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ボブスレー、公式練習で転倒多発！！

　

←転倒した日本チーム



ボブスレーは最初の種目、男子2人乗りが20日から始まるが、会場のウィスラー・スライディングセンターでは公式練習で転倒が相次いだ。
国際ボブスレー・トボガニング連盟（FIBT）によると、練習初日の17日に8件、18日は3件のクラッシュがあり、日本の鈴木寛（マネックス証券）小林竜一（鳥取県体協）組も2日続けてクラッシュした。
　他国の強豪チームでも転倒が目立った。
スイスチーム2人乗りのパイロットで世界ランキング1位のベアト・ヘフティ選手が脳振盪（しんとう）に見舞われて欠場を余儀なくされ、19日にも、別のスイスチームのブレーカーが負傷したと伝えた。
　
先にリュージュ男子の公式練習でグルジア選手の死亡事故が起きた難コースは、再発防止の措置も施されたが、高速などのため依然として「危険だ」との意見がある。

だが、FIBT関係者は『2002年ソルトレークシティー五輪でボブスレー男子2人乗りの公式練習初日に17件のクラッシュが起きた、異例なことではない』と過去の例を挙げ、静観の姿勢を示している。

やっぱり、ウィスラーのコースは高速なのね。　

　集大成のラストラン。

何度も軌道を外れようとするそりを手なずけ、氷の高速コースを突き抜ける。


タイムは公式練習を通じても最高の５３秒４２。


「ウルってするんじゃなくて、すがすがしい気持ちになる滑りを考えていた」。

そう話す越の目に熱いものがうっすらと浮かんだ。

　勝負という意味では完敗。
０．１秒の短縮に取り組んできたスタートダッシュも不発だった。
最先端の戦いは、陸上トラックで１００メートルを１０秒台で走るような最初のスプリント力がものをいう。かつて世界と渡り合う武器となった屈指のそり操作だけでは、太刀打ちできない。
「限界値。自分のスケルトンは時代遅れ」。
潔く認めた。

　日本のスケルトン界を先導してきたパイオニア。
自分の挑戦には一区切りを付け、これからの役割を考える。
「選手として結果は残せなかった。だが、経験を伝えていくことが、次のメダルチャレンジ」。
２７歳の田山が自分の順位を一つ上回った。
成長した息子を見つめるような満足そうな顔で、固く握手した。

　この日最後の４回目の滑りは、上位にいた地元カナダ選手の失格がなければ巡ってこなかった。
３度出場して、メダルには手が届かなかったが、神様からのご褒美だったかもしれない。
そんなことがあるからこうも言う。

「五輪にはもう一回来たいなあ」


越さん、お疲れ様でした。
そして、ありがとうございました。

そり競技の相次ぐ失態「トーン下がる」


　スケルトン女子で小室希（仙台大大学院）が用具に関する規定違反で滑走前に失格となった件について、日本選手団の橋本聖子団長は

「せっかくちょっといい雰囲気できていたところに、ああいったミスがあると団としてもちょっとトーンが下がってしまう部分もある」

と苦言を呈した。

　同じそり競技のリュージュでも、１５日に女子１人乗りの安田文（北海道連盟）が重量超過違反で失格。

相次ぐ失態に橋本団長は「事前のいろいろな管理、あるいは調整のすべてに、もう一度しっかりとやらなければいけない部分が出てきた」と語り、選手とコーチ陣双方に注意を喚起した。
　
日本代表はスピードスケート男子５００メートルで銀、銅メダル。
１８日にもフィギュアスケート男子の高橋大輔（関大大学院）が銅メダルを獲得したが、これらの活躍に水を差す形になった。


弁解の余地ありません。はい。

そして、、、、


選手団長から注意書

　スケルトン日本チームの高橋宏臣監督は19日、女子の小室希（仙台大大学院）が用具に関する規定違反で失格になった件で、日本選手団の橋本聖子団長から文書で注意を受けたことを明らかにした。
　小室は18日、競技実施前の検査で、使用するそりに国際ボブスレー・トボガニング連盟（FIBT）の規格検査をクリアしたことを示す認定ステッカーが張られていなかったことから失格になった。

本人が日本を出発する前に誤ってはがし、現地入り後、チームも確認を怠っていた。
　
スケルトン・チームは小室の失格でFIBTに抗議書を提出していたが、この日までに却下された。