
イギリスはCUSTOMCAGE社から待ちに待っていたロールゲージの部材が届きました。
写真だけでみると、かなーり鉄くずの棒にしか見えませんね。日本では中々手にはいらない部材もあるので結局は輸入です。
既にお分かりだと思いますが、日本でよく見られるジョイント式のロールゲージと違って、かなりの部品点数です。完成したら何点式になっているやら。
パイプの太さも様々です。多分、中にはJ項という規定では使用出来ない太さも混じっているかも。
とにかく海外から仕入れているので、細かい部品の誤差は結構あります(笑)
組み立てキットのように見えてかなりワンオフに近いシロモノです。中に説明の紙が4枚ぐらい。そのうちの1枚は公認申請用紙。完成形の図が1枚。あとは英語で書かれた紙が2枚・・・。どこをどう引っ付けるとかそんなプラモデルの説明書みたく親切なものは入っていませんでした(汗)。パイプはホワイトマーカーで、これは何処の・・・ぐらいにしか書かれていません。
予定よりも早く品物が届いたのですが、実際には今週の後半から内装をばらして日曜日か来週あたりから組み立て溶接が始まると思います。
こんな鉄くずでも職人の腕により3日もあれば形になります。1週間掛からずにケージは組まれると思うので経過写真は殆ど収められないと思います。
しかし折角の軽量マシンもこれで重量級になるんだろうなぁ(涙)
でも安全対策とボディ剛性は欠かせません。
実際の規定では6点式+サイドバーがあればOKなのですが。
ダートラはともかくラリーでの悪路を想定すると、かなりボディをシッカリ作っておかねばならないので。
『CUSTOM CAGES社』のご紹介を忘れていました。
イギリスのロールケージ専門の会社ですが、FIAフォモロゲーション・ケージを多数扱っている会社で、日本でもラリーだけに留まらず、かなりの利用者がいると思います。FIAフォモロゲーション・ケージはロールケージの基本J項よりも軽量に作られていたり、その車両に合わせて強度を最適化されていたりします。国際ラリーでは、このFIA仕様が絶対必須で、日本では、WRCのラリージャパン・APRCのアジパシ・ラリー北海道等に参戦する車両は必ず、FIAフォモロゲーション仕様かJ項仕様でロールケージを製作しなければなりません。まぁ写真を見ての通り、ある程度経験を積んだ職人さんじゃないと組み上げるのはかなり大変でしょう。不親切だし(笑)
日本では、やっとCUSCOがFIAフォモロゲケージを扱い出したぐらいですかね。
え?デミオにFIAにフォモロゲケージがあるのかって?
あるわけないじゃないですか(笑)マ○ダさん、絶対にそこまでヤル気ないですし(笑)
まずは車両がフォモロゲされてないとね。
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日記 | クルマ
Posted at
2008/09/09 01:13:42