ステアリング交換

ステアリング交換を行う前に、まず、エアバッグの暴発を防ぐ為に、バッテリーのマイナスを外して電気をシャットアウトします。

バッテリーを外して、２分間ほど放置すると放電するそうなので、それから作業を開始します。


まず、ステアリングの純正カバーの両サイドに、丸いフタが付いているので、小さなマイナスドライバーを使用して外します。

次に、中のトルクスビスを左右共外します。

トルクスレンチの番号は「Ｔ３０」です。

ネジには、ネジ止剤が塗ってあるので、最後まで重い感じです。
ビスがなめないように、最後までグイグイ回して行かないと危険かもしれないです。

トルクスビスを２本とも外して、エアバッグを手前に引き抜くと、コネクターが繋がって来ます。

エアバッグのコネクターは、黒色の（ロック用の）部品を浮かせると外れます。
小さなマイナスドライバーを、コードの側から滑り込ませるとロックを外す事ができました。


てか、
新車なのに、エアバッグのカバーがサビまくってるやん！？
トルクスの受けのナットもサビサビ・・・（汗）


作り置きして、、、NV200と違って、Ｄ３は売れないからなのかな・・・？（悲）

エアバッグが完全に分離できたら、次はカバー状になっているホーンスイッチを外します。

ホーンのコネクターを外して、、、
トルクスレンチのＴ３０で外れます。

次に、センターボルトを外します。

ソケットレンチのサイズは、１７番でした。

ステアリングを抜く前に、センター出しをする為にマジックで印をしておいて、いざ作業開始！



と思ったら、ここで問題が発生。
自分の車、なぜかハンドルロックが掛からない！？

右に切っても、左に切ってもロックされず。
このままハンドルを切ると、重ステ状態でタイヤがグォーと回って行くと言う・・・（汗）


取扱説明書を読んでも、ハンドルロックの項目は無いし、「もしや、ハンドルロックレス車なのか！？」と諦め。
エンジンを掛けて、ステアリングを左に目一杯切った所でエンジンオフ。

レンチを使ってセンターボルトを緩め、再びエンジンを掛けてセンターに戻して、ステアリングを外しました。


この時、エアバックレスの状態でエンジンを掛けてしまった為、ＳＲＳの警告ランプが点滅し続ける事に・・・。

しかし、ハンドルロックが無い車なのかな？
本当に・・・？？？

新品のステアリングをセットして、後は、外した時と逆の工程で復旧すれば完成です。


やはり、ハンドルロックが利かなかったので、右に目一杯切って締め付けました。

締め付けの規定トルクをググってみたら、30～40N・ｍとかあったんで、所有のトルクレンチは諦めて、レンチで硬く締め込みました。
（うあああｗ）

ちなみに、、、
バッテリーを長時間外しておくと、パワーウインドウのスイッチがリセットされてしまうので、設定をやり直す必要があります。

キーがＯＮの状態で、運転席側のスイッチ（Ａの方）で窓を全開にし、窓を閉めます。
全閉した時に、そのままスイッチを３秒間引き続けると、セット完了です。
（取扱説明しに記載してありました）


ＳＲＳの警告ランプのリセットは、結局ディーラーでリセットしてもらいました。