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2011年03月23日 イイね!

被災地支援って何だろう?

今回、私が個人として、経営者として協力出来る範囲で協力出来る事をさせて頂きました。
「今」一人一人出来る事は違うと思います。
募金する事で協力する事。
仕事を頑張って協力する事。
イベントを行って協力する事。
現地に物資を運ぶ事で協力する事。
散財する事で協力する事。
・・・etc

義援金募金を否定される方もいるでしょう。
しかしながら東北出身で都心部で働いている人はたくさんいます。生活、仕事が有る為に現地に安否確認に行けない又は現地に行く手段が無いから、せめて義援金募金に協力している方もいます。
大企業の社長や有名人で義援金募金をされている方々も「今」例えば工場を作って雇用を創出しますとか、イベントをしてみんなに勇気と希望を与えに行きますとかは時期が違うし、社員の雇用を守る、製品を製造して物資不足解消に注力を注ぐ等を優先して、義援金募金で協力している方ばかりでしょう。
なので義援金募金を否定するのは絶対に間違っている!

こんな時に仕事を一生懸命頑張っている方を否定される方もいるでしょう。
しかしながら仕事を一生懸命頑張る事で会社の業績が上がれば、国に納める税金が増えるのですよ。
そして個人の収入が増えれば持って行かれる税金も増えるのですよ。
そうすると税収が増えて復興で使える資金も増えると言う事です。
なので仕事を頑張っている人を否定するのは絶対に間違っている!

こんな時にイベントなんてと思って否定している方もいるでしょう。
しかしながら配慮すればイベントを行う事で被災地域の方々に夢や勇気や希望を届けられるのではないでしょうか?
もちろんそこには「配慮」が必要で、プロ野球のセリーグみたいにナイターはやる、ドームの試合はやるでは同意は得られません。
東京電力、東北電力管内ではナイターはしません。東京ドームでの試合はしません。と宣言すれば是非試合をして野球を楽しみにしている方々に名勝負や好プレーを届けて欲しいと思います。
だから東北高校も参加する春の選抜は否定されていないのだと思います。
それにイベント時の収益の一部を義援金として寄付するとか、イベント開催前に義援金募金の呼びかけをするとか方法はいっぱいあります。
なので配慮があるイベント開催を否定するのは絶対間違っている!

特定の場所に物資を運ぶ事を否定する方もいるでしょう。
しかしながら名取市に物資を運ぶのでは無く、もっと困っていそうな場所へ運ぶべきでしょうとか、仲間がそこにいるから物資を運ぶのでは無く、仲間はいないけど、仲間がいる場所より困っているところに運ぶべきでしょうと言う方もいると思います。
しかしながら、災害規模が過去経験の無い広範囲で起こっており、陸路のルートも事前に現地から通行可能なルートを聞かないとかえって危険な事になってしまう為、持って行きたくても持って行けない現状もあるのです。そして、そのエリアの課題が収束に向かえば、そのエリアから他のエリアに手がさしのべられるのです。
なので物資を運ぶ事を否定するのは絶対間違っている!

散財する事を否定する方もいるでしょう。
こんな時にキャバクラで豪遊とか、車の部品を買ってとか、散財している方を非難されるのは違うと思います。
こんな時だからこそ、経済を回すためにいっぱい働いて、いっぱい散財して経済を回さないと税収が落ちて結果的に復興が遅れます。
だからこそ、問題なく働ける人は一生懸命働いて、稼いで、散財して経済を回した方が良いと思います。
なので散財を否定するのは絶対に間違っている!

