
年末ギリに納車されたペケ6号もボチボチと距離を重ねて来たので、1,000kmを越えた時点でオイル&エレメント交換実施しようとD~ら~に連絡したら、最初は「即OKです。」だったのに、D~ら~を訪ねたら、「すいません、エレメントがありません。」との回答(>_<)(何でやねん)
最も肝心な消耗パーツが無いなんて普通考えられないんですが、「いやあ、新型V8ツインターボエンジンは従来のV8エンジンと丸っきり違ってて、オイルエレメントも全く異なるんですよ。」とのこと。
しかも、「お宅様の新型Vエンジン、未だ市場に出回っておりませんのでパーツ手配が遅れてしまいました。」と言うじゃあ~りませんかい(^_-)(あのね)
「パーツNo.が従来のV8エンジン用と全然違うんで、端末モニターに両方のエレメント図面出して見比べたんですが、やっぱり全然形状が違うんですよ~!」と言われましたが、どうやらV8エンジンだから従来と同じではという先入観があったご様子(^_^;)(あの~、まるっきりエンジン構造違うんですけど)
確かにペケ6(E71)が最も最初に新型V8エンジン搭載車として世に出たわけで(E70 X5はまだ従来エンジン)、次にこのエンジンが搭載される新型7シリーズ(F01、F02)が日本市場に登場するのはまだ半年くらい後、てことで現在はペケ6のV8エンジン搭載車が唯一無二の存在なんですが、市場に出回ってるペケ6のほぼ全部が直6搭載車ということで、V8仕様はまだ全国に数台あるかないかだそうです(>_<)(BMW-JAPNのV8広報車も2008モデルの左ハンドル車)
とはいえ、春を過ぎればこのエンジンがデフォルトとなる新7シリーズが登場することでドッと増えてくるわけですから、パーツの違いくらい早めに把握しておいてねと言いたくなるところですが、そこはそれグッと押さえて大人の対応(^^;)(サービスの方々には結構お世話になってるんで、こんな些細なことでそう上から目線でものを言えないのよね)
とりあえず伊勢神宮までの長距離ドライブを終えてから(何ちゅ~遅い初詣やねん)、1,300kmを越えたところで交換作業実施しました(^_^)v
さすがV8エンジンで、以前のエンジン同様オイル交換量は8L強、エレメント交換と一緒で2諭吉チョイのお支払いでしたが、これでもう奈良市は終了、ここからは回り癖を付けなければと積極的に踏むようにしてはいるんですが、何せ街乗りじゃ巨大トルクのおかげで多少踏んだ程度ではなかなかキックダウンしてくれない(>_<)
しかも、それにめげずに踏み込むと2速に入った時点でいきなりドッカンと怒濤の急加速をしてくれちゃいますから危ないったら無い!!(^^;)(やっぱターボ車や)
加速時にステアリングから手が離れそうになる感覚は、997C2Sにちかいものがありますが、重量差が800kg以上あるのにこの加速Gは大したものです!(^_^)v
と、ここまでは良いのですが、問題は足がパワーに全くついていけてないこと(>_<)
というのも、今現在のペケ6は前後とも265/50R19のブリザックに交換しており、とてもじゃないが600Nmのトルクにも高速安定性にも耐えきれるスペックではなく、走ってても甚だ頼りない状態なんです(T_T)(スタッドレスなら当たり前じゃ)
縦横のグリップ力も大幅に低い上に、横剛性も当然皆無に等しいタイヤですから、フル加速の際はスピンこそしないものの一旦は左右どちらかにリアサスが瞬間的によじれます。
フル加速中はまるで997C2Sみたいな挙動で、お前はRR車か!といいたいくらい後軸に荷重が集中するためかステアリングが軽くなりますが、これは単に加速Gに負けてハンドルから手が離れるだけかも(^_^;)(腹が邪魔して届きにくいという説も、、、、ほっとけ)
問題なのは高速走行時で、横剛性が極端に無いタイヤのおかげで横風等の外乱に弱く、従来のE53より横風時のヨーイングが激しいような感じです。(ローリングではなく進行方向で左右にヨタるってことです)
場合によっては横方向のポーポイジングが収束しない状態にまでなるため、やむを得ずスロットルを緩めざるを得ないことがあるほどですが、これはタイヤの横剛性不足とDPCの過剰制御が重なってしまうせいではないかと思うほど(>_<)
これもある意味アダプティブドライブ統合制御の功罪で、腰のないタイヤが横風に負けてヨーモーメントが発生するとセンサーが過敏に反応し、アクティブステアリングは自動で修正陀、DPCもヨーと反対方向のリアサスにトルクを配分して修正陀を当てる制御を過剰にするため、ポーポイジング(本来はイルカの泳ぎのように上下に激しくバタつくこと、この場合は左右ですが)となってしまうのではと考えますが、制御のサンプリング値が剛性の高いサマータイヤですから、豆腐のようなスタッドレスではやはり過剰制御となってしまうのでしょう(>_<)(大体ぬおわで横風10mだと発生)
ただ、危険なほど激しいヨーイングではなく、いかにも剛性のない某国産車が無理して走ってるという感じですから、気にしなければ良いとはいえ、やはり気持ちの良いものではありませんし、サマータイヤなら微塵もこの傾向は現れませんから、原因はひとえにブリザックにあるといって良いかと(T_T)(そりゃ速度レンジがQだもんね)
面白いのは21インチのサマータイヤより絶対に軽いはずの19インチスタッドレスなのに、乗り心地はさほど変わらないどころかスタッドレスの方がリバウンド時の突き上げ感が多少あるんじゃないかと感じる点(>_<)(これ不思議です)
おそらく、弾性変形量の少ないサマータイヤよりフニャフニャのスタッドレスの弾性変形速度と、ダンパーのピストンスピードにタイムラグが発生するので、リバウンド時にその差分だけ遅れて感じるのではないかと思うのですが、そんな差異が感じられるのもある意味ボディー剛性が高いからかも知れません(^_^)v(あくまでも私見ですが)
今年のような暖冬だとスタッドレスの必要性は今のところ全く、何で替えたんやねんと思うのですが、月末に雪で有名な関ヶ原の関所越えを控えているため、土壇場まで天気予報とにらめっこしてサマータイヤに戻したいという我慢汁とは格闘しなければならないようです(^_^;)(意味の無いまま美味しいとこは全部ドライ路面で磨耗しきったって感じの初年度ブリザックね)
(ちなみに写真はある日の台中環状線界隈です、、、、ビンロー売りねーちゃんやないかい)
Posted at 2009/02/09 12:55:43 | |
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