いすバス初白星。

やっと勝てました。

車椅子バスケ、対コロンビア戦。

　　　　　　　　　　 14-22
　　 11-13
コロンビア 49 　8-13 63 日本
　　16-15


車いすバスケットボール男子の日本が、コロンビアを下して1次リーグ4戦目で初白星。
エースが引っ張り、8強に望みをつないだ。

堅守速攻を徹底した戦術が功を奏し、センター藤本が今大会で最多の27得点をたたき出した。
　
要所で頼りになった。
序盤にもたついたが、リバウンドを得意とする宮島との連係で相手の7点リードから追い付き、リズムを引き戻す。
一時6点差まで迫られた第2クオーターは、終了のブザーと同時に速攻から決めて、前半だけで21得点。

「全員が同じリズムを感じられた」。
藤本は仲間を立てた。
　
カナダ、ポーランド、ドイツに3連敗。世界選手権で得点王になった藤本に対して、防御がきつくなり苦闘していた。「2、3人で付いてくるマークを引きつけて味方に打たせよう。それでチームが機能するなら」。そう発想を変え、苦境を打開することができた。
　準々決勝進出を懸けて、1次リーグ最終戦では地元英国と対戦する。
「まずは守備から。そして、決めるべきところで決める。同じことを繰り返す精神力の強さを」。
大黒柱が気合を入れた。


頑張れニッポン。