「今」出来る事は職業や立場などによって千差万別です。「今」現地では困っている方はたくさんいらっしゃいます。なので「今」皆さんが出来る事で協力をする事が大切なのだと思います。
「半年後」に出来る事、「1年後」に出来る事、「10年後」に出来る事も職業や立場などによって千差万別です。例えば関東で走行会や草レース主催者は宮城にあるサーキットで主催する事で、東北に泊まる、食べる、飲むなど人を集めて地元経済の潤滑油の一部を担えるでしょう。
もちろん個人で東北に旅行へ行く事でも同様です。
企業の経営者は東北に工場を造って雇用を創出する事を考えている方もいるでしょう。
東北の特産品を他のエリアで販売する事で協力する事を考えている方もいるでしょう。
地場産業の復活の為に奔走する事を考えている方もいるでしょう。
国、県、市区町村、経営者、先生、個人と色々な立場で色々な役割、出来る事があるでしょう。

過去に経験が無い未曾有の災害なのです。
阪神淡路大震災を経験しているから、大雨による洪水被害を経験しているから、国や県、市区町村もシミュレーション出来ていておかしくないと言う方もいるでしょう。対策をしていてもおかしくないと言う方もいるでしょう。
しかしながら立ち入り禁止区域で被災状況を見たら、そんな事も言えなくなると思います。
既に書きましたが、田老町では津波対策の為に当時は過剰とも言える防潮堤を完成させていました。
しかし結果的には全く役に立ちませんでした。
避難指定場所に津波が来るなんて想像出来るならば避難指定場所になっていないです。
備蓄食糧倉庫に津波が来るなんて想像出来るならば、そんな場所に備蓄食糧を保管していないです。
福島第一原子力発電所も津波対策はしていました。しかし結果的には全く役に立たず現在の状況です。
国、県、各市区町村、企業共にそれなりのシミュレーションをして来たのは間違い有りません。
阪神淡路大震災の経験から不要な物を排除する為に個人からの救援物資を断り、市区町村レベルで必要な物を伝えて寄付を募ったり、耐震補強工事を進めたおかげで都市部ではマンション、ビル、住宅の倒壊が少ないのです。
しかしながらこの混乱は人間の想定を大きく越えた災害だと言う事を理解するとシミュレーションも大半は役に立たなくなります。
過去経験した災害とはあまりにも災害規模が違いすぎるのです。
阪神淡路大震災の時に甚大な被害が出た須磨区の惨状が沿岸部約500km×内陸約5kmの約2500km²で同規模の甚大な被害が出ているのです。
なのでシミュレーションが有っても殆ど役に立たないので、被災地で活動されている方々も含め誰もが手探り状態で活動しているのです。
「今」「半年後」「1年後」「10年後」・・・と立場、仕事、環境などによって出来る事、行える事は違いますし、行った事が正しいかも間違っているかも解りません。何故なら経験が無い、想定外の事なのですからベストな選択が解らないのです。
今解る事は「出来る」事に対して、人が「行った」事に対して否定する事は絶対に間違っていると断言出来ます。何故なら立場、仕事、環境など全て同じ方などいないからです。
そしてある程度の期間が経過した際にしっかり検証して効率が良い方法、手段、良い事例などをまとめて、起こって欲しく無いですが同規模以上の「次」に備えるべきだと考えます。
Posted at 2011/03/23 03:39:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 備忘録 | 日記
2011年03月23日 イイね!

救援物資の配送を行いました。

救援物資の配送を行いました。宮城県名取市役所からの依頼で会社として19日、21日に依頼品を調達、配送を行いました。
もちろん調達品は会社としての救援物資として無償提供をさせて頂きました。
調達に関しては、最初、1都3県のドラッグストアやスーパー、量販店などで少しずつ購入しようと考えましたが、依頼品が紙おむつと女性用生理用品だった為、1都3県でも品薄な状況だったので1都3県での購入は控えました。
控えた理由は品薄な1都3県で複数店舗から少しずつ購入したら、本当に必要な方が購入出来なくなってしまう為です。
従って、大変でしたが昔の仕事仲間に協力を仰ぎ情報等協力頂き、品薄感が無い他府県まで行き、ドラゴンボールの孫悟空の必殺技の「元気玉」みたいに数百店舗から少しずつ購入させて頂きました。
物資調達後に名取市役所からの依頼書を最寄りの警察署に持参して「緊急車両通行証」の申請を行い通行証を発行してもらいました。
東北道は通行止めでしたが、「緊急車両通行証」がある車両は通行可能でしたので東北道で仙台南インターまで行きました。
途中、白河インターを過ぎたあたりから、地震の影響で道路がガタガタでしたが、東日本高速道路の下請け業者の方々が一生懸命補修工事をされていました。

