
朝6時半、R8のコンビニに
集合して出発。
R8から針路をR21へ、大型車が少なく走り易いが定速走行のファミリーカーに時々引っ掛る。
まぁ、連休中だから仕方ないので少しだけ我慢。
R21岐南からR156へ。
金華山の下のトンネルを突っ切り、名鉄の廃線跡に沿いながら走る。
丸くて赤い車両がゴトゴト走ってた路線もいまや踏み切りやホームが僅かに残るだけ。悲しいね寂しいね。
R156を長良川に沿って北上、郡上八幡へ。
旧八幡庁舎前に単車を捩じ込み、庁舎裏でコンロと鍋で
コーヒータイム。
豆の加減を間違え、ちょいと薄めのヨーロピアン風味、名水の里でちょっと一息。
R472へ針路を舵る。郡上街道「道の駅 明宝」で
串カツのおやつタイム。
「うずら玉子がお勧め」と、てらぢん君の言葉通り、う~ま~。
甘めの味噌味、1本¥100、次回来るとき忘れない様にしなければ。
R472旧道坂本峠へ。
飛騨美濃有料道路を通りたくないので、いつもこの道を走っている。
途中、芝桜の綺麗な庭園を上から見下ろし画像を1枚、すぐ再出発。
ダートに毛が生えた程度の対向困難な峠道、落ち葉と砂と苔の道。
R472からR257へ郡上街道を快走、白樺並木の中を気持ち良く。
県道73号に切り替わりR158へ右折。
高山市外まで来ると、桜の木があちらこちらに花びらを残している。民家の庭にチューリップの赤黄白。
丁度12時、高山市内の「甚五郎ラーメン」
本店に到着。
店舗改装でいつのまにか隣の倉庫が大きな店に変身、お客は満員でちょっと並んで待つ事に。
濃い目の野菜醤油味、チキンラーメン並に細い縮れ麺、しっかり味の染込んだ焼豚、隠し味の椎茸出汁が「中華そば」しててお気に入り。
「焼き豚のみみ」と1杯無料サービスの御飯、中華そば(大盛)で
満腹~。
市内を流れる宮川沿いにある
団子屋へ移動、食後のおやつにみたらしだんごを2本。
甘い蜜が掛かってる団子と違い、高山のみたらしは醤油味。食べて休憩してる間にてらぢん君とt-shin君は御土産調達へ。
信号機が変わる度、観光客が波の様にザワザワと寄せる団子屋。
「久しぶりに五平餅食べても良かったかな?」とも思ったが、ソレはまた次のツーリングで。
市内のセルフスタンドで給油、ざっと210キロ走って満タン7.7L、リッター27キロ程度。
ゼルビスでの長距離は初めてだが、昔乗ってたVT250FE(角目の黒/赤で86年頃バカ売れしてた人気のVT)と較べても悪くない。
パワーがもうちょっと欲しいからキャブのO/Hする時に
KENSOの「バクダンキット」でも入れようか。
R41を下呂方面へ。飛騨小坂から県道437へ入り県道441鈴蘭スカイラインから御岳パノラマラインへ。
名前は豪華だがヘアピン連続の急坂隘路、落ち葉・砂・落石・熊出没(!)の「林道ライダー」向けの道。1速~2速まで落として駆け上がるコーナーを何度も繰り返し、腕と肩がパンパンになる。
「ブラインドカーブ」+「路面の砂」+「対向車」+「コーナリング中」×「急ブレーキ」=「転倒」
左前ウインカー折損、同カウル小破、左パニアケース挫傷。
ヘルメット擦過傷。
左膝擦過傷だけで済んで良かった。
t-shin君がゼルを起こしてくれて、てらぢん君が持っててくれた針金でウインカー部品を括って吊るし応急修理。痛みは辛抱してフラフラ走って温泉へ。
濁河温泉の
市営露天風呂。年に数回は訪れる大好きな温泉。
硫黄の匂いが駄目な人には向かないが、少し黄色くて野趣溢れる大きな露天風呂はお気に入りの場所。痛めた膝も気にせずドップリ浸かる。
温泉到着時からパラパラ降りだした雨を気にしつつ、R41へ戻る。
湯上りの暖まった身体が高原の風で少しずつ冷やされていく。
途中で雨足が強くなり合羽を着込み、水飛沫を浴びながら走る。
夕食時間はとっくに過ぎているが、合羽着てては立ち寄り辛い。「道の駅 美濃白川」で小休止して雨が小降りになるのを待つ。
美濃加茂市内でt-shin君とてらぢん君、最後の給油。
このツーリングが終われば外装交換の予定なのでゼルには給油せずそのまま突っ走る。
R21に戻る頃には雨も止みペースも気持ち良く流れ、眠気と戦いながら無事県内へ。
集合場所付近でてらぢん君、t-shin君とお別れの挨拶して自宅まで。
気が抜けたからなのか、少々左脇腹からの痛みに気付く。
まあ、コケたから痛いのは当たり前。ちゃんと呼吸出来てるんだから骨折やヒビも入ってないだろう。
エンジン音に反応して奥さんがお出迎え、定位置にゼルを止めてツーリング終了。
遅い夕飯を済ませ、風呂で身体を温めて爆睡。
20代~30代の頃は平気だった日帰り温泉500キロ。
流石に40代半ばともなると、精神的・体力的にも限界が近い。
乗ってた単車もパワーこそ半減だが車格・排気量は1/3だから疲労度も違う。
コケテて2人に迷惑も掛けちゃったし、今回は反省する部分がいっぱい。
これに懲りずにまた付き合ってね~。
(出来ればes_氏もね)