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はん太のブログ一覧

2008年11月10日 イイね!

Making of SuperDEMIO(2)

『どこがスーパーなんだよ!』

ラリーを語るには役不足な私だけど・・・まそれはさておき(逃)・・・ラリーといえば、まず思いつくのは過酷な条件の中でのダイナミックだろう。どんな道でもどんな悪条件でも速く走破する。そこにダイナミックなマシンコントロールで異次元の走りを披露し観る者を魅了する。
今は2台勢力・ランサーとインプレッサが日本の車では大暴れできるターボ4駆だ。
WRC(世界ラリー選手権)では、WRカー(ワールドラリーカー)という規定でつくられた車両で、フォード・シトロエン・スバル・スズキが頑張っている。
ちょっと前までは、プジョーや三菱も名前を連ねていた。
このWRカー。300PSしかないのにとんでもないトルクの持ち主でそのパワードリフトに魅入られてしまっている人たちは日本だけでも20万~30万人ぐらいはいるのではないだろうか。

私も魅入られた一人。私の初のラリー車はトヨタセリカ(ST185)だった。ラリーといえば4駆だ!みたいに思っていたかもしれない。実際に4駆のグラベルの走りにも魅了されているので尚更だった(でもスターレットGTにボロ負けするわで・・・タハハな腕前)。小排気量(1600cc)のミラージュに乗り継いだ時も4WDミラージュ。兎に角4駆にこだわった。デフが3つもあるのでメンテナンスは大変だしセッティングも大変だけど、そんなのは関係ない。4駆による醍醐味、楽しさがあればいいのだ。
それでもランサーエボ2に乗ったときに失望をする。何をやっても曲がらない、フロントヘビーで止まらないという経験をして(このときはタイヤも悪かったが)、また丁度この頃に規定がガラッと変わる話がでていてラリー熱がさめてしまった時期でもあった。
でも2005年にまたこの世界に舞い戻ってきた時に乗ったのがエボ5。車体が大きいと思いながらも、エボ2の時よりも乗りやすく判りやすい・・・これならばと少しずつ練習して兎に角、色々な経験をつむ事に優先して取り組んだ。やっぱり4駆は楽しい・・・しかし消耗品コストが本当にかかる・・・壊さなくても維持するのが大変とは思っていた。結局3年間で壊したのは、左フォグ1回と右Fロワアーム1回ぐらい・・・。
1つずつ、色々な動きを理解する為に、一気にフル装備にする事を避けて、車の動きを確かめながら歩んできたので、かなり勉強ができた車だった。
そんなエボ5も、ベースは旧規格のラリー仕様。無補強だったし、常にあちこち強化したり補填したり色々と手を加えてきたが、とある現象や事情にぶつかりだした。車もだし自分もだし。これは転機の時期を迎えていると思い、悩んだ末、売り出す事にした。

この悩むちょっと前にスーパー1500の話があって少し興味が沸いたが、やはり4駆に乗りたいという気持ちが結構あって、次の狙いはエボ7か丸目インプだった。これら2台は現行のボディベースで一番安く戦闘力が未だに高い車両だった。あとはDCCDやACDにものすごく興味があった事も含まれる。
また4駆というよりは、丁度走りに変化や発見が欲しい頃で、自分をどのように鍛えていえばよいのかを悩んでいる頃でもあった・・・。4駆でなければ得られないスキルもあるし・・・。

でも新生のスーパー1500にも興味はあって、デミオをみてカッコイイなて思ってはいたんだよ。1500ccでどれに乗りたいか・・・といえばダントツでデミオだった。でもカッコイイとハヤイはイコールじゃないからね・・・。
でも、車の購買意欲って純粋な車好きの話をしちゃうと、見た時のデザインの良さで、その次に性能を考えると思う。それ以外でときめく要素があったといえばフィットぐらいかな?ヴィッツは新型はよいけどーんーんー?!ぐらい。
ただアフターパーツの関係から、実際にスーパー1500が始まっても、もっとも有利なのはクロスのあるヴィッツで次点でコルトかな・・・なんて思っていたんだけど大御所連中がこぞって皆がコルトに流れたもんだから、なんだかコルトワンメイクみたいな世界に・・・(これはこれでビツクリ)。

