
奈良マラソン2013を走ってきました。
今シーズンは大阪マラソンに続く、2度目のフルマラソン。
フラットなコースの大阪マラソンと違い、奈良マラソンは後半にアップダウンが連続するコースということで、自分としては難易度の高いコースへの挑戦でした。
大阪マラソン以降、練習で20km走や30km走も何度か実施し、それなりにトレーニングはしたのですが、非常に苦しいレースとなりました。
まずは前日の7日鴻池池陸上競技場へ、エントリーしに行きます。
EXPO会場には沢山のショップが出店しており、ステージではイベントなどもあって、にぎやかでした。
一通り楽しんだ後、家に帰って明日の準備をします。
近鉄特急から見えた平城宮跡。

「明日はどんな状況でこの辺を走っているのかなぁ」なんて考えながら眺めてました。
家に帰ったら、さっそく明日の支度をします。

今回はニックネーム入りのゼッケン。
希望者のみ500円くらい追加すれば、文字が入れられます。
物は試しで文字入れしたのですが、これがレース中に効果を発揮することになります。
説明は後ほど。
さて、いよいよレース当日。
朝5時起きです。
まだ暗い中、家を出て、奈良に向かいます。
去年は雪が降るくらい厳しい冷え込みの日だったそうですが、今年は気温・天候に恵まれたようです。
余裕を持って到着していたので、着替え、トイレ、ストレッチを十分に済ませてからスタートブロックへ。
スタートの号砲を待ちます。
そして9時00分、レーススタートです。
前回の大阪マラソンではスタートブロックが前の方だったのですが、何故か奈良マラソンでは同じ申告タイムなのに、スタート位置は中盤。
いつものようになかなか動き出さず、しかもスタートしてからも周囲が6分以上/kmのペースなので、焦ります。
本来ならばフルマラソンなのでゆっくり行けば良いのですが、前回の大阪マラソンもわずか1分ほどの4時間切りなので、ここでのタイムロスがサブ4の成否を分けかねないのです。
5kmまでは前をどんどん抜きながら進んだのですが、やはり少しオーバーペース気味になってしまい、中盤失速の一因になったのではと、後で反省しました。
16km~20kmあたりで最初の本格的な上りを迎えるのですが、ハーフの距離まではそこそこ大丈夫になってきているので、上りはきついものの良い感じで走れました。
ただその後、急な坂道を下って、23km付近からは足が疲労で痛くなってきました。
エイドでは、「おしるこ」や「そうめん」、「トン汁」などが出る所もあるのですが、とにかく時間を無駄にできないので、すべて通過します。
走り終わったら、自分へのご褒美として欲しいものはゆっくりとなんでも食べよう、と言い聞かせながら進みます。
しかし29kmから31km付近の急激な上りの連続で、完全に足が棒のようになってしまいました。
とにかく立ち止まったらおしまいなので、懸命に走り続けましたが、スピードは早歩きくらいです。
あと10kmもあるのに、こんな状態でゴールまで行けるのか不安になります。
そんな時にニックネーム入りゼッケンの効果が!!
沿道やエイドでの給水時に「ねっち頑張れ!」「ねっちさん、ファイト!!」という声援がもらえるのです。
私の方も、手を挙げて応えたり、「ありがとう」と返事をすることになるので、気持ちが紛れますし、停まるわけにいかなくなります。
後半はこの声援効果がなければ、もしかしたら心が折れていたかもしれません。
その後も細かいアップダウンが続き、平坦な部分が少ないので、かなり辛かったです。
勾配がきついので、下りでも痛みに耐えながらの走りです。
足の痛みに耐えながら「とにかく35kmまで行こう!」「あと2kmだけ頑張ろう!」などと自分に言い聞かせながらの辛いRUNでした。
そして奈良公園に戻ってくると、再び大勢の人の声援が聞こえます。
すごく熱心な声援に感謝しながら、最後の力を振り絞ってなんとかゴール!!
↓勾配図・・・アップダウンの連続にやられました(泣)
↓LapTime・・・後半の失速が顕著
結果は、前半の貯金が功を奏し、3時間52分21秒!!
大阪マラソンよりも格段にタフなコースであったことを考えると、上出来だと思います。
25km付近からずっと辛かったので、完走できて本当に良かったです。
そしてメダルも3つ目をゲット!

京都・大阪・奈良を手に入れましたので、近畿で残すは神戸!!ですね。
来年、当たると良いのですが・・・。
さて、次のマラソンは3月の「淀川寛平マラソン(フル)」です
少し間が空いてしまいますし、寒くなると練習をサボりがちになってしまうのが不安なのですが、次はフラットなコースなので記録更新狙ってみます!!
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Running | 日記
Posted at
2013/12/08 22:04:00