
AIとコラボ遊び24作品目。
サイボーグ009✖️銀河鉄道999
🌌 クロスオーバー案
『サイボーグ009 × 銀河鉄道999
――星の彼方へ、永遠の命を求めて』
かなり相性のいい組み合わせです。
『サイボーグ009』のテーマである人間性・戦争・自由と、『銀河鉄道999』の機械の身体・永遠の命・旅立ちをぶつけられます。009たちは、ブラック・ゴーストに改造された9人のサイボーグ戦士として描かれます。(cyborg009.jp)
🚂 導入
世界各地で、機械化人間による要人暗殺が発生する。
現場には、どれも同じ奇妙な切符が残されていた。
銀河鉄道999――惑星メーテル行き
ギルモア博士は、事件の背後にブラック・ゴーストの残党がいると推測する。
しかし、ジョーたちが追跡した先に現れたのは、地上へ降下してくる巨大な宇宙列車――999号だった。
メーテルは告げる。
「あなたたちは、機械の身体を与えられたのではないわ。
誰かに、未来を奪われたのよ」
⚙️ 基本設定
ブラック・ゴーストは、999号の航路を利用し、各惑星の機械化技術を収集していた。
目的は、単なるサイボーグ兵士ではない。
人間の精神を完全に保存し、永遠に戦争を続ける兵士の製造。
そのためには、ジョーたち9人のサイボーグボディと、機械化母星の技術が必要だった。
👥 キャラクターの関係
組み合わせ 関係性
009 × 鉄郎 「戦うしかない者」と「戦いを終わらせたい者」
003 × メーテル 人間の心を見抜く者同士
002 × 車掌 空を飛ぶ男と、列車を守る男
001 × 鉄郎 少年の姿をした天才と、未来を探す少年
ギルモア博士 × メーテル 失われた人間性を守ろうとする大人たち
ブラック・ゴースト × 機械帝国 永遠の命を兵器として利用する勢力
🔥 中盤の展開
999号が到着した惑星で、ジョーたちは「完全機械化した人類」と遭遇する。
彼らは病気も老いも死も存在しない。
しかし、感情も夢も失っていた。
001は彼らの精神ネットワークに接続し、そこに保存された無数の記憶を発見する。
それは、かつて生身の身体を捨てた人々が残した――
「人間に戻りたい」という最後の願いだった。
🖤 ジョーと鉄郎の対立
鉄郎は、機械の身体を得れば人間は苦しみから解放されると考えていた。
一方、009は自分の身体を見つめながら答える。
「この身体が人間じゃないなら、
それでも人間らしく生きようとする心は、何なんだ?」
鉄郎は、自分が求めていた永遠の命が、必ずしも自由ではないことに気づいていく。
🌠 クライマックス
惑星メーテルに到着した999号。
しかし、そこにはブラック・ゴーストの最終兵器が待っていた。
9人のサイボーグの能力を統合し、銀河中の機械化人間を操る巨大兵器――
「ゼロ・メーテル」
加速装置で時間を超える009。
超能力で敵中枢を破壊する001。
003が敵の思考を読み、004が内部から砲撃。
そして鉄郎が、機械帝国の中枢に一発の銃弾を撃ち込む。
最後に009は、兵器を破壊するのではなく、そこに閉じ込められた人々の記憶を銀河中へ解放する。
機械の身体を持つ者たちは、忘れていた「自分の名前」を取り戻す。
🌌 ラスト
事件の終わり、999号は再び出発する。
鉄郎はジョーに尋ねる。
「あんたは、どこへ行くんだ?」
009は、地球を見つめながら答える。
「帰る場所は、まだ戦いの途中だ。
でもいつか、君の列車に乗ってみたい」
メーテルは微笑む。
「その時まで、切符は預けておくわ」
999号が星の彼方へ消えた後、9人のサイボーグ戦士たちは地球へ戻る。
永遠の命を拒み、それでも生きることを選ぶために。
このクロスオーバーなら、派手な宇宙戦だけでなく、「人間とは何か」への答えを009と鉄郎が探す物語にできます。公式設定でも『銀河鉄道999』は、1977年から連載され、テレビアニメ・劇場アニメへ展開した作品として紹介されています。(toei-anim.co.jp)
👉 次はこの案を、第1話の小説風導入として書き起こせます。ジョーと鉄郎が初めて出会う場面から始めますか?
