
ペケ6の納車が12月末ということですが、そこまでのあっしの車の経緯は、10月第2週に製造完成後サウスキャロライナのスパータンバーグ工場から大陸を横断して西海岸まで送られ(勝手な推測だとサンディエゴ港?)、そこから太平洋航路を鋭意航海中で、現在のところミッドウェイとアリューシャン列島の中間海域を過ぎ、ウェーク島の北方海上も通り過ぎてドーリットル奇襲部隊を載せたハルゼー艦隊のコースをひた走っているのではないかと思われます(^o^)(日本本土手前で強行発艦されたらかなわんな)
千葉港入港は12月初旬だと思われますが、いずれにしてもここへ来て冬将軍の訪れが予想外に急速のため、このままだと補給される新型車両は夏装備のまま冬を迎えてしまいかねません(>_<)(タイフーン作戦終盤か)
これではまずいと思い、早速冬用履帯をカッセルのヘンシェル・ウント・ゾーン社の東部戦線補給担当将校へ要求しましたが(BMWの担当営業だろ)、何と新型車両用19インチ冬用履帯は補給廠に在庫無しとのこと(T_T)(ど~するこれ)
毎度のことですが、正規手続きを取っていても硬直した補給申請ラインではスムーズに事が運ばないので、手近なオットー補給庫の熟練曹長に打診してみました(^^;)(普通はスタンド店長という)
すると、曹長は直ちにヘンシェル社履帯部門の担当と話を付け、今はまだ無いが12月初旬に255/50R19の冬用履帯を生産するので優先的に回しますとの回答を取り付けてくれました(^_^)v(一般的にはBS営業所に打診したという)
ただ、ここで問題なのは標準転輪サイズが前後で異なる点で、夏用履帯は前255/50R19ですから転輪幅が9J、後ろは285/45R19ですから転輪幅が10Jとなっており、これに対して冬用履帯の適合サイズは255/50R19の1種類しか無く、本来の転輪サイズは7~9Jまでのはず(>_<)
しかも標準転輪が防弾履帯(ランフラットっていえよ)専用のため、通常よりリム部分が出っ張ってて履帯が外れにくくなってる構造だそうで、前線修理廠もここでの履帯交換はかなりきついな~とこぼしておりました(^^;)
とはいえ、ヘンシェル社技術部の見解では(BMWパーツ担当じゃ)、255/50R19を10J転輪に履かせても何ら問題なしとのことでしたが、どう考えてても幅が広すぎる転輪に無理矢理履かせたら直径多少は変わるんじゃね?というのが担当整備兵の見解(>_<)
まあその辺は前輪より空気圧を上げてカバーしましょうという話にはなりましたが、さて肝心の車両が配備される12月末の時点で冬用履帯は間に合うのでしょうかそれが問題です(^_^;)
ちなみに、別オーダー済の夏用履帯&転輪一式(前285/35R21、後325/30R21)は既に前線補給廠に到着しており、担当整備兵が申すには「透明シートでグルグル巻きにされており、中が何かがはっきり見えないほどの厳重な梱包状態で木製パレットに載って輸送されてきた」とのこと(^^;)
これを前線配備時に装着したいのは山々ですが、どうも天候がそれを許しそうになく、結局は冬用履帯を装着しての初陣ということになりそうです(>_<)(間に合えばだろ)
Posted at 2008/11/21 10:51:02 | |
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