連投投稿ですご存知に方もいらっしゃるとは思いますが、ちょっと小ネタを…よくリレーやスイッチの接点が逝かれ気味になった時に接点復活剤を塗ったりしますよね中には接点復活剤の代わりにグリス等を塗り塗り…普通のグリスなら、まあ良しとしてシリコングリスは塗ってはいけません!特にランプなんかを駆動している接点は絶対にダメです。(まあ危なくはないですが)なぜ?電流を遮断する時に必ずアークが発生します(電流の大小にかかわらず)アークが発生すると周囲の空気をイオン化するのと同時に熱が出ます。この熱がシリコングリス中のシリコーンをガス化させるのと同時に酸化シリコンに変化こいつが接点の表面に付着すると絶縁膜になってしまいます。付着し初めはアークによって吹き飛ばされますが付着量が増えてくると、吹き飛ばされずに堆積してしまいます。堆積した酸化シリコンが絶縁膜となり再び接点不良になってしまいます。また酸化シリコンって固いんですよねってことで接点にはシリコングリスを塗るべからずという小話でした。ちなみに防水コネクタの内側にあるシリコンゴムの中にシロキサンでも同様のことが起きます。ど~してもシリコンゴムが使いたいとしたら200℃位の雰囲気中にさらしてシロキサンを飛ばせばOKです。