前回からの続きです。
まーそんな訳で手っ取り早く某オクでエンジン探し。
28ZXのエンジンって、車体番号だけでは判別仕切れない、ちょっと厄介なところがあります。
車体番号がAF28-~と、なっている車両はフロントがディスクブレーキなのは間違いないのですが、ディオSRかディオZXの判別は出来なくて、結局エンジン番号だけしか判別材料が無いんですよね(^_^;)
ちなみにディオSRのエンジンはただのAF27ディオと全く一緒です。
これはAF35ライヴディオにも当てはまる現象です。
という訳で、エンジン番号が4から始まるのが確実にZXのエンジンらしいので、エンジン番号をきにしつつ、某オクで漁っていると、
エンジン番号4~、クランキングオッケー、圧縮有り、ピストンキズ無し、動作未確認との出品を発見♪
なかなか部品も揃ってるしピストン大丈夫そうだし。あれ?でもシュラウドがAF27と違うような…
そっか、ZXだけ違うのかな?←実は大間違いでした。
さて、ぽちっと落札しましょう♪
数日で現物到着♪
さてさて、程度はどんなもんでしょうか。
まずはピストン。
お、ちゃんと写真通りに綺麗だ…
ん…
……
ピストン…傷は無いけど…
ピストンリングも無いよ‼!!笑
写真は後日撮ったものでしたが、ピストンリングが無いのがわかった瞬間、事故物件掴まされたとわかり、
色々バラしてチェック…
まずは腰上から…あぁ、なんか全部ボルトか手締めだ…
そしてピストン摘出。
おぉ…多分リングかサークリップ砕けた跡ですね。
ヘッドにも跡がありました。
そしてやっと気づいた違和感。
シリンダーヘッドは処分したので写真が無いのですが、シリンダーと同じくGWOの刻印…
あれ(´・ω・`)?
なんか変な気がする。
確かAF27とか28って…
そう、GZOなんですよね。
手近にAF27のパーツがあったので、並べたり、色々調べてわかりました。

この腰上、全部AF18初期ディオのパーツでした…
本来であればこのAF27と同じシュラウドとヘッドで合ってるそうです。
AF18とAF27のヘッドを比べると、プラグホールの角度が違かったりするのでシュラウドごと交換…というか、くっつけたのでしょう…
色々諦めつつ全バラにしていきます。
とりあえずエンジン番号はちゃんとZX。
さて、ファイナルギアの丁数は

あ、ちゃんと13丁ありました。
ここはAF27だと12丁で、ZXの方がギア比がロングなんです。
次にセルモーター。

これもZX用で合ってます。
非ZXの場合はワッシャーが入らないので。

プーリーもボスが36mmありますのでZXですね。
非ZXの場合は33mm位で、短いんです。

最後にセカンダリー周りですが、ベルトは品番的に合ってるのですが、
なんかセカンダリーがちっちゃい…

右が買ったエンジンに着いてきたもの、
左がZX系のセカンダリーです。
外径が全然違いますね笑
さて、色々バラしてわかったことは、全然実動じゃないチャンポンエンジンという事でした(´;ω;`)
しかし、これも自分の目利きが足りなかっただけなので文句は言えません。
逆に駆動系と腰上さえ直せばいいだけですし(^^)
ということで早速シリンダーを手配しようかと思いましたら、

ゴソウダンパーツだそうです苦笑
古いパーツはどんどん無くなるから仕方ないですね(^_^;)
ただ鈴鹿に11となってたので、ダメ元でお願いしたら普通に届きました♪

贅沢に純正頼みましたが、やっぱり純正の方がクオリティ的に安心ですもんね♪
早速排気ポートを覗いて…よしよし。
吸気ポートは…あ、あれ?

ちょっとバリ取りが雑だけど、まー許容範囲でしょう。反対側は…

これはマズイのでは…
真ん中の厚みも全然違うし、矢印の所なんて欠けてます。
仮に欠けてる所までバリ取りして慣らしたら左右くっついちゃいますよ…
エンジンでハズレてシリンダーでもハズレて散々です(´;ω;`)
この時点でなかなか後に引けない位お金掛かってるので…もう、ここまで来たらやるだけやって面白いもん作ってみようかと。
長くなったので3に続きます(^_^;)
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2017/10/29 11:50:52