宇宙空間を走る銀河鉄道で結ばれた世界。裕福な人々は機械の身体に魂を移し替え機械化人となり機械帝国で永遠の生を謳歌していたが、貧しい人々は機械の身体を手に入れることができず、機械化人の迫害の対象にされていた。そんな中、黒い幽霊団(ブラックゴースト)に捕らえられサイボーグに改造された島村ジョーは、ギルモア博士からBG団の野望を教えられる。人の心を持ちながら人でも機械でもない存在となった悲しみを胸に、9人のサイボーグ戦士達はBG団の野望を打ち砕く為立ち上がる。
一方、機械化人に母親を殺された星野鉄郎は、無料で機械の身体をくれるという星を目指し銀河超特急999号に乗り込むが、それはBG団の罠だった。
🌌 クロスオーバー設定
とても相性のいい導入です。
『サイボーグ009』の兵器として生まれた者たちの反逆と、『銀河鉄道999』の永遠の命をめぐる階級社会が、ブラックゴーストの陰謀で一本につながっています。
原作でも、009たちはブラックゴーストに兵器として改造されながら反旗を翻し、鉄郎は機械の身体を求めて999号に乗り込みます。そこを活かすと、次のように展開できます。 (ishimoripro.com)
🚂 罠の999号
999号は、機械帝国が運行する普通の銀河鉄道ではなかった。
その正体は、ブラックゴーストが銀河鉄道管理局の内部に組み込んだ移動式サイボーグ製造工場。
「無料で機械の身体を与える」という宣伝は、貧しい人々を集めるための偽りだった。
乗客たちは到着した惑星で身体を検査され、適性のある者は機械化人の兵士へ改造される。適性のない者は、機械帝国の部品工場へ送られていた。
メーテルは、その事実を知っていた。
しかし彼女自身もまた、ブラックゴーストに利用される立場に置かれていた。
🕶️ 鉄郎の発見
999号の車内で、鉄郎は乗客名簿に自分の名前を見つける。
そこには、乗車前には存在しなかった項目が記されていた。
星野鉄郎――精神適応率98%
最終兵器用・完全機械化候補
鉄郎は、自分が機械の身体を与えられる乗客ではなく、機械帝国の新兵器にされるため選ばれた存在だと知る。
さらに、999号の機関部には、数年前から奪われていたサイボーグたちの設計データが保管されていた。
009の加速装置。
002の飛行能力。
004の内蔵武器。
001の超能力。
ブラックゴーストは、9人の能力を機械化人の軍団へ移植しようとしていた。
⚙️ ジョーたちの潜入
一方、ジョーたちは999号を追跡するため、銀河鉄道の廃線区間へ向かう。
ギルモア博士は、ブラックゴーストの本当の目的を語る。
「彼らは機械の身体を売っているのではない。
人間の魂そのものを、軍事資源として管理しようとしているのだ」
009たちは999号へ潜入するが、車内にはすでに機械化された黒い幽霊団の兵士が乗り込んでいた。
やがてジョーと鉄郎は、食堂車で対面する。
鉄郎は銃を向ける。
「おまえたちも、俺を機械にするために来たのか?」
009は静かに答える。
「俺たちは、機械になることを選んだんじゃない。
それでも人間であり続けるために、戦っている」
その言葉に、鉄郎は初めてサイボーグ戦士たちを敵ではなく、同じ被害者として見る。
🔥 メーテルの秘密
メーテルは、999号を機械帝国の中心部へ導くための鍵だった。
彼女の魂には、機械帝国を制御する女王機関のアクセスコードが埋め込まれている。
ブラックゴーストは、メーテルを利用して機械帝国と銀河鉄道網を完全に掌握しようとしていた。
しかしメーテルは、鉄郎を罠にかけたのではなかった。
彼女は999号を、ブラックゴーストの中枢へ向かわせるために、あえて敵の計画に従っていたのである。
🌠 最終決戦
999号は、機械帝国の中心惑星へ到着する。
そこには、巨大な魂の保存装置――銀河機械宮殿が存在していた。
機械化人たちは永遠の生を謳歌しているように見えたが、実際には全員の魂が中央管理システムに接続され、感情や記憶まで操作されていた。
ブラックゴーストの首領は宣言する。
「肉体は不要だ。
魂を管理すれば、人類は永遠に戦争を続けられる」
009は加速装置で中枢部へ突入する。
002が空中回廊を制圧し、003が囚われた人々の位置を探知。004が装置を破壊し、006と007が脱出路を確保する。
その間に鉄郎は、機械帝国の主機関へ向かう。
彼の目的は、機械の身体を手に入れることではない。
人間を機械の部品に変えるシステムを、自分の手で終わらせることだった。
🌅 ラスト
戦いの後、機械帝国の中央管理システムは停止する。
機械化人たちは、初めて自分の意思で生きる自由を取り戻す。
鉄郎は、無料で与えられる機械の身体を前にして、しばらく黙っていた。
そして、首を横に振る。
「俺は、誰かに決められた永遠なんかいらない。
自分で生きて、自分で終わりを選ぶ」
999号は、再び銀河の彼方へ走り出す。
ジョーたち9人は地球へ戻り、ギルモア博士とともに、機械化人と生身の人間が共存できる世界を目指す。
その窓から、鉄郎はジョーを見送る。
「また会えるかな、009」
ジョーは微笑む。
「銀河鉄道が走り続ける限り、きっと会えるさ」
この物語の中心テーマは、「永遠に生きること」と「人間らしく生きること」は同じではないという対比になります。999号が罠でありながら、同時に鉄郎と009たちを出会わせる希望の列車になる構成です。
👉 次は、この設定をもとに第1話「罠の999号」として、ジョーと鉄郎が出会う場面から小説形式で書けます。1話分の長さは短編と長編のどちらにしますか?