一応の興味は持ったんだけど、実際の中身の展開にまずビックリ。結局みんなノーマルでがんばっている現状と・・・やっぱり遅いという事実(苦笑)。
私は一体なにがスーパー(極上)なのか判らなくなってしまった。1600ccのほうがよっぽどスーパーだよってブログに書いてしまったぐらいです。
あとはこのスーパー1500のお陰?で確立したRF規定にも正直私は難色を示したのでした。「お上の考えがわからん・・・どこがスーパーなんだよ!」

全日本ラリーでは今現在後半になってきてJN-1.5(スーパー1500)もヴィッツ系の援軍もあって10台を超えるぐらいのエントリーになりました。でも全日本ラリーは1500ccの特別なクラスを設けられているのに対して、その他、地方戦・県戦では1500cc以下の括りで闘わねばならない・・・今後の問題?課題?。1500の専用クラスであればマシン性能の差はたいした差にはならなくなってくるが(実際には熾烈になるとおもうけど)、他排気量がいては話にならないからね・・・。

遅いと判ってしまった1500ccを皆どう見ているのか・・・。ほんとうに速くなるのか・・・。新たなカテゴリーの可能性としてラリーを盛り上げて行きたいと思う反面、この規定に魅力を感じきれないのもあり・・・それはラリーだけではなくジムカーナ・ダートラ・レース・・・色々な分野での可能性を考ええなければアフターパーツは発展しないと考えているから余計である・・・。

私はそんなスーパー1500の出だしを眺めていて実は一端はまだまだ期待が出来ないと思ってスッパリキッパリ諦めたのです。それが2008年・春~初夏ぐらいの話。

車も初夏にやっとこ売れたんで、じゃ本格的に次期戦闘マシンをどうするべか・・・ショップの社長と会話をしている所で、こんな話をしていた(と思う)。

K「miniでラリー車なんて面白くない?」
は『いあーminiですか~。ちょっと日本のカテゴリだと厳しくないですかね?』
K「でもかっこいいとおもうんだよね~。車も楽しそうだし。」
は『確かに現行型のminiで本格的なラリー車ってみたことないし面白そうではありますが・・・』
K「なんかカッコイイ車でやりたくない?どうしてもインプやランサーじゃないと駄目?」
は『いあ、そんな事は無いですけど、4駆が好きな性分ですからね・・・』
K「なんか良い車ないかなぁ~ん~、例えばデミオとか。かっこいいよ?」
は『デミオですかー?かっこいいけど速いんですかねぇ。。。それもスーパー1500の話じゃないですか・・・まだやめとけってこないだ言ってませんでしたっけ?』
K「でもデミオはかっこいいよ。ラリー車にしたらフォーカスみたいになるんじゃない。」
は『でもパーツあるんですかねぇ・・・まだ誰も製作してないですよ。』

確かこんな会話の流れを話しながら(実際には色々と30分位は話していたかも)、デミオでラリーやデミオでパーツやらを世界(インターネット)で何気なーく調べていました・・・。

そしたら見つけてしまったのです・・・。
瞬間的に納得させられてしまうディティールに私の心は打ち抜かれてしまったんです。

[Mazda2 Extreme]
http://www.autoblog.com/2008/02/29/melbourne-2008-mazda2-extreme-dresses-for-the-dirt/

は『な・・・すごい・・・カッコイイっ!』
しばらく目が釘付けに・・・。

は『決めました。デミオでラリー車作る!』

気になる女が化粧をしたら本気で一目惚れ・・・そんな感じ。


オイオイ...それまでの悩みはどこに行った?
散々難しい話のような前振りしておいて、そんなオチ?

つづくっ

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Posted at 2008/11/10 17:22:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記 | クルマ
2008年11月07日 イイね!

