
平日の昼下がり、新しいお靴も決まり、浮かれた気持ちと、MAXともお別れかぁ、という感傷に浸りつつ、警察署へ車庫証明の申請に向かう途中でした。
住宅地では人身事故などのシャレにならない事態は避けたいので、安全運転に徹していました。
私用の外出なので、午後イチの受付をしてさっさと帰ろうと思っていたので、田舎道に入ったところで右足をコントロールし、ロックアップもスムーズに巡航中、物陰で小イスに腰を下ろしたオジサンが見えました。
人が見えたのでとりあえず減速。
そしてその小イスのオジサンと一瞬目が合いました。
運命の出会いか?
いや、そうではないことは一瞬で私は悟りました。
ああ、やってしまったと。。
予感通り数百メートル先で、レッドフラッグを振るドラえもん調のオジサンに誘われてパーティー会場へピットイン。。
ドラえもん:「お急ぎですかぁ?免許証出してくれる~?」
ち:「はい、ちょうど◯◯警察署へ車庫証明を出しに行くところです。。昼休み中にやりたかったので、急いではいました。。。」
ドラえもん:「あ~そうなんだね~。ただ、ちょっと速かったね~。何㎞出てたと思う?」
ほう、急いでいると言っているのに、クイズタイムですか。。
でも付き合うしかありません。
まあ正直、ロックアップ巡航に気を取られてメーターは見ていなかったので、正直に、
ち:「50までは見てたんですけど、65とかですか?」
ベテランのドラえもんがおもむろに数字が打刻された小さな紙切れを見せてきます。
そこには
「75」という答えが。
残念、クイズには外れました。
ドラえもん:「ここは何㎞道路だと思う?」
ほう、またクイズですか。。
それならば、希望を込めた答えを。。
ち:「50ですか。。?」
どら:「残念、40なんだよね~、つまりコレね」
赤い紙を差し出してきました。
どら:「今日はこのまま免許証預かるからね~。後で裁判所に行って返してもらってね~。
◯◯日と◯◯日のどっちがいい?」
どちらか選べと言われても本当はどちらも選びたくないのが本音ですが、二択問題なので仕方ありません。
ち:「では早い方で。。」
あとは事務的な説明を数分受けましたが、反省とショックでものすごい脱力感が押し寄せます。
意気消沈とはこのことを言うのでしょう。
そのまま青服のオジサンに見送られ、当初の予定通り警察署へ。
無愛想な車庫証明係に申請書を提出し、そそくさと帰路につきます。
同じ道を通って。。
しかし、ほんの20分程度しか経っていないのに、パーティーはお開きのようでした。
運が悪かった・・・、いや、反省してます。。。
気が向いたら裁判レポートでも書きますかな。。
Posted at 2017/04/27 22:40:43 | |
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