おばんです☆
また震災関連のブログ、しかもかなりの長文でスミマセン<(_ _)>
先日ニュースで取り上げられていた「青い鯉のぼりプロジェクト」という話題にとても共感し、
ブログにUPしようと思いPCを立ち上げました。
以下に転載した話は私の住む市での話です。
私も震災の3日後にその地区に行きましたが、津波のせいで壊滅的な被害を受けた地域の一つなんです。
本当に酷い状況でした。
ほとんどの家が基礎部分を残して流され、運河には津波で流された大型漁船が鎮座している…
そんな地域での出来事です。
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青い鯉のぼりプロジェクトとは?
2011 年3 月11 日14 時46 分1000 年に1 度と言われる大地震が東北地方を襲った。
内陸部は震度7を記録し、大地は大きく地割れし、太平洋沿岸部にはかつて経験した事の無い大津波で街は何もかも流されてしまい尊い命が何万と失われた。
幸い仙台にいた僕、体調を崩して病院にいた父、学校にいたすぐ下の弟は無事だった…が、この津波で母、祖父、祖母は未だ行方不明。5歳の弟は遺体となって見つかった…。
地震後必死に年老いた祖父母と幼い律を連れて津波から逃げた母。父との電話で話してる最中通話は突然切れた…
特徴が似てると連絡があり、遺体安置所に行くとそこには冷たくなった律が…
冷たくて動かないけれどその顔は本当に寝ているみたいだった。
夢だよね?これ覚めるんだよね?何度も自分に問いかけた。
まだ見つからない母や祖父母を探し、瓦礫をいくつも、いくつも避けても変わらない時間だけが過ぎて行くその風景の中で、泥だらけの「青い鯉のぼり」が出て来た…。
律は年の離れたかわいい伊藤家のアイドル!
やんちゃで、お母さんが大好きで一時も離れない甘えん坊。
鯉のぼりは僕等上の兄弟の時より大きな本家からのプレゼント。
自分の鯉のぼりでもないのに喜んでたっけ…。
前日インターネットでフラダンスの動画を見て戯ける律は、
当たり前の日常を幸せと思わせてくれる。
そんな笑顔だった。
その時確かに聴こえたんだ。
「健ちゃん!今年もお空に律の鯉のぼり高くあげてね」って…。
僕は家の仕事もそっちのけで鯉のぼりを近くの川で洗い、母や祖父母達への思いも乗せ次々と出て来た四匹の鯉のぼりを家の在ったあたりに空高く揚げた。
「律!見えるか!」
天高く揚げた鯉のぼりが喜んでるかのように風にのって体をくねらせ泳ぎ始めた。
鯉のぼりは天に昇って竜になりやがて伝説となる。
青い鯉のぼりは子鯉で「家族」のシンボル。
青い鯉のぼりを弟の律や同じ東日本大震災で亡くなったこども達の為に、地震や津波の心配の無い大空高くに揚げてください。
そしてもし不用になった「青い鯉のぼり」がありましたら私達に送ってください。私達の街や人々の復興のシンボルとして、そして亡くなったこども達が寂しくない様に沢山の青い鯉のぼりを空高く揚げたいと思います。
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●今年の5月5日(2011年)から復興のシンボルと東日本大震災の犠牲になった子供達の為に継続的に「青い鯉のぼり」を伊藤律君のふるさと宮城県東松島市大曲浜に掲げたいと思います。
発起人代表(提唱者)/宮城県東松島市 伊藤健人(17才)
【様々な形でプロジェクトに参加してください!】
◎家族や仲間とこの大震災が風化しない様に会話をしてください。
◎みなさんのお宅で鯉のぼりを揚げてください。
ご自宅で掲揚される場合は青に拘らず、いつも通り全ての鯉のぼり(家族)を揚げていただき、その時に日本で起きた大震災の話や防災について等の話を通して家族のコミュニケーションをとっていただいたら幸いです。そして天国にいる子供達に祈りを捧げてください。
★揚げた鯉のぼり(青)の画像と被災地の方々へのメッセージを添えて送ってください。当ホームページで掲載させていただきます。
◎不要になった鯉のぼりを寄贈してください。
私達が復興の未来を託す子供達、そして犠牲になった子供達の共通のシンボルとして、青の鯉のぼりを集めています。寄贈される場合は以下の事を了解ください。
★「色」は他のイベントやプロジェクトと差別化するため緋鯉である「青」の鯉のぼりのみを受付けます。また大きさの制限はございません。
★このプロジェクトは経費のかからないマインドプロジェクトのため返品にかかる費用等が大きくなりますと運営そのものが破綻し、本来の主旨を遂行出来なくなるため返品はいたしません。また同じ理由により礼状等の発送は行いません。ただし、当ホームページで寄贈してくださった方の都道府県と名字の掲載はさせていただきます。
◎復興と追悼のコンサート(秋)そして来年のこの時期以降は是非現地に足を運んで皆様が寄贈した鯉のぼりを見に来てください。
現在も高潮で満潮時になると地盤沈下したこの地域では浸水して、復興作業が大変遅れていますし、危険な状態が続いております。本年の5月5日までに現状が大きく変わる事はございません。今年は絶対現地に行って鯉のぼりを見る等の行為は控えてください。
★私達は伊藤健人君と震災後に知り合いました。その切っ掛けが「和太鼓」です。この「和太鼓」を共有し、今秋追悼と復興のコンサート M's Japan Orchestra LIVE GROUND ZEROを開催します。この会場にも青い鯉のぼりを掲揚します。どうぞこちらに足をお運びください(日程等の詳細は後日こちらで発表します)
★来年(2012年)以降は東松島市の大曲浜に3月11日から5月7日まで掲揚を予定しております。
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オラんちはあいにく提供できる鯉のぼりは無いのですが、
5月5日に実家で鯉のぼりを上げる事で活動に参加したいと思います。
このブログを読んで頂いた方で賛同できる方は、できる範囲で構いませんので
ご協力いただければ幸いであります<(_ _)>
↓この間、実家に帰った時のひとコマです
亡くなった子供って、ウチの次男坊と同い年なんだよなぁ…(´;ω;`)
ホントかわいそうです…
最後に(ココ重要)
現在も高潮で満潮時になると地盤沈下したこの地域では浸水して、復興作業が大変遅れていますし、危険な状態が続いております。本年の5月5日までに現状が大きく変わる事はございません。今年は絶対現地に行って鯉のぼりを見る等の行為は控えてください。
よろしくお願いいたします<(_ _)>
この度の震災でお亡くなりになられた方のご冥福をお祈りします。
この活動の詳細は関連情報URLからご参照ください。
Posted at 2011/04/26 21:08:51 | |
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2011東日本大震災 | 日記