Making of SuperDEMIO(1)

『デミオはラリーに使える車?』

先日は北海道で世界ラリー選手権「ラリージャパン」が開催されました。
デミオユーザーはもとよりモータースポーツに興味のない方はラリーと言われれば、分かったとしてパリダカ(パリ・ダカールラリー)だと思いますが、皆さんが日頃足に使っているような車で公道でモータースポーツが行われています。

http://www.rallyjapan.jp/j/

私の車も、このラリーというカテゴリのルールに則って製作しています。派手に見えますが改造は主に安全面に力を入れてあって、皆様の言う改造(エンジンやマフラー等)はノーマルなままです。実はこのルールも国際ルールと日本国内ルールと別々であったりして結構厄介だったりします・・・が・・・。

私は先月、全日本ラリーという国内最高峰のラリーにデミオで出場しましたが、日本で開催している国際ラリー「ラリージャパン」には現在はデミオという車両で出場する事が出来ません。
実際にはFIAという自動車のモータースポーツの偉い所が定めた規定に則った申請車両(ホモロゲーション車)が、国際イベントに参加出来るのです・・・。以下はサンプルでURLを貼り付けておきます。
http://www.fia.com/en-GB/sport/Pages/Homologations.aspx

http://argent.fia.com/web/fia-public.nsf/A0AA91B9B2079DFDC12574C600385CEF/$FILE/VoituresPays_2008.pdf

リストをみれば分かりますが、MAZDAの欄にmazda2(demio)はありません。ちなみに日本国内ではJAFが管轄です。JAFにはデミオは登録車両になっています^^。
そんな表からは分からない縛りがあるんです。他にも排気量でクラスが別れていたりします。

なんで今まで、日本ではデミオという車でラリーがされていなかったんでしょうか・・・。
それは排気量クラスで括られたクラス区分の影響が一番大きな要素としてあります。
100cc足すと1600ccなクラスだと、あのハイパワーNAエンジンVTECHを相手にする事になったり、1000ccでも軽量なマシンが居たりで、実は1500ccクラスは勝負になる要素が厳しいパッケージサイズだったんですね。

誰だって勝てない車を買うよりは、勝てる可能性が多分にある車が欲しいですよね。
競技ともなれば、統一規定によってある程度のイコールコンディションにしないと、そりゃイジッタもん勝ちや、パワーが力・・・だけみたいになって、なんでもありにすると競技として成立しません。なので区分を分けるのですが、モータースポーツと日常は反する部分が多く・・・例えば・・・1600ccの車が少なくなって1500ccが増えているのは何故か?と言われれば、車好きならば大抵わかっていますよね。この100ccの差で変わってくるものがありますからね。

そこで中型クラスは1500ccへとメーカーが移行してきたわけですが・・・これがモータースポーツには・・・勝負にならない中途半端な車両で全然開拓が進まなかったんです。
でもこのままではいずれ1600ccは無くなるし、今後のコンパクトスポーツをどう残していくか・・・というた所で結局、市場にもっとも増えてきている排気量1500ccにまた注目がされたわけですね。その実験を早期におこなってきたのが中部地区。1500ccオンリーのクラスを用意して、改造制限をかなり厳しくしたジムカーナから始めたようなんです(ラリーは今年から)。

そして去年,ラリーでも「JN1.5(スーパー1500)」という規定が設けられ、2008年から1500ccオンリーというクラスが全日本ラリーに設けられました。まだクラスが出来てから初年度なんです。
(現在も初年度チャンプを目指して、3台のコルトが11月21-23日に愛知は新城市で全日本ラリー最終戦行われます。)

でも1500ccで思い浮かべてみてください・・・どんな車両がいますか~。なんぱ今時代のずんぐりむっくりな車両しか思い浮かびませんよね。。。
そんな中で、去年(2007)発売のデミオ・・・なかなかいい形だなぁ・・新型ヴィッツもだいぶカッコよくはなったかなぁ・・・Fitもマイナーチェンジで悪くないよね・・・と遊び心を擽るスタイルにはなってはきているものの・・・ずんぐりむっくりは・・・ずんぐりむっくり・・・。

