先日、しょうご君がAP初走行をした時の話でも聞いてくれ。
ん?と思う人もいるかもしれないから、
先に断っておくことにする。
何故かは分からなくもないが、
どうやら自分では更新したくないらしい。
しかしながら、このまま話を眠らせるのは、勿体無い。
非常に勿体無い。
よって代わりに俺から皆さんにお伝えしようと思っている。
しょうご君は動画が変換できない!と喚きながら隣でPCと睨めっこ中だ。
俺が誰か、だって?
細かいことは気にするものではない。
あえて言うならば、445一家の回し者だと言うことで間違いないだろう。
なに、しょうご君から聞いた話をここに書きたいだけだ。
とにかく気になるかもしれないが、気にしないでくれたまえ。
そうだな、『F』とでも名乗っておくか。
さて本題に入るのが長引いたようだ。書くとしよう。
25日、しょうご君AP初走行の日だ。
天気はあいにくの雨で、歓迎されていない気分だったらしい。
しかしながら走りたい気持ちだけはいっぱいで、
霧が濃くならないことだけを祈りつつ、慣れない準備でてんやわんやしながら、
なんとか走行開始に間に合い、晴れてAP初走行が出来たようだ。
まぁそこらへんのくだりは本人が書くであろうから、あえて省いておこう。
1枠目は慎重に、しかしあちこちでモンキーダンスばりに車内で踊っていたようである。
プロの同乗が出来るとのことで、順番通りにピットinしたはいいもののチェッカー。
段取りが非常に悪くて、1周もまともに走れず、不完全燃焼もいいところだったようだ。
ということでプロの同乗が2枠目の初っ端からということになったわけだ。
同乗の内容はあとで本人から書くとの事なのでこれも省いておこうか。
同乗が終わり、火がついたしょうご君は、
車を壊さない、
明らかに自分が遅いので他車にはすぐに抜いてもらう、
安全マージンとりまくりつつも探り探りでタイムアップを狙う、
以上のことを自分内ルールとして設け、走行していたそうだ。
いつもは動画などでしか見たことないところなのに、
一緒に走れてすっげー楽しい!と仲間に追い抜かれながらも楽しめたらしい。
だがしかし、
話を聞いていると、急にしょうご君の顔から笑顔が消えた。
それは線香花火の火種がぽとりと落ちてしまったかのように、いきなりだ。
俺は、ん?と気になりつつも次の一言を待った。
「・・・でもね、」
おかしい、明らかに目が死んでいる。
さきほどまでの光り輝いた瞳はどこへやら。
思い出したくない過去を思い出すかのように、言葉が出るまでに時間が掛かった。
「・・・でもね、後ろからね、・・・知り合いなんだけど、その・・・」
話したくないならば、無理に聞かないし、そんなに言い辛いならば止めにしよう。
そう俺はしょうご君に言ったのだが、この後に次々に発覚することがあるんだけど、
その話まで聞いてほしいし、今の話を無しに説明するの難しいし・・・と語り続けた。
言葉をなんとか振り絞りながら、しょうご君が話したことをまとめるとこうだ。
知り合いが次々に自分を追い抜いていく中、
バックミラー越しに、あ、あれは○○さんだ!お、その後ろからは○○さんだ!
と、知り合いが頑張っている姿を見つつ、自分も乱れないように頑張っていたらしい。
そんな中、とある知り合いの人が後ろにいるのを確認したが、
明らかに潰しにかかる勢いで迫ってきたらしい。
オーラが違った、としょうご君は表現している。
邪悪な雰囲気がそこら辺一帯を漂っていたらしい。
「・・・ワカイメハ、ハヤクツマナケレバ、イケマセンネ・・・」
聞こえるはずもない声が、
鹿児島なまりの言葉で脳内に響いたらしい。
次の瞬間、サイドミラーを見ていると、
20mm機関砲をぶっ放してきたらしい。
おいおい、待て待て、今回は実践兵器の使用は認められていないはずだぞ!?
