ETC機器の取り付け
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先ず初めに、これから紹介する内容は、私が実施した内容であり、同じように作業をしても問題が発生しないとは限りませんので、参考にされる場合は、ご自身の判断により実施してください。
①設置場所の検討
ETCを取り付ける場所、一般的に運転席の足元か、グローブボックス内というのが多いようです。
取り付け場所を簡単にするには、運転席の足元周りになります。また、スマートな形と、安全性を目指すとグローブボックス
内部に取り付けるのが良さそうです。
グローブボックス内だと、ドライバーによる抜き差しがしにくいので、今回はセンターパネルの下に設置することにしました。
取り付けイメージは写真の通り。
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②本体の取り付け加工その1
本体を取り付けるのにあたり、加工が必要です。取り付け場所は、化粧パネルがあるので、これも含めて穴を開けるか
否か迷ったのですが、元に戻しやすさを考えて、化粧パネルは別部材で製作することにしました。
具体的には、ゴムシート(片面に糊が着いている)を加工してパネルとすることにしました。周囲との素材の違いについては、元々暗い場所なので
違和感はないと判断しました。
そこで、パネル本体側、ゴム製化粧パネルを写真の様に加工しました。
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③本体の取り付け加工その2
ETCを取り付けるために、シフトレバー周辺のパネルをはずします。(はずし方は別途整備手帳に掲載します)
ほぼ中央に、本体を通すだけのギリギリサイズの穴を開けます。
私はドリルと、やすりで加工しました。
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④本体の取り付け加工その2
次に、ETC車載器本体を固定する方法を考えなければなりません。
今回は、汎用の金属ステーを写真の様に加工し、ボルト止めをしました。
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⑤電源周りの取り出しその1
次に電源関連の取り出しを考えなければなりません。
今回は以下の様にしました。
a.アクセサリー電源
アクセサリー電源は、シガーソケットの電源から取り出しました。
b.アース
シガーソケットのケーブルから取り出しても良かったのですが、シャーシアースとすることにして、センターパネルを留めているネジに友締めすることにしました。(センターパネルのはずし方は別途整備手帳に掲載します)
c.バッテリー電源
ヒューズボックスから取り出しました。
ヒューズボックスからの電源取り出しのために、ヒューズを加工して電源ケーブルを半田付けしました。
問題は、この電源ケーブルをどう引き回すかということです。シフト周りの内装がぴちぴちで取り回しにくいのですが、
無理やり通すことにしました。ケーブルの断線などの可能性もあるので、もう少し慎重に経路を考える必要がありそうです。
因みに、配線の取り回しはヒューズボックスに繋ぐ前に実施しないと、ボディーとの接触でショートしてしまいますので、注意が必要です。
ヒューズボックスは空いている場所を使えばよいです。車の前方を向いて、左側がバッテリーからの電源が来ている部分ですので、左側に
ケーブルを半田付けしていない方が来るように挿します。
右側に金属端子が無いところに挿せば、他の機器へ影響も無いことになります。私は48番に挿しました。
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⑥アンテナの取り付け
最後に、スピーカー兼アンテナをルームミラー根元脇に設置しました。
そのための配線を隠すため、助手席側ドアシールを剥いで、ピラーカバーを外し、グローブボックス内を通して配線しました。
ピラーカバーは、上端側のクリップ部分を引っ張って外します。
ケーブルを挟まないように、要所をタイラップで留めました。
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