ブルトン（昔のあだ名）のブログ一覧

富士チャンピオンレース第2戦に14日土曜日から行ってました。
参戦？？いやいやしていません（笑）
教え子の東北大学大学院生22歳のデミオレースの指導？手伝い？雑用？私用で行ってきました。
土曜日の練習走行で4月下旬に富士で弾丸合宿ツアーをした時に出したベストタイムをイメージして走り始めるように言ったものの、、、言った事を忘れている！
走り始める前に本人が見ているところで、ちょこっとセットを変更していて、実は敏感に車が反応していてタイムが出ないのでは？と埼玉の巨匠と話しをして、2本目の前にちょこっと見ていないところでセットを変更して見ましたが、相変わらずベストの2秒落ち。。。
3本目を走ってもしょうがないので、予選に向けて見ていないところでちょこっとセットをさらに変更して、アライメントもちょこっと変更して、細かな調整をちょこちょこして土曜日は終了。
タイヤと車の姿勢を見ていて最初から頑張りすぎていて空回り気味なのは解っていましたが、重傷みたいでした。。。
メンタル面が非常に繊細でもろいのか？？と言うかもろかったのでした！
色々話しを聞いていると、タイムを気にしすぎている、まわりを意識しすぎている、タイムが出ないから焦る、まわりはタイムを出しているのに自分は出ていないから不安になるみたいに悪循環だったので、魔法の言葉で悪循環から脱出するようにことある度に言い聞かせました。

でもって日曜日。

予選前のサインボードの内容時にポジションを知りたいと言ってきたので、魔法の言葉で必要無い事を教えてあげて、残りの周回数だけ出す事にしました。
富士の場合、他のレースとは違い、ピットからピットロードに入っては駄目なので、タワー前でピットロードに入る順番待ちをします。
そこに車を並べるのを本人には内緒でワザと一番最後にして、コースインする直前まで魔法の言葉を言い続けてコースインさせました。
それが功を奏したのか、自己ベスト更新の22秒5で予選3位の大躍進！
初レースの時は24秒5位だったので、この半年で2秒も速くなりました！
と言ってもまだまだ後最低2秒は単独で速く走れるはずなので、予選後には早速反省会。。。
反省会の席で予選順位を教えてあげて、組み立てで不味いところを指摘。次回のレースの時はさらに強さも加わるでしょう。
走り出して半年の子にスパルタ特訓をした成果でしたが、決勝はそうは行きません。絶対的な速さが無ければ経験が物を言う世界。。。
当の本人は予選順位を知ってから落ち着きが無く、緊張気味。。。
同様に魔法の言葉を言い続けて、決勝スタート。
やはり魔法の言葉だけでは成り立たないのが決勝。。。
スタートでミス。1周目でミス。他の周でもミス。結局スタートでミスした事が響き、4位に落ちて、抜き返すのに数周かかり、そこから前の2台を追うが、タイム伸びず。単独3位でフィニッシュ。
レース2戦目で3位なんだから褒めるべきかと思いますがそこはデミオレース。こんなところで天狗になられては先は無い！
まだまだやることや覚えることなどた～くさんあるので、褒めるのは辞めて「結果が出てきて良かったね」とだけに留めました。
最車検で何故かガソリンを抜かずに重量チェックをして車両保管。
3位の余韻は後で感じてもらうことにして、さっそく駄目出し（笑）
次回までにまた合宿して、次はどこまで成長するか楽しみです。

で私用の方は土曜日に事務局の人にS耐のエントリー用紙頂戴って言う事だったので、できあがり次第郵送してもらうようにお願いしてきました。