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ハイブースト対応の24mmのスチール製のガスケットです(笑)

ハチャメチャな部品の組み合わせで ピストンとバルブ のクリアランスは必ず実測でやる必要があります。
しかも厄介なことに Vcamを使用している関係で基本進角状態で測定しなければならないのですが
取り外した状態では基本遅角状態です。内部でボスロックがかかっているので手動で進角することができません。
進角量は30°設定です。

ここで考えてみましょう。単なる数字のお遊びになりますが。

純正のカムのスプロケットの端数は48個ですから、一山当たり15°に相当します。
簡単ですね、2山飛ばしてベルトをかけてから測定すればOkayです。

前回の測定値は 1mm以下(最小で0.8mm) 。。。。

今回も同じように測定しますが。。。今回は50山ですから 一山の進角量は14.4°。
って、2山飛ばししか選択肢はないのですが。。。。
今回もこの条件で ピストンとバルブのクリアランスを念のために測定しておきます。
余裕があればシムを削って進角幅を増やすこともできるのですが、これは老後のお楽しみに残しておきます。

ちなみに一番狭くなるのは上死点でなく上死点後8°(クランクのレバー比によります)程度です。

使いまわしの写真になりますが、私は半田を実際につぶして測定しています。

今年の２月にSkiで肘の靱帯断裂。握力が小学生並みの５Kg程度しか（笑）

ま、そんなこんなで３カ月経過。放置プレーも長くなったのでできるところからレストア再開です。

で昨年からのネタのジェット。別のエンジンのものを流用。しかもピストンは社外。

当然オイルの噴きだし方向は。。。明後日　てかボックス構造のリブに向いてた。

しかもクリアランスぎりぎり？？（爆笑）



おまじない　かもしれませんができるだけピストンピン方向にオイルが向くように曲げてみました。



鋳物じゃないからできる技でワンポイントですね(^^;)

３号車に採用したピストンにはクーリングチャネルがついていないので

ＲＢ２６のオイルジェットである必要はありません。

当然ピストンの下死点も20ｍｍ以上上に行くので少しでもジェットの位置は高くしたい

--＞意味はありませんが（笑）

で、別の車種のものを採用。バルブがボールタイプのものです。ついでに高さも稼げました。

さてさて、効能はいかに！！

ノズルの先端は鋳物でなくロウ付のようなので多少は曲げられるかも。

実験したいのですが。。欠品中で　３個しか手に入りませんでした。

予備を買って試したいところです。。

先週末は部品洗浄大会。

一気に腰下を洗浄液につけて洗いました。ついでに今までのピストンを洗浄。

２番シリンダーです。ヘッドもかなりノックマークがありましたが。。。

ピストンは完全に１ｓｔランドも逝っていてリングがスティックしてました（笑）

たぶん圧縮漏れも起こっていて燃焼不良が発生してカーボンが溜まっていたのでしょう。

でも15年前よりはセッティングの腕は上がっているようで。。。

↓前回は大穴開けて終了してます。。なんか違うな（笑）