現地で物資引き渡しを行い、災害支援本部へ連れて行ってもらい名取市長と面会させて頂きました。
災害支援本部にいるあいだ、ひっきりなしに遺体発見の連絡が入っており、テレビでは伝わらない悲壮感を感じながらも、それでも働いている方々は明るく振るまい一生懸命頑張っておりました。
その後、被災地の閖上地区の視察に同行させて頂きました。
本来は見ない方が良いかと思いましたが、この現実から目をそらさずに、ここから日本は復興していくんだと言う事を、自分自身を奮い立たせる意味でも見た方が良いと判断しました。
そして見た感想は、、、とても言葉では表現出来ません。。。
テレビでは伝わらない現実を目の当たりにして正直言葉は出てきませんでした。
見渡す限り瓦礫の山の地域と見渡す限り何も無い地域ばかりでした。
内陸に1kmくらい入った場所に13mくらいの高さの日和見山があるのですが、津波はその山より高く、山に有った神社を押し流し、変わりに家の屋根を置いていきました。
市営バスは鉄筋コンクリートの建物の2階部分に張り付いていました。それは粘土で作ったバスをたたきつけたように張り付いていました。
しかしながらこの現状から立ち上がらなければならない!と自分に言い聞かせました。

そしてもう一つ感じた事。それは行政力、リーダーシップ力が重要だと言う事。
例えば民間企業が被災地の危険な物を撤去する為に動かす重機の燃料が不足しているのは、どこの市区町村も同じですが、自衛隊、消防などの支援車両用には燃料が十分確保されています。
それを民間企業の重機に与える判断を出来ている行政では被災地の瓦礫撤去や不明者捜索も進んでいます。
同様に卸業者が小売店に商品を配送する燃料も不足しており、避難所生活をされていない方々の生活が困窮しておりますが、卸業者が小売店に商品配送が出来るようになれば、生活が楽になるので、行政の判断で卸業者のトラックへの緊急給油許可を与えている行政も有り、そのために小売店の営業が再開されている地域も有ります。
行方が解らない親族を捜す為に避難所を巡りたいが移動手段が無いとニュースになっていましたが、行政力がある市区町村では避難所巡回バスを出して車が無くても移動出来る手段を作った市区町村も有ります。
救援物資は各市区町村にそれなりに有ります。テレビで言っている「不足」とはその救援物資が避難所で生活されていない方々、つまり自宅が無事で、自宅などで生活をしている方々には救援物資が届かない為に食べ物に困窮している人たちがいる事実を理解して給水所などで物資の配給を行っている市区町村もあれば、行っていない市区町村もあるのです。

他にも色々有りますが、何故市区町村によって対応の差が出てしまうのか?
それが行勢力とリーダーシップ力の差だと感じました。
簡単に言うと物は有るけど、現場に配布する方法がうまく機能していないと言う事。
杓子定規に当てはめて行動している市区町村では色々とうまく機能していないでしょう。
超法規的な措置として市民の為を考えて行動している市区町村のトップ及び役職者が多いところでは円滑に進められるかと思います。
名取市長や災害対策本部で働いている市役所職員の方々は本当に市民の為に一生懸命働いていました。
どこの会社にもいると思いますが、判断出来ない社員、杓子定規でしか判断出来ない社員のような市職員もおり、聞いていて市民の為なのだから、これは許可をしないとまずいでしょ!と言う案件も不許可にしている場面も有りましたが、名取市の議員さんのところに相談に来て結局トップダウンで許可が出るようにしたりしていました。
非常時だからこそ、肩書きだけの使えない職員か、肩書きは無いけど使える職員かが良く解ると思いました。

最後に、、、今回ご協力頂きました某コンビニ商品部様及び加盟店様、某スーパー商品部様及び店舗様、medjai様に感謝いたします。
Posted at 2011/03/23 01:42:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | ごく普通な話 | 日記

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