おまけに競技につかわれているデータが全然ないのでパーツも少ないし(殆ど無かった)、車の何が弱いのかサッパリわからない。
ボクみたいなプライベーターにはちょっと扱うのは無理かなぁ・・・全日本の選手を様子見してみるかなって思っていたのが去年末の12月頃・・・車をぼちぼち手放そうと思っていたけど、スーパー1500・・・興味はあっても未知だらけ・・・どうしようと思っていた頃でした。

まだ2007年の今頃は丸目インプでも買おうか悩んでいたのです・・・。
でもこの頃に、スーパー1500というのと、デミオというのを少し意識していた事が後々に繋がるとは本人も思っても見なかったのでした・・・。

つづく。

Posted at 2008/11/07 18:06:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記 | クルマ
2008年10月27日 イイね!

デミオDEお台場ミーティング

デミオDEお台場ミーティングうーん何年振りでしょうかね・・・モータースポーツをする前はスターレットのオーナーズクラブに入っていた記憶があります・・・まだインターネットも無かった頃の話・・・。なので何年ぶりかな・・・久々にワンメイクミーティングに参加してきました。

私はちょっとデミオのオーナーの方々からすると系統が違ってしまうので、最初お誘いを受けた時にどうしようって悩んだのですが、デミオの情報交換をしてみたいと思い参加する事にしました。

私の出身は元々ストリート系なんです。なので周りのエアロとか付けている電子パーツ・・はたまたオカルトパーツにはヨダレが出てしまいます(^^;ただどうしても競技系消耗品が結構あるので優先的に手がでないだけです(^^;

そしてやっぱりというか・・・カラーリングマシンは浮きますね(^^;
ちょっと周りとのバランスが取れないので画像はセクシーなお尻が並んでいる写真だけにしました(笑)
写真は一部で、実際には21台のデミオ(それも殆どがスポルト(汗))が集まりました。

DEデミオのアフターパーツって、発売から1年経ってもまだまだ少ないんですよね。でも皆さん上手に弄っていますね。工夫して楽しんでいるのが伝わってきました。
ただ台数が多かったせいか、全員と話出来ていませんね(^^;ごめんなさい。
また、まだ誰が誰ってわからないですね(^^;

今回のお目当ては、ナイトスポーツさんのスーチャーデミオ・・・のECUマネージ(サブコン)のお話が是非聞きたかったので、参考になりましたよ。あとは水温周りの話とかね。

それと、最近流行りの診断コネクターを利用したインフォメーションモニタ。
この情報がどんな状態で表示されているのか、私の重点課題でした。
ここで驚くべき事実が明らかになってしまいました・・・。

まずBLITZ(R-VIT iColor)とTRUST(TOUCH)とで、スロットル開度なんですが、同じ項目なはずなのに数値が違う事。CAN通信の結果値をそのまま利用しないで演算をかけているって事?
私が今回注目したのは、スロットル開度だったので、リアルタイム表示が不可欠。数値更新の遅いR-Vitではちょっと読み取りづらい結果に。
TOUCHのほうは数値更新が早く、さすがに後発製品なだけはあるなと。
しかし、ここでこんな結果を目の当たりにするとは・・・。

なんとR-Vitではスロットル開度が78%までしか行かず、TOUCHのほうでは90%までしか行かない・・・。この差も気になる事ながら、100基点にならないのは何故なのか・・・。
そして空ぶかしでのチェックしかしていないが、アクセルを軽く煽って全然踏み込まなくても90%に到達するTOUCH表示。。。(!-!

