ボンネットダンパー取り付け １

先ずは、部品の確認と工具の準備。




そして、ダンパー本体を５～１０回程度伸縮させて慣らしをしておきます。（インナーシャフトが固着している場合があり初回の閉じる動作時にボンネット本体、ヒンジを傷める場合があるそうです。）

フェンダーなどを養生します。




そして、今回はチリ合わせの目安にするためボンネット本体とヒンジにマスキングテープを貼り付けてマーキングをしました。

準備が完了したら、説明書に従っていよいよ取り付け作業にはいります。




先ずは、ボンネット本体とヒンジの固定ボルトをはずします。



ボルトをはずした時にボンネット本体がずれる場合がありますので、フロントウィンドウとボンネット本体の間にひだまりさんの整備手帳を参考にスポンジで養生しておきました。

純正ボルト、ヒンジ、ダンパー付属のＭ８平ワッシャー（上側のみ「車両進行方向側」）、ダンパー付属のブラケット（ボールジョイント背面部がヒンジと密着するように）、ボンネットの順番で仮止めしておきます。

ブラケットの上下位置は説明書の写真を参考に位置合わせをし仮止めしています。


この時にボルトとヒンジの塗装痕、ボンネット側とヒンジ側にマーキングした位置を目安に合わせておくとダンパー取り付け時の微調整が楽になります。

次に、車体側のブラケットを取り付けします。



ライトユニットを固定しているクリップのそばにあるボルトをはずします。



取り外したら、皿ビス（六角レンチサイズ４）、ローゼットワッシャー、ボールジョイントブラケット、Ｍ８平ワッシャー２枚、フェンダーパネルの順番で取り付けします。


これも、説明書の写真を参考に位置合わせをしました。

純正のフェンダーパネル固定ボルト（ウィンドウ側）をダンパー付属のローゼットワッシャーと皿ビスに交換します。



ここまでを、運転席側、助手席側の両方行います。



そして、ボンネットの開閉テストをして各部の干渉、チリに不具合がないことを確認します。

いよいよダンパーの取り付けです。


ダンパー本体はアウターケース側がボンネットヒンジ側、インナーシャフト側がフェンダーパネル側になります。



インナーシャフト側のボールジョイントをインナーシャフトから取り外します。
次にボールジョイントから脱落防止クリップをはずします。

ジョイントを取り付けクリップを元に戻します。

ダンパー本体をフェンダーパネル側のボールジョイントにねじ込み取り付けします。


インナーシャフト側がねじ込み終わったら、アウターケース側のボールジョイントに緩みが無いことを確認します。

緩みが無いことを確認したら、アウターケース側のボールジョイントのクリップを取り外しインナーシャフトをねじ込んだ方向へアウターケースを回転させジョイントの位置合わせをしてボンネット側のボールジョイントへダンパーを縮めながら接続します。


接続したらクリップを元に戻します。


その２へ続く