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2011年09月15日 イイね!

BMWの憂鬱

BMWの憂鬱先週末の朝、ペケ6でいつも通り会社へ向かった際にそれは起こった。

国道に掛かる第一級河川の橋を渡り、緩い下り坂を下りて最初の信号を左折しようと減速して曲がった途端、いきなりエンジンが停止し、ステアリングがたちどころに重くなった。

曲がった側道には対向車が停まっていたが、危うくぶつかりそうになるところを渾身の力でハンドルを回して回避、そのまますぐ脇の路肩まで惰走してこれもブーストが抜けたブレーキを目一杯踏んで停止し事なきを得たが、しばし呆然。

停止した車はエンジンのみ失火しており、電気系統は全く無事だったのを確認してから、まずはシフトをPにし、恐る恐るスターターボタンを押したら何事もなくエンジン始動。
狐につままれた状態で残り数100mを運転して会社に着いたが、もう恐ろしくて運転出来ませんこんな状態では。

早速まだ出社前の担当営業に電話して事の次第を話すと、びっくりして代車を手配しすぐさま向かうとの返事。
とはいえ、チンケな車じゃ申し訳ないとそれなりの代車を手配するのに営業君も時間を要した結果、来たのは夕方近くになったが、持ってきたのは数ヶ月前に降ろしたばかりの750iの試乗車。

しかし、ペケ6はD~ら~のトランスポーターではでかすぎて積載出来ないということで、そのまま自走して向かうことに。
営業君も途中で止まったらどうしようかと冷や汗ものでペケ6を運転して帰ったが、案の定何の問題もないままD~ら~へ到着した旨連絡が入った。

てことで、現在に至るまでここ1週間750iに乗りっぱなし状態。
予想通り、ペケ6のOBDⅡには故障ログの記録が一切無いとのことで、当然サービス第一声は原因不明。
とはいえ、走行中のエンジン失火なんてのは重大トラブルなんで、とにかく原因究明するまで当分お預かりしますとのことだったが、未だ原因の特定には至っていない。

まあ焦ってもしょうがないし、750iにずっと乗ってて下さいと言うので、週末のゴルフを始め結構乗りまくってはいるが、やっぱこういうFセグメントのでかいサルーンはどうも自分的に合わない。

エンジンはペケ6同様V8ツインターボで、重量が1割軽い分出足はこちらの方が幾分早いのは当然なのだが、幅以外は全て750iの方がでかいしホイールベースも長いせいか、どうにも取り回しが芳しくない。

しかも、足回りがコンフォートではグニャグニャで、ノーマルにしても状況変わらず、しょうがないのでスポーツにしてみたがそれでも柔らかめ。
サスは確かにきちんと上下しているのだが、それでも極緩~く前後にバウンシングを感じてしまうのはやはりサルーンだからなのだろう。

とにかく楽ちんすぎるし、踏み込んでも遮音は完璧なのでエンジン音の感動も希薄、運転していても眠気を催すようでは都合が悪い。
しかもブレーキはペケ6以上にカックンブレーキで、エラいペダルストロークの果てにガクッと効くため、ひょっとしたらと思い調べたら案の定回生ブレーキだった。
ブレーキ自体の効きは良いのだが、効くまでの惰走感に慣れるには時間が掛かる感じ。

内装の質感や装備はさすがBMWトップセグメントなのだが、ボディーは白とはいえ内装色が黒一色のためかいささか地味っぽい。
ノーズはV12も収容するため当然でかく、左右の見切りはシートを上げないとかなり厄介だが、オラオラの低いドラポジで運転しているためほとんど勘状態。

但し、後席の居住空間は最高で、たまたま週末遊びに来た義兄とゴルフをしたのだが、自宅→ゴルフ場→新幹線駅との移動では素晴らしい高級車だと感動しきりだった。

とはいえ、仮に7にもMバージョンが出たとしても絶対買わんだろなというのが正直な感想。
それほどもはやオーナーズドライブカーでは無いというのが750iではないだろうか。

1200諭吉を軽く超える車をけなすつもりは毛頭無いのだが、以前にベンツS、AUDI S8と試乗したときに感じた高級すぎる乗り心地の違和感はやはり750iでも同様だった。
やはりプロレタリアートたる自分にとって高級サルーンは感性に合わないのだ。

そういえば、未確認情報とはいえ、どうもBMW-JAPANはペケ6の日本販売に関して乗り気ではないらしい。
ひょっとすると、X6Mも含め2012年モデルからX6は抹消されるのではという冗談じゃない話を聞いた。

E53 X5がSAVというカテゴリーを作り、強烈なショックを与えて次々と他社が追随したのは周知だが、X6もSACというジャンルを確立したといえるほど成功しており、世界中で販売不振という話は聞こえてこない。

とはいえ、サウスカロライナのスパータンバーグ工場は、現在X5、X6に加えてX3まで生産しており、キャパが飽和状態の上、特にX6は元々の生産台数が少なく、日本向けのタマは非常に少ない。

今や極東の輸入車売れ行きは中国の方が日本より多く、ペケ6も予想以上に走っている姿を現地で直接この目で見て以来、日本市場は完璧に二の次になってしまった感を抱いたが、だからといって割り当てのタマが来ないから売るのは辞めたなんてBMW-JAPANも安易に考えてくれては困るのだが。

ていうか、自分のペケ6は一体いつになったら退院してくるのでしょうか。





Posted at 2011/09/15 12:55:23 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日記

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