
京都マラソン2013に参加しました。
念願の都市マラソン参加。
これまで2011大阪(落選)・神戸(落選)、2012京都(落選)・大阪(落選)・神戸(落選)と続き、ようやく2013京都(当選!!)となりました。
6回目の抽選でやっとスタート地点に立つことができたわけです。
先に結果を言うと・・・、フィニッシュタイムは手元計測で5時間5分・・・。
昨年11月の福知山マラソンでは4時間切りを達成していましたし、ランニングを始めて4ヶ月で挑戦した初フルの木津川マラソンでも4時間49分でしたから、今更5時間を越えるとは思ってもいませんでした。
今回は本当に何度もリタイヤしようかと考えたほど、キツイ大会となってしまいました。
では詳細の報告です。
12月・1月と寒い日が続き、ランニングもサボりがちの日々が続きました。
これではマズイと焦って走った1月中旬の20Km走で膝を痛めてしまい、また練習できない日々となりました。
ちょっと調子が良いかなと思って走ると、次の日に膝が痛くなりまた2~3日休養・・・みたいなサイクルで、全然練習不足。
仕方がないのであまり無理をせず膝をかばいながら走っていたのですが、京都マラソン10日前に右ふくらはぎの肉離れを起こしてしまい、完全休養しなければならなくなりました。
サブ4達成の福知山マラソンの前は、月間走行距離も250Kmくらいいってましたし、30Km走も3回くらいこなしていたので、早く大会の日にならないかと思っていましたが、今回はまったく調整不足&故障回復待ち。
それでもやっと手に入れた機会ですので、絶対にスタートするという気持ちに揺らぎはまったくありませんでした。
右ふくらはぎも3日前には違和感もなくなり、普通に生活するレベルではまったく気にならなくなっていました。
そして前日となり、エントリーするために「みやこめっせ」に向かいます。
10時30分からのエントリー開始だったので、10分前の10時20分くらいに到着しましたが、すでに行列ができていました。
受付開始も早まっていたのか、列はあるもののスイスイと進みます。
IDチェックもちゃんとありますので、本人でないとエントリーできません。
前年は寂しかったというEXPOも、今年は反省を活かして強化されたそうです。
森脇さんと千葉さんのトークショーなどもあり、マラソンへのモチベーションも上がり、かなりテンションアップしました
参加賞はTシャツ。徐々にコレクションが増えていきます。
ゼッケンもユニフォームにセットして準備完了!!
と、ここまでは順調なレースウィークでしたが・・・。
実は土曜日が最高気温23度の暖かさで花粉が大量飛散していたようで、夜になって花粉症の症状が悪化。
とても眠れる状況になく、3時頃まで寝付けずに苦しんでいました。
翌朝、5時50分に目覚ましをセットしていたのに、起きてみると時計は7時6分!!
スタート地点の西京極陸上競技場は近いとは言え、手荷物預かりの締め切り時間は7時45分、スタートブロックへの入場締め切りが8時15分ということを考えると、着替えてすぐに家を出ないと間に合いません。
朝食を取る暇もなく、自転車を全速力で飛ばして、なんとか西京極へ到着しました。
着いてみると、想定はしていたものの、スゴイ人の数・・・。
本当は手荷物をこのようなトラックに預けて、ゴール地点で受け取るのですが、遅刻したので手荷物はなし。

家族にゴール地点まで着替えなどを持って来てもらうことにしました。
相変わらずトイレ待ちの列は長かったですが、福知山マラソンの時に比べればスムースにいき、15分くらいですみました。
そしていよいよスタートブロックへ
いつもはスマホのアプリでイヤホンを通じての音声読み上げでペース管理をするのですが、今回はせっかくの都市マラソンなので沿道の皆様の応援が聞こえるように、イヤホンはなし。
以前使っていたGarminを久しぶりに引っ張り出してきました。
そしていよいよ8時30分、フルマラソンのスタートです。
スタート位置はEブロックなので、先頭からは300mくらい後方だと思います。
10分くらいのロスを見込んでましたが、実際は3分ちょっとでスタートラインまで行けました。
ふくらはぎが気になるので、ペースは抑え気味で走ります。
久々のランニングですが、何か体がだるく、軽快さがありません。
しかし車道の真ん中を、たくさんの沿道の方からの声援を受けながら走る興奮に浸りながら、テンション高く進みます。
しかし早くも4km地点で、ふくらはぎの痛みが再発。
完走できるかどうか不安に感じながらも、家族が応援している10km地点までは絶対に走ろうと自分に言い聞かせます。
7Kmくらいまでくるとふくらはぎの痛みは一定しているので、いまのペースならばしばらくは走れそうな感じがしてきました。
10km付近で家族の前を通過。
自分としての1つの関門はクリアできました。
その後、仁和寺~きぬかけの道~今宮神社まではペースは上がらないものの、ふくらはぎの痛みも悪化しておらず、このまま最後まで行ければいいなぁ・・・などと考えておりました。
そこに来たのが雨&強風。
気温も一気に下がり、暑いくらいだった環境から急激に冷え込み始めました。
まだ20km付近なのに、右ふくらはぎをかばいながら走っているので、足全体に疲労が感じられます。
そんな中、いよいよ最大の難所「狐坂」を向かえます。
ピッチを小さくしてペースは落とし、極力ダメージを受けないようにして上りました。
「狐坂」自体はそれほど苦労せずに上れたのですが、折り返したあたりで一気に足が動かなくなりました。
「あとは下りメインだから大丈夫」と言い聞かせながら走るも、ペースは6分台後半に落ちてしまい、ついに30km地点の前で止まってしまいました。
今回は肉離れの再発を予想してエアーサロンパスを持参して走っていたので、エアサロを使ってストレッチするのですが、しばらく走るとすぐに左右のふくらはぎが痙攣してしまいます。
我慢して走ると両足ともに吊りそうです。
雨と風のせいで、止まったり歩いたりだと震えるくらいの寒さです。
リタイヤ・・・という言葉が頭をよぎります。
ただ今回は家族がゴール地点で待っています。
なんとしてもゴールにたどり着きたい・・・という思いから、歩いてでもゴールまで向かうことにしました。
歩いているので写真も撮れます。
沿道の方が熱心に応援してくれているのに、歩いている自分が情けなかったです・・・。
雨・風が強く、気温も8度まで下がっている中をTシャツ1枚で2時間歩き・・・
途中、何度もくじけそうになりながら・・・
あと1kmになっても足が痙攣して走り出せない・・・
本当に辛い思いで・・・
やっと・・・やっとのゴール。
そんな5時間5分のレースでした。
ちなみに私がゴールしたすぐ後に、森脇さんもゴールしてきました。
そして完走の証、タオルとメダルを受け取りました
こうして、私にとって今回の「京都マラソン2013」は苦い思い出となりました。
まさか完走さえ危うくなるとは正直思ってなかったです。
フルマラソンには魔物がいると言われますが、今回は完全に自分自身の調整不足・練習不測・自己管理能力のなさだと思います。
フルマラソンへの自信を喪失し、次への不安が残りました。
が、これを払拭できるようにまた頑張らなければいけませんよね。
当面は故障の回復が必要ですが、来シーズンは必ずリベンジを果たそうと思います。