2008年08月18日
9月23日をもって現所属会社から退社し、24日より新しい会社で働くことになった。8月11日は30才の誕生日で、30才を境にし文字通りて新しい人生の一歩を踏み出すという気持ちだ。
転職により実現したかったことは2つ。一つは労働環境、働き方の変更。もう一つは仕事の中身の変更。
慢性的な長労働時間、不規則な休暇。個人の顧客を相手に商売をしている小売業である以上、これは避けられない。飲食業でも同じ。自分にとって、働くということは、それと、本を読んだり勉強すること、そして家族とふれあうこと、この三つがバランス良くあることが必須だと改めて思う。今の職場では仕事のそのものウェートが大きすぎ、勉強したり、自分を見つめ直す時間や家族とふれあう時間が全くとれなかったし、今後この会社で活躍していくためには、長時間労働は避けられないという事実がある。
勉強する時間は特に重要だと思う。これを確保しない限り、今の会社という狭い範囲の中での成長は達成できたとしても、社会や世界というもっと広い範囲の中での、長期的な成長は見込めない。世界は日々激動しているのに、自分はその世界とはほとんど無関係に小さい会社に閉じこめられ、小さな仕事だけに拘束されているという危機感。
転職の理由の二つめは一つめの勉強する時間ということと大きく関係するが、社会の中での自分、世界の中での自分を今後半世紀あまりの人生において、どのように成長させていき、どのように活躍させたいのか、ということ。自分が最終目標としているのは、店長ではない。でもこの会社に居つづけ、活躍したとしても、9割方は店長で終わる。でも店長は自分の最終目標ではありえない。
自分の将来の夢ということを考え直してみると、海外、世界ということがキーワードとしてあると思う。それは、年中海外に出張に出かけていた父親の影響が強いのだと思う。現職では人との関わりという面で、海外とのコミュニケーションなどもちろんあり得ないし、そもそも毎日同じお店に行って、同じ人と、同じお客さんに接することが基本。これは楽しいし、やりがいもあるのは事実。だが、4年間続けている内に、物足りないという気持ちを押さえられなくなってきたのだ。
仕事の中身。面接で何度も説明したが、頭を使う仕事がしたいということ。今の仕事は朝から晩まで作業、作業、作業。作業員、係員だよ、結局。そのことが大学でこれまでやってきたこととあまりにもギャップがあり、自分の気持ちとだんだん折り合いがつかなくなった。頭を使う仕事がしたい、というとひどく曖昧だと思うが、自分の今の気持ちはまだ曖昧なのだと思う。それはそうだと思う。スーツを着て、オフィスで働くような仕事をやったことがないのだから。これからはそうなる。そのなかで自分のやりたいことがわかってくるのだと思う。
Posted at 2008/08/18 09:29:25 | |
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