ここ数日で起こったPCのトラブルについてメモ書きします。
案件1
BIOSTAR 865GV Micro478
(Socket478 i865GV DDR)
【症状】
Pentium4(2.6C)を載せて定格FSBで起動しているのにもかかわらず
Warning! CPU has been changed or CPU Ratio chsnged fail.Please re-enter CPU setting in the CMOS setup and remenber to save before quit!
というエラーでその先に進めない。
【対処方法】
CPUのFSB(133MHz)は間違ってはいない。
BIOSのFSB設定を一度134MHzにしてみると、何事もなかったかのようにOSブートまで進めるようになった。
134MHzの設定のままだとSerial-ATAのディスクが正常に認識されずループするようだったので133MHzに戻したが、上記エラーは再現しなかった。
正常に設定しているのに動かないとは・・・w
案件2
Windows XP のシステム ディスクを他のコンピュータに移動した後に STOP 0x0000007B エラーが表示される
【症状】
上記のマザーボード、実は別のPCのマザーボード不調のために交換用に使用したのだが、今度はHALの影響でOSが起動できずブルースクリーンになる。
845→865への変更だったので問題ないだろうとタカをくくっていたのだが、そんな簡単にはいかなかった。
【対処方法】
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;JP314082
上記に書いてあるレジストリとファイル取り込みで回避できるようです。
別にレジストリエントリをFDDに作る必要はないと思うのだけど・・・マザーボード交換前に上記内容をあらかじめ仕込んでおけばよいのだと思います。
私は・・・気分一新OS再インストールしてしまったw
案件3
WindowsUpdateを実行すると失敗をひたすら繰り返す
【症状】
上記どおりです。ひたすら失敗しますw
他の方が既に対処方法を記述していますが、あえてメモ書きします。
ログ(Windows Update.log)をチェックしてみると、
* WARNING: Exit code = 0x80004002
という記述がどこかにあるはずです。
【対処】
コマンドプロンプト(cmd)を実行し、下記のコマンドをDOS窓にコピペしてenterキー一撃で解決するようです。
%Windir%\system32\net.exe stop bits
%Windir%\system32\net.exe stop wuauserv
%Windir%\system32\regsvr32.exe %Windir%\system32\atl.dll
%Windir%\system32\regsvr32.exe %Windir%\system32\jscript.dll
%Windir%\system32\regsvr32.exe %Windir%\system32\msxml3.dll
%Windir%\system32\regsvr32.exe %Windir%\system32\softpub.dll
%Windir%\system32\regsvr32.exe %Windir%\system32\wuapi.dll
%Windir%\system32\regsvr32.exe %Windir%\system32\wuaueng.dll
%Windir%\system32\regsvr32.exe %Windir%\system32\wuaueng1.dll
%Windir%\system32\regsvr32.exe %Windir%\system32\wucltui.dll
%Windir%\system32\regsvr32.exe %Windir%\system32\wups.dll
%Windir%\system32\regsvr32.exe %Windir%\system32\wups2.dll
%Windir%\system32\regsvr32.exe %Windir%\system32\wuweb.dll
%Windir%\system32\net.exe start bits
%Windir%\system32\net.exe start wuauserv
窓だらけになりますが、全部OKボタンで抜けられると思います。
案件4
EPSON DIRECT AT930Cでオーバークロックさせたい
【症状】
AT930Cという機種ですが、メーカー製PCのため、BIOSによるクロック調整が不可能です。
Pentium4-1.6Aを載せたのはよいがFSB100MHzで動くため、やたら損した気分になります。このCPUはFSB133までなら何も考えず動いてくれます。
【対処】
この機種のマザーボードはASUS製P4BGV-EDというものですが、ASUSに対応するBIOSもないので、ここはソフトウェアに頼るしかなさそうですので
SetFSBというソフトを使います。
このソフトを使う上ではクロックジェネレータ(PLL)に何を使っているかが鍵になります。基盤を見るとCY2834PVCとかかれたICがありましたので多分これのことだと思います。
SetFSBにCY2834PVCに対応したバージョンがないので、似てるのを探してみたところ、
GA-8IDXH Ultra Version 1.5c
というのがCY28324PVCに対応しているようなので、これを使いました。
(微妙に番号が違うでしょ?)
サイトの説明を読みながらGET FSBをクリックするとあやふやなクロックを抽出しますが左下の矢印ボタンを4:1に調整するとソレっぽいクロック表示に変わるので、あとはFSBが133あたりになるように調整すればOKです。
コマンドラインスイッチ機能を利用すると起動後から自動実行されるようになるので便利そうなのですが、なぜかうまく行かない・・。
http://www.page.sannet.ne.jp/k-hazama/setfsb/cmd/cmd.htm