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危機意識なし、そり競技で相次ぐ失態。


今度は、スケルトンでも失格処分。
　



スケルトン女子で、小室希（仙台大大学院）が滑走前に失格になった。

　検査で、国際連盟（FIBT）の規定に合ったランナー（そりの刃）として認定されていることを示すステッカーがそりに張られていなかった。
ランナーの検査は毎シーズンごとに実施されるが、五輪や世界選手権などの大きな大会では、公式練習期間中に認定を申請することが認められている。
　スケルトンは前日まで3日間公式練習が行われており、申請機会はあった。

FIBTのクローネ広報部長は、、、
「チームキャプテン会議で全チームに通達されている。なぜ、日本チームが3日間のうちに、申請に来なかったのか理解できない」と話しており、、、

チームの管理責任などが問われそうだ。


五輪に挑むにはお粗末過ぎる管理体制が招いた失態だった。
　競技開始３５分前の検査で発覚した。
そり自体は認定されていたもので、Ｗ杯参戦中はシールが張られていた。
だが、高橋宏臣監督らによると、本人が「誤ってはがした」という。
規制がある五輪ではスポンサー関係の広告類は付けられないため、一緒にはがしてしまったとみられている。
　軽率な小室の行為だが、チームの緊張感も欠けている。
ステッカーは日本出発前にはがされていたのに、現地での公式練習中も誰一人気付かなければ、確認もしなかった。

同監督は「わたしの落ち度」と頭を下げた。

小室は泣きじゃくった。

同情の余地は少ない。
女子の出場は１人。
小室に代表の座を譲ったライバルも無念だろう。
　
同じそり競技のリュージュでも安田文（北海道連盟）が重量超過違反で失格した。これも、管理が行き届いていれば、容易に防げたミスだった。

行政刷新会議の「事業仕分け」で、ボブスレーとともに『強化補助費削減』の対象に名指しで挙がり、危機意識があって普通なのに、最も存在感を示す場の五輪でこれでは、先行きは暗い。
　
男子のベテラン越和宏は厳しい言葉とともに、「人間が成長するいいチャンス」とも言った。だが、汗水流した４年間の努力は戻ってこない


希、ど～して？ステッカー貼ってあったよな？
剥がしちゃったのかよ～。

あんなに練習頑張ってたのに～。