2008年08月30日
毎月恒例の・・・
今月も毎月恒例のカラオケ大会の日がやってきた。
会社では気を使っている、いろいろな意味で。どうしても背伸びをしないとやっていけない。身の丈にあった人間関係ではないのだと思う。だから、毎月恒例となったカラオケ大会で、身の丈にあった自分を出せることは、自分のボトムを底上げする役割を持っているのだと思う。つまり、原点に戻って、自分を見直すこと、自分の考えていることを再確認することだ。
お互い30才になって、もう学生時代のような状況ではいられない。幸い親が健在なので、不自由のない暮らしを送ることができている。本当に運がよいことだと思う。そうつくづく感じたのは、今日(というか昨日)、NHKのワーキングプアという本を読んだことがある。そのあまりにも深刻な内容に思わず眉間にしわが寄ってしまった。
全給与所得者の5人に1人は年収200万円以下、賃労働者の3人に1人は非正規雇用者。休みなく、朝から晩まで働いても、将来のために使うお金(教育であったり、結婚のための費用)を得ることができない現実。仮に正社員の立場にあっても、スーパーのような職場では、身体が資本であって、過酷な労働条件に耐えられる体力を維持できなくなったら、それで終わり。家族との時間、自分のための時間をすべて会社に捧げて働いたとしても、老後、人間らしい生活ができるのかと言えば、大いに疑問がある。なによりそれまで身体が持たないと思う。
“自分の”人生を生き抜いて、大往生するためには、ある程度の年収と自分を高めるための時間と家族の3つが、バランスよく成り立っている必要があると思う。年収があってもあまりに労働時間が長すぎて、家族との生活が維持できなくなるはだめだし、自己投資をしていてもそれが仕事(お金)に結びつかないのもやはりだめだ。仕事を通じて自分の市場価値を高めていくこと、そのために自分に投資(お金と時間)していくこと、その土台として家族との良好な関係を築いていくこと、これだ。
せっかく転職が決まったのに心から喜べない自分がいる。心の奥底に自分はやっていけるのだろうかという不安があるのだと思う。まあ、不安があったとしてももう後には引けないが。自分を責めず、今やれることをめげずにこつこつやり続けるしかない。実際仕事が始まって現実の厳しさを体感すれば、転職が決まって新しい仕事が始まるまでの期間は、もっとも幸せな期間になるのかもしれない。ならば、今を楽しまないのはもったいない。とりあえず、うまくいったんだから、今を楽しもう。
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Posted at
2008/08/30 08:05:11
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