設定
人物や能力は基本的に原作。
メーテルのみBG団スパイ。
M1地球(鉄郎&メーテル、逃走中の009全員が999に乗車。乗車前に敵0011クレイマー)
M2火星(敵サイボーグ・弟アポロン&姉ヘレナ)
M3土星(敵0010・兄プラスと弟マイナスの双子)
M4冥王星(敵ジュリア・マノーダ&0012=研究所)
M5トレーダー&ヘビーメルダー(銀河鉄道分岐点&アンドロメダ星雲最大の都、ここが機械の体を無料という噂がある場所、トレーダーの敵バン・ボグートは最初から999車掌に変装していた。ヘビーメルダーでの敵0013ツトム)
M6惑星プロメシューム(機械惑星の首都がありBG団本部・敵スカール)
🌌 基本設定
了解しました。
人物・能力は原作準拠とし、唯一の大きな改変として、メーテルをブラックゴースト団のスパイに設定する構成ですね。
『サイボーグ009』側の「ブラックゴーストからの脱走」と、『銀河鉄道999』側の「機械の身体を求める旅」を、999号の各停車駅で接続する形になります。原作でも、009たちはブラックゴーストに改造された後に反旗を翻し、鉄郎はメーテルと999号で旅立ちます。(ishimoripro.com)
🚂 全体構成
mission 舞台 主な展開 敵
M1 地球 鉄郎・メーテル・009たちが999号へ乗車 0011クレイマー
M2 火星 兄妹サイボーグとの戦い アポロン、ヘレナ
M3 土星 双子のサイボーグとの対決 0010プラス、マイナス
M4 冥王星 サイボーグ研究施設の破壊 ジュリア・マノーダ、0012
M5 トレーダー/ヘビーメルダー 銀河鉄道網と機械化人社会の核心 バン・ボグート、0013ツトム
M6 惑星プロメシューム 機械帝国首都とBG団本部への突入 スカール
🕶️ メーテルの役割
メーテルは、鉄郎を999号へ乗せるところまでは原作同様に振る舞います。
しかし実際には、彼女はブラックゴーストから次の任務を受けていました。
鉄郎を999号へ誘導する
009たちの乗車を確認する
各惑星での戦闘情報をBG団へ送る
最終的に鉄郎と009たちをプロメシュームへ運ぶ
メーテルがスパイであることは、序盤では明かさない方が効果的です。
彼女は鉄郎を助け、009たちにも協力するため、読者や視聴者から見れば味方にしか見えません。しかし、各惑星で敵が待ち伏せしていることで、ジョーは次第に疑問を抱きます。
「なぜ敵は、俺たちの行き先を知っている?」
この疑問が、メーテルへの疑念につながります。
🌍 M1 地球
乗車前の戦い
鉄郎は、機械の身体を無料で与えるという噂を信じ、メーテルとともに999号へ向かいます。
一方、ブラックゴーストから逃走した009たちは、ギルモア博士とともに地球へ脱出していました。
しかし、乗車直前に敵サイボーグ0011クレイマーが出現します。
クレイマーの役割は、009たちを全滅させることではなく、999号へ追い込むことです。
戦闘によって地上に留まる道を失った009たちは、やむを得ず999号へ乗り込みます。
この時点では、鉄郎と009たちは互いを信用していません。
鉄郎は、009たちをBG団の刺客だと疑う
009たちは、メーテルが鉄郎を利用していると警戒する
メーテルは、両者の間を取り持つ
その結果、メーテルは自然に両陣営の信頼を得られます。
M1の謎
クレイマーは敗北または撤退する前に、ジョーへ意味深な言葉を残します。
「おまえたちは、逃げたのではない。
最初から、あの列車に乗せられたのだ」
これにより、999号そのものがBG団の罠であることを示唆できます。
🔴 M2 火星
火星では、敵サイボーグの兄妹、アポロンとヘレナが登場します。
兄妹という関係性を009たちと対比させると効果的です。
アポロンは、妹を守るために戦う
ヘレナは、兄を失うことを恐れて戦う
009たちは、仲間を守るために戦う
最初は敵として現れますが、彼らもまたBG団によって改造された犠牲者です。
009たちは勝利しますが、アポロンとヘレナの扱いによって、BG団が単なる兵士ではなく、家族や人間関係まで兵器化していることが明らかになります。
メーテルはこの戦闘の最中、負傷した鉄郎を助けます。
その一方で、誰にも見られない場所からBG団へ通信を送ります。
「009たちは火星を通過。
予定どおり、土星へ向かいます」