どういうことなんだろう・・・。CANから流れてくるデータがそんなにいい加減とも考えにくい・・・対センサーならばセンサーの精度を疑ったりも出来るけど、スロットルがこんなに適当な開閉だともっと変な動きになるはず・・・。

ちょっとその場では何故なのか考えが纏らなかったが、そーいえば、デミオも多少なるのだが、スイフトに乗った時にシフトチェンジで、アクセルオフとクラッチの踏み込みのタイミングがワイヤーアクセルと違いすぎるのか、クラッチを切った後にエンジン回転が上がってしまう現象がよくあった。これが電スロ特有の現象だというのに気が付くのに時間がかかったが、インプはそんなことはなかった。モノの違いなのだろうか。デミオは差ほど気にならないがそれでも出る時は出る。この現象と似た事が空ぶかしでもおきているという事なのかな・・・。
アクセルオフについてはシッカリ数値上は追従反応していた。後は低回転高ギアの時の状態が見られれば電子スロットルの弱点は大よそでつかめてくる。
兎に角、見た瞬間はアクセル開度の数値のバラツキ差にビックリした。これが本当の数値ならとんでもないスロットルである・・・。
現在ではインプレッサはこの電スロによってチューニングの味付けに役立っていたりするので、期待したかった部分なだけに・・・やはり苦労はせねばならぬのかと・・・ちょっとツライ現実を目の当たりにしてしまった・・・。
まぁ結局ウダウダいってもドライバーが扱いに慣れてしまえばいいんだけどね。

でも中々興味深かった・・・私もつけようかな・・・。

私のワガママテストのご協力マシンオーナーのMIGIRIさん、ももちぅさんには大変感謝致します。
しかし、マフラーをみんな換えているんだよね~。踏み込んだ時の音がいいのなんのって(T^T羨ましいですよ。

あとは、バンパーマウス?あれいいなぁ。純正バンパーの状態で少しはリフレッシュエアーの取り込みに役立ちそうです。無論私は、あの純正の樹脂骨格をはずして、網オンリーにするだけだと思いますが(笑)
それと、リアの純正スパッツがいいですね。こんなのもあるんだ~って思っちゃった。

あとは話題にでてきたビックスロットル。ピークで5馬力アップ・・・NAで5馬力あげるのって大変なんですよ。1馬力1万はターボ車。NAはもっとお金掛かるんです。ビックスロットルもだいぶ値段が安くなってきたし、自分で交換出来るしちょっと注目です(まだ様子見(笑))。

また、私のブログで難しい話をしている時があるみたいで。そゆ時はご遠慮なく質問なりツッコミなりしてください。勢いで書いていますから伝わりにくい部分があると思います。宜しくお願いします。

今回絡んで頂いた皆様ありがとうございました。
Posted at 2008/10/27 01:23:28 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記 | クルマ
2008年10月20日 イイね!

初尽くしでもがんばった?(エピソード0:セレモニアルスタート編)

全日本ラリーは実は2回目ですが1回目はOPのコドラでAkaigawaに出ました。ドライバーとしては今回が初。
車も実践投入も含めてフルアタックは初。装備品も初だらけ。コドラと組むのも初、セレモニアルスタートも初。ハイタッチも初。こんなにギャラリーが多いラリーに出るのも初。

ラリー初心者じゃないのに初ばっかり(^^;

スーパーデミオを作ろうとおもったキッカケやエピソードはまた別の機会に書きますが、デミオを作るならやっぱり全日本に出ないと駄目だよねって思ったんですよ。
花形のターボ4駆に引けをとらない存在を今後期待されているスーパー1500にどのように興味を持ってもらおうかなって考えたり。

なんてカッコいい事言っていてもね・・・実は、勢いで全日本に出るっていっちゃっただけなんだよね(汗)。今となってはよい経験ができたので出てよかったと思っているし、また全日本に出るぞって来期に向けて頑張ろうって思っている。
でもほんっと、色々な不安を抱えての取り組みだったのです・・・。
全日本ともなれば本気の速さの連中の世界だからね・・・でも出ると言ってしまった手前、後戻りも出来ない・・・となればとことん自分を追い詰めるだけ?(汗)

