
実はこれ、ISILも真っ青のCG合成写真なんです。
皆さんの気を惹こうと思って、つい自作自演を、、
・・・なんてことはなく、現実です。
総額50万円ほどかけてエンジンを直したのに、
一ヶ月も経たないうちに・・・ああ、、、orz
どうぞ皆さん、ご遠慮なさらずに、
バンバン褒め讃えてあげてください(T-T)
「・・・実はもう私、アナタに興味なくなったの。別れましょう?」
「いや、そんなこと言わないでさ・・・ほら、これで機嫌を直してよ」
「え、そんなに?いいの?・・・もう、アナタったらホント懲りないんだから・・」
「いいんだよ、ボクは君が笑顔でいてくれさえすれば幸せなんだからさ、、、
あは、あははっ!」
・・・なんてことを繰り返していた、イマイチ相性の悪かった二人。
これまでなんとか頑張ってみたのですが。。
なんだか新婚の嫁に逃げられた気分です。結婚したことないけど。
くくぅ〜、結局、メルセデス嬢より大変じゃないか・・・
あれ?というか、こうして見ると、実は一方的な片想いだったのか・・・
なんて恨み節はさておき、何が起こったのか分析しておきましょう。
事故現場は、こんな感じの右コーナーでした。(ここからの写真は翌日)
逆から見ると、こんな感じ。
その日(一昨日の日曜日なんですけど)は日射しがあって割と暖かく、
日当りの良い道路は雪が溶け、路面は雨上がりのような状態になっていました。
ここら辺も一見すると同じ感じだったので、同じ調子で行ったら
いきなりリヤがツツーっと流れ出しました。
ヤバイ!と思って立て直そうと頑張ったけど、
右側(イン側)の林の土手に乗り上げながらスピンモード突入。
270°回ったところで右側にゴロン、ゴロンと転がり裏返しに。
あっという間のできごとでした。私のウデではなす術もなく・・・。
近くの田んぼから一部始終を目撃していたおじさんが、
サーキットオフィシャルの如く「大丈夫か!!!」とすぐ駆けつけてくださった上に、
道を塞いだウィザードを、レッカー車が来る前に、
自宅までトラクターを取りに戻って、端まで引っ張ってくださったり。
あとから来たトラックのおじさんが、
警察が到着するまでついていてくださったり。
近くの農機屋さんが、仕事中にも関わらず様子を見に来てくださったり。
知人が仕事を中断して、最後までずっと付き添ってくださったり。。
たくさんの方々のお陰で二次的な事故も起こさずに済み、
他に誰も巻き込まずに済んだのは、不幸中の幸いでした。感謝です。
(お二方にはお礼を言いに行きたいのですが、お名前を聞いても教えてくれないし、
眼鏡も吹っ飛んでバラバラになっていたのでお顔もよく見えなかったし・・・)
そして通行を諦めて迂回してくださった皆さま、
お急ぎのところご迷惑をおかけしました。お詫び申し上げます。
まぁ結果、オーバースピードだったことは間違いなく、
私の運転がヘッポコだったのも疑いの余地はないのですが、
でも何か腑に落ちなくて、翌日現場検証をしてみたわけで。
この、ワゴンRの先のガードレールが大きく曲がっていますが、これは私ではありません。
手前もちょっと曲がっていますが、これも私ではなく、
私はガードレールには近寄ることなくスピンしたのです。ん?
よーく記憶を辿ってみると、ほぼカーブ出口でいきなりリヤが流れ出したので、
「え?なんでここで?」と思ったことを思い出しました。
結果的にたぶん、濡れているだけだと思った下が、氷だったのではないかと。
だから自転公転の話で言うと、
公転的にはコーナリングを終えてストレート方向に慣性が向かっていたけど、
自転的にはまだヨーが残っていて、路面のμが下がったことで一気に姿勢を乱した。
そう考えると、コーナー出口でリヤが流れた理由が納得がいくのです。
そう思って現場を観察してみたら気付きました。
このコーナーは南に面しているのですが、
特に冬の太陽は低いので、ガードレールの裏は日陰になって、雪が溶けにくくなります。
おまけにこのコーナーはけっこうカント(斜度)がついているので、
路面は更に陽が当たりにくい。イコール、路面温度が上がりにくい。
プラス、中途半端に雪が溶け出すと、水が路面全体に流れ出てしまう。
という悪さをする南側のガードレールと、悪条件の路面。
コーナー区間はエスケープゾーンのように広がっているので、
まだ陽が当たりやすいのですが(=たぶん凍っていなかった)
コーナー出口からは当然狭くなっているため、道路と近くなっているのです。
ということは、こっちのストレート部分は、路面に陽が当たらなくて
凍っててもおかしくないじゃないか・・・!?おお!!
たぶん、ガードレールが近い区間のアウト側だけは、凍ってツルツルだった。
悪条件でも路面状況が均一だったら、まだ対応のしようがあるけど、
こんな風に極端に差があるととても難しく、その対応はハイレベルになる。
(もうホントに、ラリー屋さんは尊敬しています)
単純なオーバースピードだったら、
コーナーの最中にふくらんでガードレールに接触していたはず。
でもそうではなかったということは、見極めはそんなに間違ってなくて、
すなわち私のウデはヘッポコまでではなくて、ヘッポk程度なんじゃないか!?
・・・なんて、イヒ!体験とともに、目くそ鼻くそ程度に
自分をなぐさめることはできましたが、現実は変わりません。。
もっと考えると、リヤが滑った時点で、カウンター切らずにスピンさせた方が
どこにもぶつからず道路上に残れたんじゃないだろうか??と思ったり。
いやぁ〜でも、あの状況で、土手に向かってハンドル切る勇気はなかったなぁ。。
もう一つ、エンジンが停止していたんだけど、どの時点で停止したんだろうか?
もしかすると180°回転して後ろ向きになった時点でエンスト、
四駆に入れていたが故に4輪ロックしたタイヤでブレーキがかかり、
転がってしまったんじゃなかろうか??と思ったり。
そう言えばマニュアル車で、サーキットとかでスピンした時は、
後向きの時はクラッチ切ってエンストしないようにして、
行きたい方向を向いた時にはつないで、
少しずつコースの外に逃げていたことを思い出し、
だからなんとかニュートラにできれば、もしかして・・・?と思ったり。
いやぁ〜でも、あの状況で、シフトレバーを操作するなんて至難のワザだし。。
分析したいことはまだまだありますが、ナゾのまま終わるのでしょう。
長野いすゞさんに行ったら、いつもと違う視線を感じました。
きっと「せっかく修理したばかりなのに!」「こいつか、アホは!」
と思われていたに違いありません。・・・す、すみませ〜ん!
ウィザード嬢にはずいぶん嫌われてしまったなぁ。
もう深追いできるほど私も若くないし。さて。うーん。。
あ、そんなわけで身体の方は大丈夫ですので、
どうぞご心配なく。ありがとうございます。
(突っ込んだ相手が土だったので、エアバッグも開かず)
(首・肩まわりの筋肉痛ももう和らいできました)