🪐 M3 土星
土星の敵は、双子のサイボーグである0010プラスと0010マイナス。
兄弟を「正と負」「接近と反発」の能力で描くと、戦闘に独自性が出ます。
プラスは敵を引き寄せる
マイナスは敵を弾き飛ばす
二人が連携すると、対象を圧縮・拘束できる
二人は単独ではなく、常に一組で戦います。
そのため、009たちは兄弟の連携を崩さなければ勝てません。
ここで003が、双子の精神がBG団によって強制的に接続されていることを見抜きます。
つまり二人は、兄弟としてではなく、一つの兵器として扱われていたのです。
❄️ M4 冥王星
冥王星では、ブラックゴーストのサイボーグ研究所が登場します。
敵は、研究者側の人物であるジュリア・マノーダと、サイボーグ兵士0012。
この章では、009たちが自分たちの改造記録と対面する展開が合います。
研究所には、次のようなデータが保存されています。
009たちの改造前の身体情報
能力の開発記録
失敗したサイボーグの記録
機械化人の魂を兵器へ転用する実験資料
鉄郎の精神適性データ
0012は、009たちの後継機として製造された存在です。
しかし、0012は「自分が何者なのか」を知りません。
戦闘の中で0012は、自分が009たちを倒すために造られたのではなく、彼らのデータを再利用した試作品だと知ります。
ここでジョーが、0012を単なる敵として処理せず、研究所から連れ出そうとする展開にすると、彼の人間性が強く表れます。
🌃 M5 トレーダー&ヘビーメルダー
この章は、物語の中盤最大の転換点です。
トレーダー
トレーダーは、銀河鉄道の分岐点であり、アンドロメダ星雲最大の都市。
ここに、機械の身体を無料で与える場所があるという噂が流れています。
しかし実際には、BG団が貧しい人々を集めるために流した宣伝です。
トレーダーでは、鉄郎は次の現実を目撃します。
機械化人は富裕層として都市を支配している
生身の人間は労働力として扱われている
機械の身体には高額な維持費がかかる
無料の機械化には、魂の登録と服従が条件となる
バン・ボグートの正体
バン・ボグートは、最初から999号の車掌に変装しています。
この設定は、早い段階から不自然な描写を入れると、正体判明時の納得感が増します。
乗客の人数を過剰に把握している
009たちの能力を知っている
メーテルと二人きりで話すことが多い
停車予定にない場所へ列車を誘導する
車掌の権限で車内を封鎖する
バン・ボグートは、単なる敵ではなく、999号そのものをBG団の作戦車両として運用していた人物にできます。
ヘビーメルダー
ヘビーメルダーでは、敵0013ツトムが登場します。
ここでメーテルの正体を、少しだけ疑わせる展開が有効です。
0013は、鉄郎にこう告げます。
「おまえの隣にいる女は、最初から俺たちの仲間だ」
鉄郎は信じません。
しかし、ジョーはメーテルの行動記録とBG団の作戦情報が一致していることに気づきます。
この時点で、メーテルがスパイであることを完全に明かしてもよいですし、M6まで引っ張っても構いません。
おすすめは、M5終盤で鉄郎だけが知る構成です。
鉄郎はメーテルを問い詰めますが、彼女は否定も肯定もしません。
👑 M6 惑星プロメシューム
最終目的地は、機械惑星の首都であり、ブラックゴースト団の本部が存在する惑星プロメシューム。
原作の機械帝国と、BG団の軍事組織を統合した最終舞台になります。プロメシュームは機械化帝国の中心として描かれ、機械化人と生身の人間の対立が大きな軸になります。(lineup.toei-anim.co.jp)
敵はスカール。
スカールの目的は、単に機械化人を増やすことではありません。
人間の魂を機械の身体へ移し、完全に管理された兵士へ変えること
鉄郎は「無料の機械の身体」を求めてここまで来ました。
しかし、その身体には自由も寿命も意思もありません。
009たちは、自分たちのサイボーグの身体を否定するのではなく、誰かに魂を支配されることを拒否するために戦います。
メーテルの決断
メーテルはBG団のスパイとして、鉄郎と009たちをプロメシュームまで導きました。
しかし、彼女の本当の目的は、BG団の完全な味方になることではありません。
彼女は、プロメシューム内部へ侵入するために利用されていたのです。