実際、車両製作も突貫工事状態で、当日までヒヤヒヤ。よくラリー系のブログでみんなヒヤヒヤのスレスレでやっていたりするけど・・・もっと余裕持ちたいのが本音(^^;でもそうはいかない現実も多々あるので、心臓を強くして土壇場に慣れるしかない。
そしてスタートだけど、どうもなんかスタートしたって感じが弱いんだけど、すぐにSS1が待ち受けているので気持ちの切り替えもすぐにしないといけない。SS1はキャンセルになってしまい・・・正直コンセントレーションがあがりきらずにホッとしている自分と、せっかく色々と調子をつかみやすい上りのSSが走れなかった・・・がこの後は人生初のセレモニアルスタート。

で、今回はギャラリーに来ていた「ぷりうす☆さん」からセレモニアルスタートの写真を頂いたので、その時の私のエピソード・・・というか心境をご紹介したいと思います。


いあーセレモニアルスタート・・・人が多いよ~!!ちょ~緊張なんですけど!!
で、実はラリーインフォメーションで、車から降りてギャラリーの方へマイクパフォーマンスをしてねって書かれていて・・・俺なにしゃべりゃいいんだろうかって実は真剣に悩んでいた(苦笑)。初はキツイよぉ・・・。

でも遠目でみていると降りないで車の中からしゃべっている人もいるし・・・アレレ?って思ったんだけどね。盛り下がっちゃうんじゃないの?って思ったけど。
うちは、コドラのヒロコ様が、降りてパフォーマンスするのが当たり前といわんばかりの行動をしているので無条件ですよ。


わたくし・・・初経験なんですけど・・・人前でマイクパフォーマンスなんて絶対に出来ないですよ・・・チョー緊張です。心臓痛い・・・。ドア開けて降りた後、マイクを握ってから記憶がありません(爆)。何しゃべってたんだろ。司会が結構適当にアニキに引っ掛けた話を振ったまでは覚えているんです。。。で、後ろを向く羽目になって、せっかくのギャラリーの皆様にちょっと失礼な行為になってしまったなと。
でもほんっとここまでで後は自分が何を言っていたのかさっぱり~(^^;;;
でもアニキの人気に救われたのかも?


そして乗り込んでぱっと目の前を見るとギャラリー沿道になっていて皆が手を振って・・・振っているわけじゃない?あ?もしかしてハイタッチ?ととっさに思考を働かせてちょっと照れ臭いながらも手を出してみたら沢山の手が襲ってきましたっ(嬉鳴)。


車の派手さはあったけど、後ろがスター選手だったし、まぁインパクトだけ狙えればいいやって思っていたけど、皆笑顔でハイタッチしてきてくれます。声援もあったりしてビックリ。無名選手な私にも暖かい声が届いてすっごい嬉しかったですよ。ゼッケン44ですからみなさんずっとこの調子でやっているわけじゃないですか。疲れているはずなのに皆さんの笑顔がとっても印象的でした。


何処まで続くんだろ~なんて思いながら、皆ハイタッチしてくれるんです~。
ラリーファン(ギャラリー)と触れ合える場面って全日本ラリーはちょっと少ないんですよね。リエゾンもそんなに時間に余裕があるわけではないし。
でもラリージャパンとかでラリーファンがリエゾンも楽しみにしているしサービスパークでもどこでもファンの方々はラリーストとのふれあいを楽しみにしていますよね。昨今は国内ラリーファンも増えつつあるみたいで、私もラリーファンサイトとか熟読していますが、こゆ場面の時にノリでもいいから楽しくやらないと駄目だってすぐに思えるようになって自然と手が出たんですよね。・・・事前学習?!どこで?!
(地方選手権では、まずそんなにギャラリーが居ないです(涙)いても身内というギャラリーです(笑))

んで、クラシックイベントに出ていた某S氏の話によると・・・ハイタッチをしていないクルーも居たりとか。盛り上がったり下がったりとか。僕はてっきり皆あのテンションで分け隔てなく行われているもんだと・・・皆しているもんだと・・・思っていました。ちょっと寂しいですよね。
全日本のオーガナイザーもギャラリーを楽しませる工夫をやっとするようになってきましたが、クルー達も近県でも遠方からでもラリーに興味をもつラリー観戦者へギャラリーパフォーマンスしてあげてくださいねっ。

え”?お前は走りのパフォーマンスが駄目だって?ごもっともです(涙)
修行してきます(><;

てことで新城ラリーは全ての方々でラリーが盛り上がる事を願っております。
その前に「らりーじゃぱーん」だった!

