ホイールセンターキャップの考察

先日どこかへ消えたホイールセンターキャップ（右前）を注文し、手元に届きました。
洗車中に左前のキャップがブロワーで外れるという、なんとも言い難い事もあり、そもそも爪が甘いのか？と思ったので新品と１年使用品を比較。
比較検討する事で強固な、紛失しない方法が見つかるかも？という意図もあります。

まず１年使用品の裏面から
ガイド４個と爪４個で嵌める構造だが、既に爪がかかっていない。
表から嵌めても、指でコンコンと突くと外れる有様。
写真は表側からマスキングテープで固定。


ここで判断可能な事は、完全に爪が機能していないということ。
爪の劣化か、Oリングのような別のパーツを紛失しているか。
可能性はほぼゼロだがホイールのセンターホールが広がったか。
１年使用品と新品を横から比較すると、爪の立ち方が違う。
１年使用品は垂直、新品は外に広がるような感じ。
経年劣化で爪が内側に倒れてきた可能性が思い浮かぶ。


何故、爪が内側に倒れるのか？
走行中の遠心力は外側に向けて発生するので、ホイールにはまってるとは言え内側に倒れるのは考えにくい。
ホイールとの径差が大きく内側に倒れる？
色々考えながら見比べていると違和感に気づく。
今回入手の新品。
面は、ほぼ平ら。


１年使用後のキャップ。
ホイール外側に向け反っている。（写真ではへこんでいると表現した方がいいかも）
これではパーツの外周側が内側に倒れてくるようになるので、結果爪の噛みが甘くなる。


何故反るのか？？？
パーツは３層構造（表側から、ロゴ、両面テープ（前面貼り）、爪のパーツ）になっており、紫外線による劣化等は考えにくい。
使用樹脂の劣化？
新品購入したキャップの方が、パーツ自体の製造年月が１年も古いんだけど。。。
使用品：2019年9月生産
新　品：2018年9月生産


取付を強固にする方法も思い浮かばず、爪部のパーツ劣化原因も分からず、八方ふさがり。
No.001 VR Center Cap Model-03 BK/Chrome
このキャップはRAYS VOLK　RACINGのGT090, G025, G025DB/C, G16, G16BC/Cに使用されています。
このホイールを使用中の人は、こまめに嵌まり具合の確認をした方が良いかも知れないですね。