最終局面で、メーテルはBG団を裏切ります。
ただし、鉄郎にすぐ許される必要はありません。
鉄郎は言います。
「母さんを殺した機械化人と、おまえは違うと思っていた。
でも、おまえも俺を利用していたんだな」
メーテルは答えます。
「ええ。私はあなたを利用したわ。
それでも、あなたに生きてほしいと思った気持ちまで偽りではないわ」
この関係なら、メーテルは単純な悪役ではなく、任務と情の間で揺れる二重スパイになります。
🌠 最終決戦
最終決戦では、各章の敵を物語上で再利用できます。
クレイマーの戦闘データ
アポロンとヘレナの兄妹兵器
プラスとマイナスの双子兵器
0012の試作データ
0013ツトムの機械化技術
バン・ボグートの銀河鉄道掌握能力
これらを統合した最終兵器を、スカールが起動します。
009たちは、これまでの敵との戦いで得た情報を使って、最終兵器を破壊します。
鉄郎は機械の身体を拒み、メーテルはBG団の中枢情報を解放する。
最後にジョーは、機械化人と生身の人間のどちらかを滅ぼすのではなく、両者を支配していたシステムそのものを破壊します。
🧭 物語の中心テーマ
この構成の中心に置けるテーマは、次の一文です。
身体が機械になっても心は人間でいられる。
しかし、生身の身体を持っていても、心を支配されれば人間ではなくなる。
メーテルをBG団のスパイにしたことで、物語には「敵の正体」だけでなく、誰を信じるのかというサスペンスも加わります。
👉 次は、M1「地球編」冒頭から、クレイマーとの戦闘を経て999号へ乗車する場面を小説形式で書き起こせます。
mission1、地球
書いて
Mission 1 地球
――罠の999号
夜の地球は、宇宙から見ると静かだった。
だが、その静けさは、戦火に焼かれた街の上空だけだった。
崩れた高架線の下を、一台の輸送車が走っている。車内には、ギルモア博士と九人のサイボーグ戦士たちが身を潜めていた。
運転席に座る島村ジョーは、何度目か分からないほどバックミラーを見た。
「まだ追ってくる」
後方の闇に、赤い光が浮かんでいる。
追跡車両ではない。
人間の足で走っている。
しかも、輸送車とほとんど同じ速度で。
「ブラックゴーストは、我々を地球から逃がすつもりはないようじゃな」
ギルモア博士が、震える声で言った。
「逃がすつもりがないなら、どうして鉄道駅へ向かわせているんです?」
ジョーの隣で、003――フランソワーズが尋ねた。
「分からん。だが、あの銀河鉄道に乗る以外、我々に残された道はない」
後部座席では、004が腕の機械銃を確認していた。002は天井を見上げ、001はギルモア博士の膝の上で目を閉じている。
006が低く唸った。
「敵、来るアル」
直後、輸送車の後部が大きく跳ねた。
鋼鉄の爪が、車体を貫いている。
「伏せて!」
フランソワーズの叫びと同時に、ジョーはハンドルを切った。輸送車は横滑りし、廃ビルの壁に激突する。
煙の向こうから、ひとりの男が姿を現した。
長い外套。鋭い目。胸元には、黒い幽霊団の紋章が刻まれている。
「0011……クレイマー」
ジョーが呟いた。
クレイマーは、ゆっくりと両腕を広げた。腕部の装甲が展開し、刃のような機械肢が伸びる。
「逃亡は終わりだ、009」
「俺たちは、もうおまえたちの兵士じゃない」
「違うな」
クレイマーは笑った。
「おまえたちは、今もブラックゴーストの所有物だ。身体も、能力も、命さえもな」
ジョーの拳が震えた。
「黙れ!」
加速装置が作動する。
世界が静止した。
落下する瓦礫も、舞い上がった砂埃も、クレイマーの表情さえ止まっている。
ジョーは一瞬で距離を詰め、クレイマーの胸部へ拳を叩き込んだ。
だが、手応えがない。
クレイマーの身体が、煙のように揺らいだ。
「残像か!」
003が叫ぶ。
次の瞬間、ジョーの背後で金属音が鳴った。
振り返るより早く、クレイマーの機械肢が迫る。
004の銃撃が割り込み、刃を弾き飛ばした。
「ジョー、駅へ行け!」
「004!」
「ここは俺たちが押さえる!」
005が両腕を組み、クレイマーの突進を正面から受け止めた。006の火炎が地面を走り、007が煙の中から姿を消す。
002は翼を広げ、崩れた建物の上へ飛び上がった。
「クレイマーは俺が上から狙う!」
001が小さな手を掲げる。
