2009年06月11日
先月、レーシックを受けたのでその時のことを書いていこうと思います。
受けようかと考えている方の参考になればと思います。
長文になりますので、とりあえず結果だけ
手術前
視力0.07
矯正度数
右)近視 S -4.5 乱視 C -2.25
左)近視 S -4.75 乱視 C -2.00
中度近視、強度乱視
手術後
視力 両目2.0
見え方に問題なし、コンタクトの時1.5だったので、
前よりより見えやすくなりました。
ここからは長文になります。
中2から視力が低下し、授業中だけ眼鏡をしていましたが、高2でコンタクト(ハード)にしました。
20代前半でゴルフを始めるのをきっかけに使い捨てのソフトに変更、コンタクト歴約15年位になります。8年くらいまえに職場の先輩がレーシックをしました。その時にやりたいなと思い調べると、目の表面をカンナみたいなもので削ってレーザーを照射するものでした。フラップ作成に人の手が必要なこともあり心配もありましたし、値段も両目で40万くらいだったこともあり、また、
職場の先輩の知り合いもレーシックをやった人がいましたが、2回やっても0.3くらいにしかならなかった、白く濁ったなどの話も聞いたため、あきらめました。
それから数年、今年の初めに職場の後輩がレーシックをやったと聞き再度調べると、フラップ作成にレーザーを使ってるではありませんか、これなら心配なさそうだと思いました。
コンタクトは長期で考えるとコスト面でも大きいし、面倒でもあります、何度か結膜炎になったこともありました(手入れが悪かったせいですが)ので、レーシックをすることに決めました。
病院の選定ですが、後輩のやったのは品川でした、ここは症例数ではNo.1です。しかし、私はすべてレーザーでやることから一番いい機械をもっている神奈川のコンチェルトスーパーイントラレーシックに決めました。値段は少し高いですが、金をケチッて後悔したくないですからね。銀座眼科のように。神奈川が片山晋吾の所属です。
手術の日程は、翌日に検査があることと、仕事でPCを一日中するので術後2日は目を休めたいので金曜日にしました。事前の検査日は前日でもよいということでしたが、抗菌目薬を通常は3日やるとのことでしたので、2日前の水曜日に予約しました。しかし、その後ウエーブフロント照射は別に検査をする必要があるとのことで、月曜日に術前検査、木曜日にウェーブフロント検査を予約しました。
コンチェルトのみ検査予約と同時に手術予約も可能でした。
検査当日は、受付で問診票のようなものをもらいます。そこには、後遺障害、ハログレアのことやドライアイのこと、視力が完全には回復しないことがあるなど書かれており、それに同意しますか?とあります。そうなってもいいか?と言われているようで良いわけねーだろ!と思いつつ、そうなる可能性もゼロではないがご了承くださいとのことで、承知しまし。これを読むとちょっと心配になります。
その後、通常の視力検査や暗い部屋での瞳孔の大きさの検査などをいろいろな機械で検査し、その後、点眼麻酔をし、角膜の厚さの検査、その後、瞳孔を開く目薬をして医者が目の病気がないかなどの検査をしました。
瞳孔を開く目薬をすると、近くのものが見えにくくなることと、光がまぶしく感じます。麻酔と相まってちょっと変な感じがします。
医者の検査では、視力検査等を見て説明が行われます。私の場合、視力が0.07、乱視が-2.25であり、中度近視と強度乱視と言われ、術後一切眼鏡なしの生活ができる可能性は80%と言われました。
一切眼鏡なしとは、車を運転する時に必要な0.8以上位になることだと説明されました。
乱視も完全には取りきれない可能性があるとのことでした。でも、2回手術をすれば99%眼鏡なしの生活ができるでしょう。とのことです。しかし、術後の角膜の厚さが薄くなってしまうと2回目の手術ができなくなってしまうとのことですが、角膜の厚さは525で平均的なので99%2回は可能でしょうとのことです。
通常、コンチェルトでは98.6%1.0以上になるとの事だったので、私の場合、80%とはいえ、普通の人の10倍ほど1.0以下になるということになってしまうのでちょっと考えましたが、ここまできたし、最悪2回やればいいのと、0.6くらいでも家での生活はできるので受けることにしました。
私の場合、このような状況でしたのでやはりコンチェルトスーパーイントラレーシックが一番勧める手術になりました。
