもし!さっきパンクでかけたんですが途中で切れちゃって…」
『パンクですか?お車は安全な場所に停めていらっしゃいますか?』
「(ちょw だからそれはもういいから早くっ)大丈夫です!場所は土坂峠です!」
『と…ザザザァーーー××峠…ですか?』
「土坂峠です!!」
『××××峠(←よくわからないけど全然違う峠)でしょうか?』
「違います! と・さ・か! つちっ!さかっ!群馬との境にある峠です!!(必死)』
『土坂峠ですね?』
「そうです!土坂峠の秩父側の…」
『ザザザァァーーーー』
「もしもし!?聞こえますか!?もしもーーし!!」
『…ブチッ』
「また切れたぁ~~」
「何やってんの!もういいからすぐに来いって言っちゃいなよ!」
繋がってもすぐ切れる電話に、相方は露骨に焦り顔。
私もだんだん焦ってきます。
『はいJAFロードサービスです』 ←またまた違うオペレーターのヒト
「すみません!さっきから何度も切れちゃってるんですが…!」
『さきほどかけられた方ですね?ただいま担当をお探しいたします』
「えっ!?(ちょw その間にまた切れたら…)」
『♪~♪~♪~♪~♪(有無を言わさず優雅な保留メロディー)』
「保留にされた…(呆然)」
「何やってんの~~~!!(怒)」
まあこの繰り返しを5回はやりましたよ(´∀`;)
最後はもう繋がるなり
「とにかく早く来て下さい!!」
とか言ってたあたり、私も相当焦ってましたね…ちょっと恥ずかしいです。。
途中は省きますが、無事に場所を確認してもらい、
山の中だから到着まで1時間半かかると言われひたすらJAFの到着を待ちました。
スペアタイヤを用意したりと一通りやる事を済ませると、なんとも暇なもんです。
ガスがもったいないからエンジンも切ってアクセラの中は真っ暗です。
携帯も圏外だと画像を見るくらいしか出来ません。
それにしてもほんとに車が通りません。
JAFが来るまでに2台だけ下って来ましたがその後もそれっきりでしたね。
土坂恐るべしです。
で、なんとJAFのヒト、山を飛ばして来てくれたらしく、
1時間もしないうちに来てくれました!
ガゴォォォーーーっと山道を上がって来る逞しい排気音と
強いヘッドライトの煌めきがなんと頼もしく思えたことか!(涙
↓そのJAFのクルマです
辺りがどんだけ真っ暗かが伝わるかな?
↓お世話になったJAFのヒトです(感謝!)
タイヤは側面に切れ目が入っていて修理不可だったので(ホイールは無事でした!)
やはりスペアタイヤに交換となりました。
しかしFFなのでフロントにスペアタイヤだとちょっと不安なので、
特別にジャッキを2本使って前後を入れ替えてもらう事に…。
(危ないジャッキアップなので事前に車が倒れたりしても賠償請求しない旨の念書に署名しましたね~。さすがJAFさん、念が入ってます)
実際にリアに取り付けたスペアタイヤの画像を撮ってなくて残念ですが、
フェンダーとの隙き間がかなり空いてて大ウケでした!
相方も私もさっきまで焦ってたのに現金なもんです。
すっかり安心しきってきゃっきゃきゃっきゃとウケまくり。
JAFの若いにーちゃんも作業が素早くて、いや~すごいね~なんて相方も感心しつつ、
ほがらかムードで作業も終わりに近付いていきます。
しかしそんな和やかなムードの中、
「うわぁぁぁ!」
突然相方が悲鳴を上げました。
「なんだなんだっ!なんだこれっ!?」
シャツの右袖を気にしています。
「なんかついてる!?」
第3の使徒でした(虫なので画像は小さく…)
「クワガタだー!痛い痛いっ!」 ←クワガタの脚が引っ掛かって痛いらしい
「うわっデカッ!(驚)」
「取って取って!(必死)」
「え~~(私は虫は大の苦手)」
「ちょっとすみません!(JAFのヒトに向って)、取ってもらえませんか!?」
ちょw クワガタまでJAFのヒトに取ってもらうつもりですかwww
呆れ顔の私でしたが、「オレも虫苦手なんですよ~」と苦笑しつつも、
JAFのにーちゃん、「これで…」とマイナスドライバーを差し出してくれました(優
私がそれでクワガタを引き剥がしにかかります。
しかしこの使徒、なかなかに手強いですw
例のハサミでドライバーに襲いかかって来ました。
ガッシとドライバーをはさみこんで応戦、その力の強いこと!
無理に引き剥がすと脚が取れちゃいそうで怖いし、
二人でわーわー言いながら格闘すること約1分。
無事に取れた時はJAFのヒトも一緒に大ウケでした。
その後無事作業も終わり、さわやかに走り去るJAFのクルマを見送った後、
なんやかんやと電話したりなんだりで結局今度はオートバックスのみなさんにお世話になりました(感謝)。
オートバックスのみなさん、閉店後にも関わらず快くタイヤ交換をしてくれました。
ほんとにありがとうございました…!
なんたって千葉まで帰るのにスペアタイヤではあまりに不安ですからね;
これで安心して帰路につけます。
ホッとしたら二人とも昼間から何も食べていなくてお腹が空いていることに気がつきました。
ちょうどオートバックスから距離も近かったので、
秩父に来たら毎回行っているバーベキュー屋さんへ行くことに…
(食べ物なので画像は小さく)
ちゃんと炭火です♪
全席お座敷きで広い店内はくつろげます。
地元の人御用達の気さくな店って感じですかね。
秩父は豚がおいしいんですよ~♪
もちろん鳥もカルビもおいしいです。
野菜もこのとおり盛りがいい♪
メニューです。大変おすすめなので是非♪
本当はもう少し峠を回りたかったのですが、もう夜10時近くになってしまったので帰る事に…。
時間のある時はまたこの近くの『満願の湯』という日帰り温泉に寄ったりもします。
その温泉も秩父の秘境って感じの山の中で露天風呂を楽しめるのでおすすめです♪
また今度行きたいなぁ…。
急ぎ足の日帰り峠巡りでしたが、最後にもうひとつサプライズが!
帰りの関越の高坂SAでのこと。
お店から出て来てみたら、なんとうちのアクセラの真後ろに、
前期型15cのサンシルが!
他に停めるとこはいっぱいあるのに、やっぱり意識してわざと停めたのかな?
ちょっと前にkazu☆BK5Pさんにも起きたようなサプライズですね♪
よく見るとあちこちいじられています。
サンシル自体が珍しいので感激です。
ドライバーさんとお会いする事は出来ませんでしたが、
画像だけはしっかり撮っておきました(笑)
以上、秩父峠巡りというタイトルでしたが、ただの珍道中でしたね;
秩父は土地も人もあったかいですね~♪また行きたくなってしまいました。
ここまで飽きずに見て下さってありがとうございました(^-^)/~