2012年12月13日
2AZエンジンの振動対策まとめ
アイドリングが正常な状態(600rpm以上)
の車輌で実施した場合
1 ISCV及びスロットルボディ交換 ×
効果なし
*アイドリング異常低下の症状が出ていないと
全く無意味
2 PCV、ブローバイ系統の清掃 ×
効果なし
3 ATF及びATストレーナ交換 ×
Dレンジアイドリング振動は悪化
走行は滑らかになる
4 点火プラグ交換 ×
エンジン始動性悪化
5 エンジンマウント前後と左(AT側) ×
効果なし
6 点火コイル交換 △
連続的なDレンジ振動が間欠で起こるように
なる(若干改善?)
7 エアフロ洗浄/交換 ×
効果なし
8 エンジンマウント右交換 ○
劇的な改善がある
9 ECUへのブレーキ信号カット ◎
ほぼ改善します
9を実施後 一旦ECUリセットさせます
そうするとDレンジアイドリングは
700~800rpmに安定化します
ブレーキ信号がECUに入らないため
ブレーキ踏み込時空燃比の余計な補正が
学習されないためややリッチな状態で
安定します
(((結論)))
Dレンジ+ブレーキ時のアイドリング空燃比
が極端に薄くなりすぎて燃焼不安定になり
振動発生に至ります
9を行う事でECUはブレーキ停止アイドリング時
の最小空燃比の初期学習が行えず
暫定的な空燃比で燃焼するため
安定化する
同時に燃焼が安定化することでカーボン発生が
減少しブローバイガス中の粒子状物質が減少し
ISCVやスロットルバタフライの汚れ進行が軽減する
Posted at 2012/12/13 19:19:14 | |
トラックバック(0) | クルマ