でもホント、無名な私を応援して下さいました皆様ありがとうございました。
今後も露出専攻・・・もとい内容充実で、もっと皆様に覚えてもらえるように頑張ります。
Posted at 2008/10/20 19:06:53 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記 | クルマ
2008年10月11日 イイね!

Incar movie of SuperDEMIO-MCSC2008-SS11

ついでだとおもってひっそりと公開していた最後のSSです。11キロあります。
スタート前とフィニッシュの音声がちょっと面白いと思うので入れておきました。


下りは結構マージンを見ながら走っちゃってますよね。これは性格も出ちゃっています。もう少しここらへんを詰めていく練習をしなくては・・・。
最後に「自分を信じてない」と言っていますが、これはペースノートを聞いてそれ通りに攻めていないと言う事です。聞いてから実際の道を見て、レーダー走法の場合は行ける所はペースノートの情報でアクセルなんて抜いている場合じゃないんですが、ほんとうにこの景色はこのベンドナンバーなのか?と不安になると自分が作ったのにペースノートが信じられなくなります。このキッカケや要因としては、ペースノートの精度が関連しています。同じようなベンドナンバーでも景色は結構違ったりするのですが、あとは同じようなコーナーにみえてチョットきつかったり、ちょっと狭かったり、ラインが違ったり、車速が違ったりで見える感じも変わってきます。そしてこの出来不出来で信じていても速さも変わってしまいます。

まぁ私の場合はまだまだペースノートに慣れていないと言うことなのですが・・・。

しかしペースノートの力は全く走った事の無い道を、レッキで数回走って、記号化された道情報で全開で走る訳です。一応、これでもペースノートによるナビゲーションがされているので、単純な有視界走行よりは楽が出来ます。道を知らなくても先の情報がわかるわけですからね。なのでペースノートは完成度が上がってくると、有視界ではあり得ない車速で走破出来る様になります。それでいて有視界よりも疲れないのがペースノートかもしれません。

ペースノートを作る時は永遠と低速で読み上げていくのですが、これが意外としんどい作業です。でもこのペースノート作成の時こそしっかり集中して作らないと、デスノートに変わってしまいます。まぁ練習不足なんで多目に見てやってください(^^;

あとは、ペースノートで良くあるのは、ペースノートロストといって、何処を走っているのかがコドライバーが分らなくなりロストしてしまう事があるのですが、これはコドライバーが悪い時もあればドライバーのペースノートの作りが悪い時もあります。ペースノートを作り始めた頃は大抵はドライバーが悪いと思います(笑)
インカーでは私が時々聞き直していますが、じつはこれはドライバーがロストしています(汗)。見た目でコーナー処理とかに集中していたりすると聞けない瞬間や時間があり、我に返ったときには「次のコーナーなんだっけ?!」ってなります(^^;
ちなみに、ドライバーが(聞き)ロストするのはコドライバーには判ります(笑)
今の聞いてなかったな~?ってすぐにバレてしまいます。

ちなみにペースノートの大変さは別にメモをとらなくてもいいので、どこかドライブ中にリーディング(読み上げ)だけでもしてみると分ります。いきなりやっても上手く行きませんから。直線距離とかメタメタになるし、ベンドナンバーもテキトーになります。

ということでインカー編は今回で終了です~。
Posted at 2008/10/11 08:11:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記 | クルマ

プロフィール

「いきなりだけど・・・デミオは新しいオーナーへ。さてあっしはどうするかな。。。」
何シテル?   07/29 15:08
デミオ(DE5FS)のラリー仕様になるまでのメモ。 日常なメインブログ【Sideway】 http://hunter.txt-nifty.com/sidew...
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