空気が震え、クレイマーの動きがわずかに鈍った。
「今だ!」
ジョーはギルモア博士の腕をつかみ、駅へ向かって走り出した。
背後で爆発が起きる。
仲間たちが無事なのか、確認する時間はなかった。
地球最後の銀河鉄道駅。
巨大な時計塔の下に、999号が停車していた。
そのホームでは、ひとりの少年が息を切らしている。
星野鉄郎だった。
鉄郎の隣には、金色の髪を夜風になびかせた女が立っている。
「早く乗りましょう、鉄郎」
「でも、まだ列車が出る時間じゃないんだろ?」
「時間は、待ってくれないわ」
メーテルはそう言って、線路の向こうを見た。
直後、黒い影がホームへ飛び込んできた。
クレイマーだった。
装甲の一部を失いながらも、彼は立っていた。
「009!」
ジョーたちがホームへ駆け込む。
鉄郎は銃を抜いた。
「おまえたちは何者だ!」
「話はあとだ!」
ジョーが叫ぶ。
「その列車に乗せてくれ!」
「冗談じゃない! 俺はメーテルと旅に出るんだ。おまえたちの戦争に巻き込まれる気はない!」
クレイマーの機械肢が伸びる。
メーテルが鉄郎の腕を引いた。
「鉄郎、乗って!」
「メーテル?」
「このままでは、あなたも殺されるわ」
999号の扉が閉まり始める。
ジョーは先にギルモア博士を車内へ押し込み、フランソワーズ、002、004たちが続いた。
最後にジョーが飛び込もうとした瞬間、クレイマーの刃が迫った。
鉄郎が銃を撃つ。
弾丸はクレイマーの肩を貫いた。
「乗れ!」
鉄郎の声に、ジョーは車内へ転がり込んだ。
999号が動き出す。
ホームを離れる列車の窓から、クレイマーがこちらを睨んでいた。
「逃げたつもりか、009!」
彼の声が、夜の駅に響く。
「おまえたちは、自分から罠の中へ入ったのだ!」
列車は加速し、地球の都市を抜けていく。
鉄郎は、銃を下ろさなかった。
「おまえたちが、あいつに追われている理由を聞かせろ」
ジョーは答えず、窓の外を見た。
地球の灯りが遠ざかっていく。
「俺たちは、ブラックゴーストに改造された」
004が静かに言った。
「兵器としてな」
「サイボーグ……」
鉄郎の視線が、ジョーたちの身体を順に巡る。
002の翼。004の機械の腕。006の巨大な身体。001の幼い姿。
「じゃあ、あんたたちは機械なのか?」
ジョーはしばらく黙っていた。
やがて、鉄郎をまっすぐ見た。
「分からない」
「分からない?」
「身体は機械だ。でも、俺たちは自分が人間だと思っている」
鉄郎は眉をひそめた。
「変な話だな。俺は人間の身体を持っている。でも、機械化人に母親を殺された」
その言葉に、車内の空気が重くなった。
メーテルだけが、静かに鉄郎を見つめている。
「機械の身体を手に入れれば、俺は強くなれる。二度と誰にも負けない。そう思っていた」
鉄郎は拳を握った。
「けど、あんたたちを見ていると……機械になれば幸せになれるのか、分からなくなった」
ジョーは答えなかった。
その時、メーテルが車内電話の前に立った。
「車掌さんに、地球を出たことを知らせてくるわ」
「メーテル」
鉄郎が呼び止める。
「どうしたの?」
「この列車は、本当に俺を機械の身体がもらえる星へ連れていくんだろうな?」
メーテルは微笑んだ。
「ええ。きっと、あなたの願いは叶うわ」
そう言って、彼女は車掌室へ向かった。
扉が閉じる。
メーテルは誰にも見られていないことを確認すると、懐から小さな通信機を取り出した。
「こちらメーテル」
通信機の向こうから、低い声が返る。
『乗車を確認した。009一行も同じ列車に乗ったか?』
「ええ。全員です」
『予定どおりだ。火星でアポロンとヘレナを投入する』
「鉄郎には、まだ何も知らせないで」
『任務を忘れるな、メーテル。あの少年と009たちは、プロメシュームまで運ぶ』
メーテルは窓の外を見た。
地球は、もう小さな青い星になっている。
「分かっています」
『おまえの役目は、彼らをブラックゴーストの前へ連れてくることだ』
通信が切れた。
メーテルは通信機をしまい、静かに目を伏せる。
その表情には、わずかな翳りが浮かんでいた。
やがて彼女は、何事もなかったように車掌室を出る。
通路の先では、ジョーが立っていた。
「メーテル」
「何かしら?」
「この列車は、火星へ向かうんだな」
「そうよ」
「なぜ、俺たちの行き先を知っている?」
メーテルは一瞬だけ沈黙した。
