![V700と経験値 V700と経験値](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/022/818/728/22818728/p1m.jpg?ct=7a932307b675)
先日行われたHOT-Kチャレンジカップで、
HOT-Kの岡田編集長からV700を
強奪レンタルしました(笑
その時に感じたこと&色々伺ったお話をしようと思います。
素人の駄弁りなので、かる~く読んでください。
(岡田編集長から許可いただき済み。あっざ~す♪)
まず、V700。
モータースポーツの業界ではかなり注目を浴びてきてますよね!
K-CARの世界では175-60-13という非常によいサイズがあるおかげで、
メキメキと各方面で成績を上げていると思います。
でも、よく言われるのが「熱が全然入らない」「ジムカーナでは使えない」
「めちゃくちゃ減りやすいから街乗りではつかえない」「こんなのSタイヤ。ずるい」
という意見。
ぶっちゃけ僕も興味はありましたが、
なかなか履くチャンスがなかったのでスルーしてました。
(だってコペンに履かせるにはホイール@TE37とか買わなきゃだしorz)
ですが、今回岡田編集長のご厚意で履かせてもらいました。
最初は「履かせてください!」なんて言ってはみたものの、
上記のような感想をよく耳にするので「履いてみて使えなかったらどうしよ?」
と、一瞬不安に駆られました。
でも、背中を押したのはチャンプがDCTMで言っていた
「これ、すげえ食うよ。雨でもぜんぜんいける」
という言葉でした。
やっぱり履いてみなきゃわからん!
ということでチャレンジしてみました。
感想は前のブログに書いたとおり「すごいタイヤ」でした!
ストレート2速レブからの第1コーナーを抜ける瞬間に
「これ・・・すげぇ食う!」ってわかっちゃうくらいです。
おそらくこの感覚の違いって、V700特有(?)の新品時の準備にあるのかなって思います。
※ここからは岡田編集長&wakaさんから聞いたお話です。
時間がたっているので、ぶっちゃけちょっと記憶があいまいなので注意(爆
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V700を新品で購入した際、いきなりスゴイ熱をいれて皮むきしたりしてはいけないそうです。
ましてや熱を入れた状態で周回なんてもってのほかとのこと。
なんでも、ゴムの分子(?)を変化させて、きちんと使える状態にしてあげる必要があるそうです。
そのやり方とは
『ちょっとだけ熱をかけて、そのあと一日寝かせる』!
(この「ちょっとだけ」というのは、たとえばV700をリアに履かせて、
ミニサーキットを7割くらいのペースで2~3週するくらい…微妙(笑))
そうしてやると、ゴムの成分がしっかり完成して、本来の性能を発揮するそうです。
(逆に、最初から熱を入れすぎると分子が壊れてしまって、
熱が入りにくく、グリップも出にくい性格になっちゃうとかなんとか…)
こうして完成させてあげると…
・初期からグリップがたちあがりやすくなる。
・街乗りでは溶けるまでの温度まで上がりにくいので、結果的に溶けにくい@減りにくい。
・熱垂れもしにくくなる。
とのことです!
今回履かせてもらったV700はまさに「熱入れに成功したV700」でした!
なのでこんな感想を持ったのかもしれませんね。
※ちなみに、初期に失敗した(していた)V700はhotosaさんが持っています。
気になった方は聞いてみよう!(笑
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これらを総合した僕の感想は
「ジムカーナでもサーキットでも使える、楽しいハイグリップラジアル」でした♪
会場でも話していたことなんですが、
やっぱり何事も経験が大事なんだな~と実感したできごとでした。
僕もよく知らないことをネットでしらべて、そのモノにたいする感想を見つけて、
勝手にそうだと思いこんじゃうところがあります。
でも、ここ最近特に「経験する前から判断しちゃいけないな」と強く思うようになりました。
今回V700を履いたことで、V700はSタイヤでも、ジムカーナでは使えないタイヤでも、
ましてやスペシャルなタイヤでもなく、誰もが買えるよいタイヤなんだと思いました。
ただ、午後のタイムアタックで急にグリップが落ちたのは、
内圧が上がりすぎていたせいだと思います。
ぶっちゃけ自分のミスなんですが、
フリーの時2.0K(これがV700の基本空気圧)に合わせたんですが、
そのあとタイムアタック前まで圧を見ていませんでした。
…というか、すごい時間おいてたので、勝手に落ちると思っていました。
ところが走りだしたら、すぐにわかるぐらいグリップダウン。
後でwakaさんに聞いたら「俺もフリー終わった後、内圧結構あがったから抜いたよ」
と、言ってました。
おそらく2.3~2.4くらいまで上がっちゃってたのかも。
そのあたり若干気にするところが多いと思いますが、
琵琶湖で3週くらいはほとんどグリップ変化も無かったし、使いやすいタイヤでした。
(ま、こんな感想も経験したからこそ…でしょうか(苦笑))
なにより運転が楽しい!
ホイールのおかげもありますが、ハンドルも軽く感じるし、
どこまでも曲がっていけるような感覚。
しかも流れ出すタイミングもつかみやすいし、60扁平のおかげで乗り心地抜群。
ほんと欲しくなりました(笑
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今回、運よく自分は履かせてもらえましたが、
そうそうそんなチャンスはないと思います。
でも、モーターランド鈴鹿で開催している『ドラテクアップミーティング』では、
プロの方から直接いろんなお話も聞けるそうです。
V700も試し履きができるそうですし、
HOT-Kエッセの試乗も可能。
しかもタイヤのことだけじゃなく、足まわりセッティング、チューニング全般などなど、
いろんなお話が聞けるそうです。
(岡田編集長いわく「受講料はV700のレンタル料金みたいなもん」(笑))
みんな!『ドラテクアップミーティング』に参加しよう!!
(すごく宣伝っぽい(核爆))
まぁ今回のHOT-Kチャレンジカップで、僕も初めて周回とか混走の楽しさを経験できましたし。
実際に経験することって本当に大事だし、
経験できる場を用意してもらえるのってうれしいことだな~とも思いました。
…すげ~。
長文で何が言いたいのかぜんぜんまとまってない(汗
まぁなんだかんだ言っても自分はV700買えません(爆
でも、この経験のおかげでRE11のいいところも見えた気がするし、
次につなげられたらいいなと思います。
よし。
というわけで次はV700のおかげで3位になったなんていわれないようにしよう( ̄ー ̄)
(↑今のままじゃ道具のおかげっぽい雰囲気すぎる(笑))