前回のつづき・・・。条件1・2に合うものの中でSUNOCO BRILLを選びました。4L缶+1L缶で予算内(ヤフオク)。混合表が示され望む粘度に調整できる。レッドラインとともにHTHS値が高く、粘度調整に融通が利きそう。等の理由からです。夏季・冬季で粘度調整しますから、ショートレンジも気になりません。HTHS値が高いのはそれだけ基油であるエステルの割合が多いと思われ、粘度設定を下げることができます。フリクションロスが減りレスポンスか上がります。燃費もガッハッハ~~となるらしい。あまりレスポンス性能の評判を聞きません。基油の性能に頼っているんでしょう。いい添加剤を使っていないのか量をケチっているのか(よく言えばトルク型とか)。以前エステル油は低回転が重いといわれていました。低温側表示(○W-)が高いのも、その辺を意識しているのかもしれません。粘度グラフではもう少し柔らかい値を示します(12.5W→5W・17.5W→10W)。粘度を下げてフィーリングが合わないときは、粘度を戻してミリテックでレスポンスを上げる手もあります。当初は夏季#50/4L+#20/1Lで100℃粘度15.43mm2/s・冬季#40/4L+#20/1Lで100℃粘度13.08mm2/sで試してみます。私の車では市販の5W-50(SM・Ca・BEUP)を使うと夏でも朝少し重く感じます。立駐の為充分に暖気していられません。走りはじめに『今日もご機嫌だね.♡』とはならないのです。5W-50と15W-40で粘度グラフを引くと40℃付近で交差し、走行中は15W-40の方が全域オイルが柔らかいことがわかります。クランキングや暖気時間が気にならない時期、エステルで油膜の強さに安心してレスポンスを感じる方が私にマッチします。ちなみにBRILL#40のHTHSはPAOや鉱物油の#50とほぼ同値です。