おそらく軽度の方はその下の機械でも十分なのかと思います。
ウェーブフロントについては、私の状態では、やってしまうと乱視が残ったりと悪影響があるとのことで適用外となり検査もなくなりました。よく分かりませんが、見え方の品質を向上する分、機械のその他の設定が甘くなってしまうようです。
検査のとき、最初の2人医者がいて、若い医者が後ろで見ていたので勉強しているのかと思いましたが
最初の医者は説明がたどたどしくて途中で後ろの医者が説明変わりますといって丁寧に説明してくれました。帰ってHPを見てみると、その若い先生がHPに出ていて、最初の先生はいませんでした。
しかし、検査の紙を見ると担当医の欄にHPにない先生の名前が書かれていました。
このたどたどしい先生が手術もするのか心配だったので電話で聞いてみると、その日は違う先生だと言われHPの上のほうにある先生だったので安心しました。医者の指定もできるとのことでしたので念のためその先生指定でお願いしました。
手術当日
受付をして、手術着に着替え、点眼麻酔をしてしばらくたってから呼ばれました。
無菌室に入り、フラップを作成する部屋に入り機械に座ります。
目にルーペのような器具を装着し、イントラレーザー照射、ジワッと表面がはがれていくため、視界がだんだん曇っていきます。
フラップの作成が終わると機械からおり、部屋を出て無菌室内の廊下でしばらく待たされました。
次はレ―シックの本番、レーザーの照射ですが、レーザーの機械の順番待ちなのか、やたらと長い時間待たされました。
目を開けられない状態で待たされているので、10分だったのか、30分だったのか、すごく長く感じました。
忘れられてんじゃねーの!と思ったくらいです。
おそらく、先生を指定したため、その先生が来るのを待っていたようです。副院長かなんかだったような。
それから、エキシマレーザー照射の機械に座り、頭、目を器具で固定し、目薬をというか液をかけられながら、
フラップを剥がし、レーザー照射、少し焦げくさい匂いがします。数分間照射後、フラップを戻し、ヘラみたいなもので、表面を整えます。
ここまでの工程で、痛いと感じることはほとんどありませんが、目を触られているのはわかるので、結構不快で、しんどいです。
機械から降りて、最終の検査をしますが、その時点では目が染みてほとんど開けられない状態でした。検査をするために指で目をこじ開けるほどでした。
そのころには、すでに見えているのが認識できます。
その後、一生懸命、薄眼を開けつつ無菌室からでて、着替えをし、ソファーで薬やその後検査の説明を受けました。
術後、10分~20分程度で帰っていいですと言われましたが、目がしみて開けられないため少し休んで行くことにしましたが、
痛みが増してきたので、2~3分程度で帰ることにしました。
近くにホテルをとっていたのですが、10分くらいは歩くので、その間、必死で薄眼を開けつつ、歩きますが、
薄目だと下しか見れないので、ホテルの看板を見落とし行き過ぎてしまいました。
ホテルの部屋で、痛み止めの薬を飲み、目薬をして、横になりました。
目がすごく染みます、石鹸が目に入った時のような痛みです。
いつまでこの痛みが続くのか不安になっていましたが、2時間ほど経った頃にスーと痛みが引きました。
すでに、視力は回復しています。テレビも見れます。目の違和感は感じるので、コンタクトを入れている感じです。
次の日、目の痛みはなく、違和感はコンタクトを入れている感じ程度で、
検査に行くと、視力1.5です。順調です。
1週間後の検査では2.0でした。
現在、3年ほど経ちますが、1.5をキープし、なんの問題もありません。
ほんと、やってよかったです。おすすめです。
周りにもレ―シックをした人がいますが、そんなに痛くなく、すぐに電車で家に帰ってきたといったいました。
人によってい術後の痛みは様々なようです。私の場合、乱視がひどかったので、多く削るため、痛みが大きかったのではないかと推測します。
やってよかったとは思いますが、もう一回はやりたくないです。
金額は、手術代が20万でしたが、保険から10万出たので、実質10万円程度で済みました。
どなたかの参考になれば幸いです。
Posted at 2009/06/11 22:20:24 | |
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