
10月の「あざいお市マラソン」に続き、今月は「福知山マラソン」に出走してきました。
今回は2年ぶり3回目のフルマラソンチャレンジとなります。
ハーフまでの距離は楽しく走れるようになったのですが、やはりフルマラソンとなると、過去2回とも30km以降は辛くて泣きそうでしたから不安が残ります。
6時過ぎに家を出て、JRで福知山まで向かいます。
途中、亀岡駅からはせっかくなので臨時列車に乗り換え。
当然ながら座ることはできずに、約1時間20分ほど立ちっぱなしでした。
これだけでも結構、足が疲れた感じ・・・
会場に到着した時は雨は止んでいたので、もしかしたらこのままいけるかなぁ・・・と思いながら、体育館に入ります。
しかし雨で外に荷物が置けないせいか、超満員で本当に足の踏み場もない状態です。
なんとか一人分のスペースを見つけて荷物を置き、トイレに向かいますがなんと40分待ち
余裕を持って準備していたはずなのに、体育館でポンチョを着ているとスタート15分前のアナウンスが流れました。
同時に「スタート区画を詰めるので急がないと最後尾スタートになります」との案内があり、あわててスタート区画へ向かいます。
なんとか自分のスタート区画に入れたのですが、申告タイム順に区画がA~Jまで分けられたうち私の区画はI・・・、つまり後ろから2区画目
本来のスタート地点からは多分200mくらい後方です。
気になる天候は、霧雨状態。
本降りではないですが、ポンチョから外に出ている袖は濡れてきます。
雨を見越してキャップを被っていたので、顔にかかる雨を防げたのはかなりのプラスでした
すし詰めの状態でスタートの号砲が聞こえ、花火が上がりました。
みんな拍手をしていますが、なかなか前に進みません
歩いては止まり、走り出したと思ったらまた止まりが続き、スタート地点にたどり着いたのは6分後・・・。
スタートタイムロスを2~3分と読んでいただけに、大きな誤算でした。
トイレ待ちの件も含めて、初めての1万人規模の大会に翻弄されてしまいました
さて今回の目標は「4時間をなんとか切りたい」でしたので、計算すると平均ペースは5分40秒/kmということになります。
しかし後半のペースダウンや、最後の上りもきつくてタイムロスするという話も聞いていたので、それらを考慮すると「30kmまでは5分20秒をキープして貯金をつくり、後半の10kmは6分台に落ちてもなんとかセーフ」・・・という戦略を立てていました。
しかしすでにスタートで予想外のロスタイム6分がのしかかり、グロスタイムでの4時間切りは無理かなぁ・・・と思いましたが、ネットタイムでの4時間切りのためにとりあえず頑張って走ります。
前半は福知山の市街地走行。
私にとっては初めての市街地走行となります。
雨もほとんど止んできた感じで、沿道の声援もテンションアップにつながり、気持ちよく走ります。
ペースも良い感じで、予定よりも少し速いペースながらまだ余裕もあります。
なんとかスタートロスタイムを取り返して、グロスタイムでも4時間切りを目指したいなぁ・・・などと考えながら走っていました。
20kmを越えると、少し足に疲れが出始めました。
でも練習で30km走を経験していたおかげか、ペースは一定のまま30km地点を通過。
30kmを越えると、いよいよ足の疲れが痛みに変わってきた感じで、ここからが本当の勝負という感じになってきました。
過去2回の経験ではこの辺りから弱音が出てくるのですが、今回はまだ前向きな気持ちが維持できていました。
32km地点でちょうど3時間が経過していたので、「あと10kmを60分で走ればグロスタイムでもサブ4を達成できる・・・」など考えながら、とにかく今のペースをキープすることに必死でした。
しかしやはり36kmあたりになると、足の痛みも頂点に達し、いよいよペースが落ち始めます。
一度立ち止まってストレッチしたいという衝動に駆られますが、それをやり出すと大きくペースが落ちるので、6分台でもいいから走り続けようと自分に言い聞かせます。
ここまで来れば、走ってさえいればペースが落ちても4時間は見えている。とにかく最後までこのまま走り続けることだけを考えていました。
周囲のランナーにも引っ張られ、5分40秒台までは落ちましたが、大きなペースダウンとはならずにいよいよ40kmを通過。
こうなるとひしひしとサブ4達成の実感がこみ上げてきます。
すでにサブ4達成の感動から泣きそうになりながらも、最後の難関の上り坂は奇跡のペースアップ
前のランナーをどんどん抜きながら、フィニッシュラインまでの50mは全力疾走でゴール
ゴール地点のタイム表示が3時間55分を示していたので、何度もガッツポーズが出てしまいました
レース中のラップタイム↓(1Lap目は途中でPAUSE機能が働いてしまっているので実際は14分くらいです)
ネットタイムは出来すぎの3時間49分

ゴール後、会場では無料のお汁粉や豚汁が配られており、疲れ果てた体には染み入るような美味しさでした
そして完走者に配られるTシャツ↓

あざいお市マラソンのシックな感じとは対照的にポップなデザインのTシャツです。
最初はTシャツの参加賞なんて興味なかったのですが、いろいろと集めるのもその大会の事が思い出されて良いかもしれませんね
さて、これでひとまずサブ4という目標は達成できました。
次はいよいよ都市マラソンへのチャレンジ。
「2013京都マラソン」に挑戦します。
アップダウンの多いタフなコースらしいですが、地元なので練習はたっぷりできますし、いつも車で走っている道の真ん中をランニングできるのも気持ちよさそうです
3月までしっかりと練習して、良いレースが出来るように頑張ります