
今年の初めぐらいからブルーオスカーのお腹が膨れだした。
目もポップアイ気味…?
初めのうちはお腹が張ったような感じで「卵かな?」と思っていたのですが、なかなか産んでくれない。
それまで元気に餌を食べていたんだけど、段々食欲が落ちてきて、お腹の腫れがますます酷くなってきました。
エロモナス病…
考えられるのはこの病気しかありません。
運動性エロモナス菌による細菌性の病気で、魚を飼育されている方なら一度は聞いたことのある病気かと思います。
エロモナス菌は水槽のなかに常に存在する菌(常在菌)で、水質悪化や餌のやりすぎなど、何らかのストレスの理由で一時的に魚の体力が落ちているときに感染・発病しやすいとされております。又、健康な魚にはほとんど伝染しない(伝染力が弱い)ともいわれていますが、感染した魚(発病魚)の治療は非常に困難とされています。
主な症状としては、赤斑、うっ血、立鱗、腹水、ポップアイなどといった症状で、末期になるとエロモナス菌から放出される毒素によって身体機能、内臓機能を喪失し、死に至るケースがほとんどのようです。
今回の場合もブルーオスカー1匹だけが感染し、同じ水槽内の同居魚はいたって元気です。
まず、ろ過装置の掃除を行い1週間の塩浴を実施しました。すると餌を食べてくれるようになったので、金魚飼育のサイト等で白点病治療・内臓疾患等に効果があるのでは?と、取り立たされている「ココア玉」を1週間ほど試してみました。しかし、残念ながら改善(お腹の腫れ)がみられなかったために断念しました…。
今後の治療方針としては、隔離しての薬浴(パラザン投与)を考えております。
オスカーの驚異的な治癒能力で、元気に回復して欲しいところです。
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Tropical Fish | ペット
Posted at
2010/04/07 13:11:08