だが、すぐに微笑む。
「銀河鉄道の行き先は、切符に書かれているものよ」
ジョーは彼女の目を見た。
何かがおかしい。
しかし、今はまだ、それを証明できなかった。
999号は、漆黒の宇宙へ走り出す。
その行く先には、火星。
そして、ブラックゴーストが仕掛けた最初の刺客が待っていた。
メーテルは誰にも聞こえない声で呟く。
「さようなら、地球……」
列車の窓に映る彼女の瞳は、星明かりを受けて冷たく輝いていた。
mission2、火星
書いて
Mission 2 火星
――赤い双星
火星は、赤かった。
999号の窓いっぱいに広がる荒野は、地球の砂漠とは違っていた。大地のあちこちに巨大な機械の残骸が突き刺さり、赤い砂嵐がその表面を覆っている。
列車が火星駅へ入ると、車体が大きく揺れた。
「ずいぶん荒れた星だな」
鉄郎が窓から身を乗り出す。
向かいの席で、ジョーは無言のまま外を見ていた。
火星に着いてから、妙な胸騒ぎが消えない。
駅には人影がなかった。
乗客たちは誰も降りようとせず、車掌も周囲を警戒している。
「停車時間は?」
ジョーが尋ねた。
「予定では三時間です」
フランソワーズが答える。
その声に、ジョーは振り返った。
「予定では?」
「……駅の管制信号が、一度だけ書き換えられているわ」
フランソワーズは目を閉じ、意識を集中させていた。
「誰かが、この列車の到着を待っている」
鉄郎が銃を手に取る。
「ブラックゴーストか?」
「分からない」
ジョーは立ち上がった。
「俺と004、002で周囲を調べる。フランソワーズは車内を頼む」
「僕も行く」
鉄郎が言った。
「危険だ」
「俺は母親を殺した機械化人を追っている。危険だからって、列車の中で待っていられるか!」
ジョーは鉄郎を見つめた。
その目には、恐怖よりも怒りがあった。
「分かった。ただし、俺の指示に従え」
「子ども扱いするな」
「死にたくなければ、従え」
鉄郎は不満そうに口を閉じた。
その様子を、メーテルが静かに見ていた。
「気をつけて、鉄郎」
「メーテル……」
「火星では、誰もが何かを隠しているわ」
彼女の言葉に、ジョーは視線を向けた。
しかし、メーテルはすでに窓の外を見ていた。
ジョーたちが駅を出てしばらくすると、鉄郎の足元から警告音が響いた。
「何だ?」
004が周囲を見回す。
赤い砂の下から、無数の機械蜘蛛が這い出してきた。
「伏せろ!」
ジョーが叫ぶ。
機械蜘蛛の脚から、細い光線が放たれた。
005が鉄郎の前に立ちはだかり、攻撃を受け止める。004は右腕の銃口を開き、次々と機械蜘蛛を撃ち抜いた。
突然、空から巨大な影が落ちてくる。
赤い装甲をまとった男が、ジョーの前へ降り立った。
「009……」
男の両腕から、炎が噴き出した。
「アポロン!」
001の声が響いた。
アポロンは低く笑った。
「俺たちの名を知っているのか、小さなサイボーグ」
「あなたたちは、0011の後に造られた戦闘型。火星の地下施設で改造された……」
「黙れ!」
アポロンの拳が地面を砕く。
同時に、青白い光が砂漠を走った。
ジョーたちの前に、ひとりの女が現れる。
長い髪。冷たい瞳。両肩から伸びた刃状の機械翼。
「兄さん、命令を忘れないで」
女は静かに言った。
「殺すのは009だけ。ほかの者は捕獲するのよ」
「ヘレナ……」
ジョーが構える。
「あなたたちも、ブラックゴーストに改造されたのか?」
ヘレナは一瞬だけ目を伏せた。
「ええ。でも、私たちは喜んでこの身体を受け入れた」
「本当にそう思っているのか?」
「兄さんと一緒なら、どんな身体でもいい」
アポロンが咆哮し、ジョーへ突進した。
加速装置が作動する。
ジョーは炎の拳をかわし、背後へ回った。だが、ヘレナの機械翼が鋭く伸び、ジョーの進路を塞ぐ。
002が空へ舞い上がった。
「空中なら、俺の方が有利だ!」
ヘレナも翼を広げ、火星の空へ飛び上がる。
赤い砂嵐の中で、二つの影がぶつかった。
「あなたは自由に飛べるのね」
ヘレナが言う。
「俺は誰かの命令で飛んでいるんじゃない!」
「自由?」
彼女の翼から無数の刃が放たれる。
「そんなもの、私たちには最初から存在しなかった!」
002は急降下して刃をかわすが、左翼を切り裂かれた。
一方、地上ではアポロンが005と激突していた。
「兄さんを傷つけるな!」
