さて、今回は「その③」です。これでとりあえず終わりです。
「その②」では、去年のハイランドマスターズと今回のハイランドアタックの1本目を比較してみました。
そして、この「その③」では、今回の1本目と2本目の走行を比較しています。
例のごとく耳障りな音は消していません・・・。
今回は1本目が4分50.1秒で2本目が4分49.1秒という結果でした。
事前に落胆動画を掲載していますのでわかるとは思うのですが、この1秒差の結果は比較映像としては中々よい素材になります。約5キロの区間で1秒差ですからどこでタイムが良いのか、それとも満遍なく速くなったのか遅くなったのかが判ります。
単純なタイムの結果だけではわからない真実がインカーには隠されていて・・・今回・・・まさにそんな結果が映っていました。
なんと前半区間で1本目よりも2本目のほうが区間タイムで2秒も遅れをとっています。そして後半に挽回して後半の区間で3秒稼いで1秒のアップという結果でした。
前半の2秒の遅れがなければ単純計算で4分47秒は狙えた訳ですね。
このきつい勾配での2秒のロストはパワーのない車ではあってはならないケースですね。
フィニッシュした後、私の感覚では最低でも3秒はアップしているだろうという感覚があったのですが、前半の遅かった感覚が少なくて後半の巻き返しの感覚がそのままでたみたいですね。一応フィニッシュした後ちょっと考えてどうかな~なんて思っていたのですが。
で・・・またここで大事なのがなんで1本目よりも前半が遅かったのか・・・ですが、これはこの映像から理由がすぐにわかったし、また事前に走り方を変えている部分でもあるのでそれが裏目に出たということなんです。実際には2速で吹けきらない1本目で、吹けきるまであと500~1000rpmぐらいだったのですが、そこをあえて2本目ではシフトアップして3速にしています。デミオのトルクを信じて・・・(笑)
しかし、残念ながらシフト操作の遅延もあいまってタイムダウンを引き起こしてしまったようです。ギアの選択は難しいですね。
これが上りという条件でなければ、迷ったらシフトアップの呪文が効いてくると思うのですが、上りではそうはいかなかったようです。あとはレブ間際でのアクセルオフによる損失も今回の悩みの引き金になったのだと思うので、アクセルワークの改善をすればシフトアップしたほうが良いという結果も無くはなかったかなと。
中間計測の大事さ加減も判った所で今回のハイランドアタック編は終わりです。
次はTAGに遊びに行って、全日本ラリーの東京ラリーではエントリーはしていませんが現地にはいます。間に合えばちょっとした試みをしてみたいなと思います。
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日記 | クルマ
Posted at
2009/05/27 13:21:43