
宮城県名取市役所からの依頼で会社として19日、21日に依頼品を調達、配送を行いました。
もちろん調達品は会社としての救援物資として無償提供をさせて頂きました。
調達に関しては、最初、1都3県のドラッグストアやスーパー、量販店などで少しずつ購入しようと考えましたが、依頼品が紙おむつと女性用生理用品だった為、1都3県でも品薄な状況だったので1都3県での購入は控えました。
控えた理由は品薄な1都3県で複数店舗から少しずつ購入したら、本当に必要な方が購入出来なくなってしまう為です。
従って、大変でしたが昔の仕事仲間に協力を仰ぎ情報等協力頂き、品薄感が無い他府県まで行き、ドラゴンボールの孫悟空の必殺技の「元気玉」みたいに数百店舗から少しずつ購入させて頂きました。
物資調達後に名取市役所からの依頼書を最寄りの警察署に持参して「緊急車両通行証」の申請を行い通行証を発行してもらいました。
東北道は通行止めでしたが、「緊急車両通行証」がある車両は通行可能でしたので東北道で仙台南インターまで行きました。
途中、白河インターを過ぎたあたりから、地震の影響で道路がガタガタでしたが、東日本高速道路の下請け業者の方々が一生懸命補修工事をされていました。
現地で物資引き渡しを行い、災害支援本部へ連れて行ってもらい名取市長と面会させて頂きました。
災害支援本部にいるあいだ、ひっきりなしに遺体発見の連絡が入っており、テレビでは伝わらない悲壮感を感じながらも、それでも働いている方々は明るく振るまい一生懸命頑張っておりました。
その後、被災地の閖上地区の視察に同行させて頂きました。
本来は見ない方が良いかと思いましたが、この現実から目をそらさずに、ここから日本は復興していくんだと言う事を、自分自身を奮い立たせる意味でも見た方が良いと判断しました。
そして見た感想は、、、とても言葉では表現出来ません。。。
テレビでは伝わらない現実を目の当たりにして正直言葉は出てきませんでした。
見渡す限り瓦礫の山の地域と見渡す限り何も無い地域ばかりでした。
内陸に1kmくらい入った場所に13mくらいの高さの日和見山があるのですが、津波はその山より高く、山に有った神社を押し流し、変わりに家の屋根を置いていきました。
市営バスは鉄筋コンクリートの建物の2階部分に張り付いていました。それは粘土で作ったバスをたたきつけたように張り付いていました。
しかしながらこの現状から立ち上がらなければならない!と自分に言い聞かせました。
そしてもう一つ感じた事。それは行政力、リーダーシップ力が重要だと言う事。
例えば民間企業が被災地の危険な物を撤去する為に動かす重機の燃料が不足しているのは、どこの市区町村も同じですが、自衛隊、消防などの支援車両用には燃料が十分確保されています。
それを民間企業の重機に与える判断を出来ている行政では被災地の瓦礫撤去や不明者捜索も進んでいます。
同様に卸業者が小売店に商品を配送する燃料も不足しており、避難所生活をされていない方々の生活が困窮しておりますが、卸業者が小売店に商品配送が出来るようになれば、生活が楽になるので、行政の判断で卸業者のトラックへの緊急給油許可を与えている行政も有り、そのために小売店の営業が再開されている地域も有ります。
行方が解らない親族を捜す為に避難所を巡りたいが移動手段が無いとニュースになっていましたが、行政力がある市区町村では避難所巡回バスを出して車が無くても移動出来る手段を作った市区町村も有ります。
救援物資は各市区町村にそれなりに有ります。テレビで言っている「不足」とはその救援物資が避難所で生活されていない方々、つまり自宅が無事で、自宅などで生活をしている方々には救援物資が届かない為に食べ物に困窮している人たちがいる事実を理解して給水所などで物資の配給を行っている市区町村もあれば、行っていない市区町村もあるのです。
他にも色々有りますが、何故市区町村によって対応の差が出てしまうのか?
それが行勢力とリーダーシップ力の差だと感じました。
簡単に言うと物は有るけど、現場に配布する方法がうまく機能していないと言う事。
杓子定規に当てはめて行動している市区町村では色々とうまく機能していないでしょう。
超法規的な措置として市民の為を考えて行動している市区町村のトップ及び役職者が多いところでは円滑に進められるかと思います。
名取市長や災害対策本部で働いている市役所職員の方々は本当に市民の為に一生懸命働いていました。
どこの会社にもいると思いますが、判断出来ない社員、杓子定規でしか判断出来ない社員のような市職員もおり、聞いていて市民の為なのだから、これは許可をしないとまずいでしょ!と言う案件も不許可にしている場面も有りましたが、名取市の議員さんのところに相談に来て結局トップダウンで許可が出るようにしたりしていました。
非常時だからこそ、肩書きだけの使えない職員か、肩書きは無いけど使える職員かが良く解ると思いました。
最後に、、、今回ご協力頂きました某コンビニ商品部様及び加盟店様、某スーパー商品部様及び店舗様、medjai様に感謝いたします。