
ラリーコンピューターは、用途が限られているという点と、ラリーコンピューターそのものが高すぎるという点で、実はラリーを始めようとおもっている人が最初につまづく高出費品の一つになっています。そんな現状が何とかならないものなのかなとか考えていて誰かは試していると思うのですが、やはり自分も試しておこうと思いまして。
今、現存して実用されているラリーコンピューターは以下のものが大体の主流です。
・国産:RC-NONO
・国産:CRT4500(在庫限り?)
・国産:JX-555(在庫限り?)
・国産:F-ROM
・国産:JX-777(最近出た最新型)
・海外:コラルバシリーズ
マイナー・残存・・・部類
・TeraTripシリーズ
・クロノス MARK-V
実は、国産ラリーコンピューターの定価は8万円以上で既に10年以上前の製品。CPUは8086とかZ80とかそんなもので動いています。昔ながらでの長寿と信頼はやはりシンプルな設計とか色々あるのでしょうけど、カーナビの世界だってあっという間に色々事情がかわったのにラリーコンピュータの世界は時間が止まったままです。
WindowsMobileOSで動かすというのは別の意味で信頼に疑問がありますが、いかんせん沢山物がうれるような目的のコンピュータでもないので、新しいモノが出てきません。やっと出てきた期待のJX-777は、なんだかんだで15万オーバーなお値段。
ちょっとドライブラリーでもやろうか?なんて気にはなれないですよね。
まぁモノが高いというのもあって、結局業界内でも中古をみんなで使いまわしているような状況です。あとは、ラリーコンピューターって取り付けにも難儀しますよね。ダッシュボードに穴を空けたりしますから。
なもんで、昨今のラリー事情や周辺環境等、色々考えて何か良い方法はないかな~と思って試しで買ったのが、今回の画像の品、ウルトラ(永井電子)のドライブモニターです。
もうデミオが整体入院直前の為、取り付けはしていませんが仕入れだけは済ませておきました。
デミオはエンジン回転数を正常にとれないようで、それを取るためのアンプも同時に仕入れました。まぁラリーコンピューターとしての目的には不要ですが・・・。
アンプ無しだったら、新品で13,000円ぐらいで買えますね。
中古のラリーコンピューターでも相場が時価状態で、25,000~60,000付近です(Jx-777,コラルバを除く)。
一応、RC-NONOとF-ROMとCRT4500を所持してきて国産品の操作感や機能等は大体わかっています。そういった経験を踏まえて、ドライブモニターの良い所・悪い所を実戦投入で評価したいと思っています。
見た目がちょっとラリーテイストから離れちゃうんだけどね・・・。コンパクトで軽いし。
テンキーがないのでその部分でどう苦労するかとかもお伝えできれば。
この取り付け後のお話の続きは来月ぐらいに関連情報に掲載します・・・。
ブログ一覧 |
日記 | クルマ
Posted at
2008/09/08 10:33:29