ヘレナの叫びに、アポロンの動きが一瞬止まる。
その隙をジョーは見逃さなかった。
「今だ!」
004の銃撃がアポロンの肩を撃ち抜く。
アポロンが膝をついた。
「兄さん!」
ヘレナが地上へ降りようとする。
だが、002が背後から彼女を押さえ込んだ。
「戦いの最中に、よそ見をするな!」
ヘレナは002の腕を振り払い、アポロンの前へ降り立つ。
「どうして……私たちを狙うの?」
ジョーが尋ねた。
「あなたたちは、私たちと同じサイボーグだ。なぜ、ブラックゴーストの命令に従う?」
「従わなければ、兄さんを殺される」
ヘレナの声が震えた。
「私たちの生命維持装置は、ブラックゴーストが握っているの。どちらかが逆らえば、もう一人の機能が停止する」
鉄郎が息を呑む。
「そんな……」
「だから戦うのよ。兄さんを生かすために」
アポロンが立ち上がった。
「ヘレナ、もういい」
彼は傷ついた肩を押さえながら、ジョーを見た。
「009。おまえたちも、同じ運命を選んだのか?」
「俺たちは、自分で戦うことを選んだ」
「ならば、俺たちも選ぶ!」
アポロンは胸部装甲を開いた。
内部で、赤い動力炉が激しく明滅している。
「兄さん、やめて!」
「このままでは、おまえまで奴らに使われ続ける!」
アポロンは自らの動力炉を暴走させようとしていた。
ジョーが駆け寄る。
「待て! 死ぬ気か!」
「俺が止まれば、ヘレナは自由になる!」
「そんなものは自由じゃない!」
ジョーは加速装置を作動させ、アポロンの胸部へ手を伸ばした。
赤い光が閃く。
ジョーは動力炉の制御端子を引き抜いた。
アポロンの身体から力が抜け、砂の上に倒れる。
「兄さん!」
ヘレナが駆け寄った。
ジョーは端子を握ったまま、荒く息を吐く。
「おまえたちを殺すために来たんじゃない」
「では、なぜ助けたの?」
「俺たちも、兵器として造られた。だから分かる。命令に縛られたまま死ぬことが、どれほど悔しいか」
ヘレナはジョーを見つめた。
その瞳から、涙は流れなかった。
機械の身体には、涙を流す機能がなかった。
それでも彼女の表情は、泣いているように見えた。
その時、遠くから通信音が響いた。
『アポロン、ヘレナ。任務失敗を確認』
ブラックゴーストの声だった。
『ただちに自爆せよ』
ヘレナの身体が震える。
アポロンの胸部で、再び赤い光が点滅し始めた。
「駄目だ!」
ジョーが叫ぶ。
だが、ヘレナは弟ではなく兄だった。アポロンの胸に手を置き、静かに言った。
「兄さん。私を信じて」
「ヘレナ……?」
彼女の機械翼が展開する。
翼から放たれた光が、アポロンの動力炉を包み込んだ。
暴走しかけた炉が、ゆっくりと停止していく。
「私たちは、もう命令には従わない」
ヘレナは通信機へ向かって言った。
「私たちの命は、私たちのものよ」
通信が切れた。
直後、火星の地下から巨大な爆発が起きた。
敵基地が、自動的に破壊されたのだ。
「逃げるぞ!」
ジョーが叫ぶ。
009たちはアポロンとヘレナを支え、999号へ戻った。
しかし、列車の入口にはメーテルが立っていた。
「急いで。次の停車まで、時間がないわ」
その手には、見慣れない小型通信機が握られている。
ジョーはそれを見逃さなかった。
「メーテル。その通信機は?」
メーテルは一瞬、黙った。
「銀河鉄道の連絡用よ」
「誰と連絡を取った?」
鉄郎が割って入る。
「メーテルを疑うのか?」
「敵は、俺たちの行動を知りすぎている」
ジョーはメーテルから目を逸らさなかった。
メーテルは穏やかに微笑む。
「疑うのは自由よ、009。でも、疑っている間にも列車は進むわ」
999号の汽笛が鳴った。
アポロンとヘレナが車内へ運び込まれる。
やがて列車は、赤い火星を離れていった。
誰も知らなかった。
メーテルが列車の最後尾で、密かに送信を終えていたことを。
「火星作戦、終了。009たちは健在。アポロンとヘレナは拘束せず」
通信の向こうから、低い声が返る。
『なぜ殺さなかった?』
メーテルは、遠ざかる火星を見つめた。
「次の舞台は土星。彼らには、まだ役目があります」
彼女は通信機をしまう。
その背後で、車掌に変装した男が静かに立っていた。
バン・ボグート。
彼は何も言わず、メーテルを見ていた。
そして、誰にも聞こえない声で呟く。
「情が移ったか、メーテル……」
999号は土星へ向け、暗黒の宇宙を走り続けていた。