脳で判断したのではなく、脊髄反射で、本能的に理解し反応した、と語るしょうご君。
生命の危機を感じ、なんとか逃げたようだ。
避けきったはいいものの、
追い抜かれる瞬間、車内を見ると中指を立てたとある人物がいたのだそうだ。
助かった・・・
助かったはいいが、その後も生きた心地がしなかったようだ。
精神が正常に保てず、その周の半ばで力尽き、派手に舞ったとのことだ。
まさか、あの人が・・・と信じられなかったしょうご君。
誰にも言えず、このまま胸に閉まっておこう、きっと何かの間違いだ、と思ったらしい。
その後、何事もなかったかのように仲間と夕食を食べに行ったのだそうだ。
人間の脳は、すごい負荷のかかる記憶は本能的に排除するシステムがあると聞く。
相当、心のダメージを負ったのだろう・・・しょうご君が心配である。
それで話が終わったかと思えば、ここからが本題であった。
445一家組長、445様にこっそりと、本日のことを話したのだそうだ。
すると、話題は飛び火して、あちらこちらで悪事が暴かれだした。
内容は書ききれないが、一部を書いておこう。
・実弾の発砲許可が出てないにも関わらず、非戦闘員への容赦なき発砲。
・他車がどかない場合、ドリフトにてラインを削られ、押し出される。
・それでもどかない場合はグランツーリスモ走行にて、
他社へぶつけ、コントロールを崩させ追い抜く。
(当日、引っ繰り返った車があるらしいが・・・まさか・・・!?)
・○旗が出ているにも関わらず、実弾を用い、身内をも撃ち落す。
・ダブルチェッカーによる、独走態勢。
(当日の出来事かは不明。)
などなど、掘れば掘るだけざっくざくとあれこれ出てきたようだ。
残念ながら色々とありすぎて、しょうご君も全部は覚えきれていないようだ。
しまいには自分は445様に操られている!
魔女の顔つきだ!
445様の顔を見てみろ!などという発言をされていたようだ。
・・・そんなこと出来るわけないだろう・・・命が惜しいからな。
と、しょうご君の代わりに小声で言っておこう。
当日、とある知り合いの方は相当弾けていたようである。
これだけの悪行、犠牲者多数・・・
負傷を負う者がいなくて何よりだった、と話を聞いた後に改めて思った。
他にもあるぜ!という方、
大至急、脳をフル回転させて、あることはもちろん、
この際ないことでもいいから、コメントにて付け足してくれるとありがたい。
まさかSだらメンバーにそんなやつおらんやろ~、と疑って仕方がないだろう。
しょうご君のとある知り合いの人は、しょうご君をSだらと呼ばれる企画へ招待した人物で、
『走る』きっかけをくれた、とてもとても優しく、面白く、皆さんも憧れる対象だったようだ。
しょうご君から、その人への失礼がないようにと、
あえて名前は伏せてほしいと言われてるので、守って名は伏せて皆さんにお伝えした。
Sだらメンバーを見る限り、そんな極悪非道な人物は445様以外に検討もつかない。
おっと、445一家の俺としたことが組長を悪く言うとは・・・失礼いたしやした。
それにしても、だ。本当に誰なのか、名前を伏せて書くと想像もつかないな。
そこ!
気付いてても気付かないフリをしていてくれ。
その人から潰されるかもしれないから、今まで通り接することをおすすめするぞ。
今回、しょうご君が作ったドッキリ!みたいな冗談話だったのかもしれないし、
聞いた話を受け売りにしちゃうのもどうかと思うし、俺が話を聞いた限りでは未だに信じられない。
しかしながら、これがしょうご君の作った話として、
俺に語っていたしょうご君の迫真の演技だったのか?と言われれば真実なのかもしれない。
他にこの話題を更新する人がいない辺り、事実無根の可能性もある、というわけだ。
まぁ、ようは判断は皆さんに任せる、と言いたいんだ。
・・・察してくれ。